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家計の矛盾
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jinsei3000
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私たちの未来はなぜに苦しいのか?
どうして、私たちは自分の未来を考えると、いつも不安ばかりなのでしょうか。
自分の高齢化、親の死、職業の選択肢の減少、、子供の頃と異なり、未来を考えると暗い話ばかりです。
ここでは、一番の問題、自分の老後の貯蓄と、子供への投資の矛盾について解説します。
まず、自分の子供を一人前にするには2000万円ほどの費用がかかります。飯を食わせ、大学に行かせなければなりません。
しかし、私たちは自分自身の老後にも2000万円の費用がかかります。人間は老人になっても簡単には死ねません。運が悪ければ長い闘病生活、あるいは脳梗塞などで10年以上寝たきりになります。莫大な介護費用、治療費がかります。
この二つの事実を見て、私たちはさっそく迷ってしまいます。
私たちは、高齢になったからと言って、死にたくても簡単に死ねませんし、また、自殺しようとしても、結構な確立で死ねなかったりします。
私たちの体は思う以上に頑丈にできています。自殺に失敗すると深刻な後遺症が残り、今よりさらに苦しくなります。
話を元に戻しまして、子供を作った場合の費用と、自分が老人になり、死ぬまでにかかる費用、奇妙なことにほぼ同額です。(1000万円~3000万円かかります)
もし、iPS細胞が進化すれば、私たちはお金を払って自分の体を作りかえることができるかもしれません。痛んだ臓器を交換したり、切断した足を作ることができるようになるかもしれません。30年前はiPS細胞のことなど考える必要はありませんでしたが、今はもう現実的になって来ています
iPS細胞は無料ではありません。購入するためには、もちろんお金が必要です。
しかし、私たちが生涯稼げる金額は限られています。1億円も2億円も稼げる訳ではありません。私たちが稼いだ金額のうち、貯金できている金額はいくらでしょうか。
普通の人間なら節約してせいぜい生涯600万円~1000万円貯金できるかできないかです。普通の人なら、毎月貯金できるのは10万円にも満たないでしょう。稼いだ金額から、食費や家賃、子供の学費、保険料を引くと僅かしか残らないでしょう。
管理人は子供を作らないで自分の老後の貯金をするべきなのか、あるいは、子供にお金を使い、自分の老後は無視すべきか、答えを見いだせていない自分がいます。どちらの選択をしても高いリスクが生じてしまうからです。
もし子供を作ったとしても、子供が本当に自分の老後の介護をしてくれるか分からない。子供が私に暴力をふるうかもしれないし、健康だとも限りません。子供が自分より先に死ぬかもしれません。
しかし、子供にかけた1000万円、2000万円というお金は戻って来ません。
つまり子供を作る=自分の老後の面倒を見てくれる、ではないのです。これが現実です。問題は解決していないのです。
良い結婚をしても、子供が成長しても、自分の老化はまだ止まっていません。しかし、社会では、カモフラージュして、問題が全て解決したかのように見せます。おめでたがっている間にも、時間がどんどん経過し、死が近づいて来ます。
また、子供がいる人といない人、なぜ、老後の安全に差が出てしまうのでしょうか?自分に子供がいないからと言ってなぜ未来で不安で苦しい思いをしなければいけないのでようか。孤独死をしなければいけないのでしょうか?
子供が老後の面倒見てくれるかは運次第、自分が苦しんで死ぬのかも運次第。なぜ、私たちは運に全てを任せてギャンブルをしなければならないのでしょうか?肝心なことが『運』によって左右されてしまうのでしょう?
人生で、これはもっとも大事なことなのになんでこんなにいい加減なのでしょうか?みんな真剣に考えていないのでしょうか?
なぜ、このことをちゃんと議論できないのでしょうか?
今の社会のシステムには多くの問題があります。欠陥だらけです。
自分の子供がちゃんと将来、自分の介護などやってくれるか分からない。しかし、なるべく大切な子供に迷惑をかけたくない。もう、ここですら矛盾しています。
たとえ自分の子供であっても、全てを押しつけてしまうのは怖いですよね。また、そうせざるおえない(子供に託さなければいけない)という、現在の社会のシステムもおかしいです。
もし国や組織が間に入ってくれて、ちゃんとした介護、看取りのシステムがあったらどんなにいいだろう。※今の国は信用できませんが。
誰もが平等に質の高い介護を受けれる、未来に不安のない仕組みを作りませんか?
今のままで本当にいいですか?
子供がいる人、いない人もみんなが幸せで、安心した老後の生活を保証される仕組み、法律を作りませんか?
当チームでは問題の解決に取り組んでいます。賛同した方、問題を抱えておられる方、メールフォームより管理人にご連絡いただけますと幸いです。