空条承太郎 Jotaro Kujo
おまえの事は……
いつだって大切に思っていた
原作登場部分:JC12~47巻、SO2~3、9、17~18巻
一人称:おれ、わたし
種族:人間(日本人とイギリス・アメリカ人のハーフの子・男性)
特殊能力:スタンド能力
スタンド:『スタープラチナ(星の白金)』
ジョセフ・ジョースターとスージーQの娘である
ホリィ・ジョースターと日本人ジャズミュージシャン、空条貞夫の間に生まれた一人息子。
17歳の高校生ながら身長195cmのガッシリした体格であり、髪型と一体化しているような帽子にチェーン付の学ラン姿。
海の中でも帽子はとらないし、学ランが燃えてしまった際にもわざわざ同じ服(ウール100%)を新調するほど気に入っている。
普段は冷静沈着ながら『悪』には決して容赦することない荒々しい一面も持ち、女性が騒ぐのは嫌いという正にクールでタフな男。
それゆえ暴力事件を起こすことも多く不良のレッテルをはられているが、その実彼なりに優しい面もあり、母親のホリィにはしっかり本質を見抜かれている(ただし未成年なのに喫煙、飲酒は普通にする)。「火のついたタバコを口の中に5本入れ、火を消さずにジュースを飲む」という特技がある。
ある日悪霊(承太郎自身のスタンド『星の白金』)に取り憑かれ、周囲に被害を出さないよう自分から牢屋の中に閉じこもるが、知らせを受けやってきた祖父ジョセフと
モハメド・アヴドゥルによって牢屋から出され、スタンド発現の原因と一族因縁の相手である
DIOについて聞かされる。
翌日学校で
花京院典明に襲撃され、撃退し彼を救うも今度は母ホリィがDIOの呪縛により倒れてしまう。
彼女の命を救うため承太郎はジョセフ、アヴドゥル、花京院、そして途中より加わった
J・P・ポルナレフ、
イギーと共にDIOを倒すための旅に出ることになる。
表向きのまとめ役はジョセフだが、戦闘時にはその優れた判断力と冷静さから承太郎が中心となることも多く、全員から頼りにされるほどの存在であった。
前述の性格のため偽テニール船長やフォーエバー、
ラバーソールなど自分が関わった敵スタンド使いは八割近く自分でぶちのめしており、戦闘回数はジョースター一行中No.1である。
最終的に紆余曲折を経てエジプト・カイロへと辿り着きDIOと決戦、激闘の最中「時を止める能力」に覚醒して見事勝利し、ジョセフと共に日本へと帰還した。
1999年、承太郎はジョセフがかつて浮気して出来た子供を探すべく、年老いた彼に代わってM県S市杜王町を来訪する。
そこで出会ったジョセフの息子
東方仗助と共にスタンド使いの犯罪者
片桐安十郎を撃破、彼の口から語られた『弓と矢』の存在を知り杜王町に滞在を決定、多くのスタンド使いに関わっていくこととなる。
白を基調としたコートと帽子姿になり、性格も3部と比べて多少落ち着いた風格を漂わせているが、本質は変わっていない。
あくまで『前作の主人公』という立ち位置だからか自身が直接戦う機会は少なく、戦闘のメインは仗助や
広瀬康一が務める一方冷静な判断と指示で彼らを導いていたが、殺人鬼
吉良吉影と相対したときにはその力を遺憾なく発揮していた。
吉良を倒した後は杜王町に別れを告げ、滞在中に執筆したヒトデに関する論文で「博士号」をとった。
2001年、DIOの息子である汐華初流乃(
ジョルノ・ジョバァーナ)の存在を知り、彼について調べるべく康一にイタリア行きを依頼している。
さらに回想で1990年代よりポルナレフと共に「弓と矢」のルーツを探っていたことが明らかとなった。
後にパッショーネのボスとなったジョルノのほうも承太郎の存在と彼ら自身の関係を理解しているらしいことがカンノーロ・ムーロロの口から語られている。
※紫の字体部分は「恥知らずのパープルヘイズ」にて新たに加えられた設定である。
空条徐倫の父親(ただしアメリカ人の妻とは既に離婚)。表向きの職業は海洋学者。
3部で(未成年なのに)吸っていた煙草はやめたらしい。
服の色合いは3部と似たような感じに戻ったが容姿や性格はあまり変わらず、40歳近いことを考えるとむしろ若く見えるほど。
妻や娘を自分の因縁に巻き込まないため家に居着かない生活をしていたが、家族にその理由は告げていない。
さらに娘が高熱を出したり犯罪に関わるトラブルに巻き込まれた時も帰らなかったため、徐倫からは家庭を顧みない冷たい男として父親扱いされないほど嫌われていた。
2011年、G.D.st刑務所に収監された徐倫の元へ面会人として現れ、収監のきっかけとなった事故が仕組まれたものであったことを説明し脱獄を促すも徐倫に拒絶され、そこへ襲い掛かってきた事件の真犯人である
ジョンガリ・Aと影の首謀者、
エンリコ・プッチ神父のホワイトスネイクとの戦闘の最中徐倫をかばった際に『一手』遅れ、DISCを抜き出されてしまう。
薄れる意識の中でなお徐倫を生きのびさせようとし、徐倫を大切に思っていたことを伝えた。
戦闘終了後、肉体的に『死亡』した彼は潜水艇によって運ばれSPW財団の施設で管理されることになる。
その後徐倫たちが奪い返したスタンドDISCによって蘇生、記憶がまったく無い状態ながらも徐倫と通じ、家庭を顧みなかった理由を徐倫は「理解」する。
そして記憶DISCも取り戻され遂に復活、
エルメェス・コステロと共に決戦の場であるケープ・カナベラルへと駆けつけたが、プッチに「娘」が弱点ということを見抜かれており、時の加速した世界の戦いにおいてまたしても徐倫をかばったことで『二手』遅れてしまい、頭部を斜めに切り裂かれて斃れ、死亡した。
死体は時の加速により瞬く間に白骨化していったが、彼の最後の行動は徐倫を、そして
エンポリオ・アルニーニョを生きのびさせることとなった。
スタンド『スタープラチナ(星の白金)』
人型・近距離攻撃型。全長2m。古代ローマの拳闘士のような風貌をしている。
射程こそ2m以下と短いものの鉄格子を捻じ曲げ、ダイヤの硬度を砕くほどのパワーに近距離で放たれた弾丸をつかむほどのスピードと精密性を併せ持ち、近距離の殴り合いではほぼ負けなしの能力。
ラッシュ時のセリフ、オラオラオラオラ――は有名で、ジョジョにおけるラッシュの元祖とも言うべき存在。
最初特殊能力は持っていなかったが、DIOの『世界』との戦闘中に時を止める能力に覚醒する。
発現直後は本体が制御できなかったためか喋ったり、牢屋の外(どう考えても射程外)から勝手に物を持ってきたりしていた。
スタンドの人差し指と中指を伸ばして突き刺す技。標的を切り裂いてしまうほどの威力。
時を止める能力『スタープラチナ ザ・ワールド』
世界中の時間を停止させる能力。
時の止まった世界の中では本体とスタンドだけが自由に動くことができ、同じく時を止める能力を持つ者以外は認識することすらできない。
時が動き出した直後に連続で止めることは出来ず、何呼吸か間をおく必要がある。
止めていられる時間は本体の状態によって変わり、承太郎の場合2秒から5秒ほど。
時が止まっているのに5秒と考えるのはおかしいが、とにかく人間の感覚で5秒ほどである。
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破壊力 |
スピード |
持続力 |
精密動作性 |
成長性 |
射程距離 |
能力射程 |
スタープラチナ |
A |
A |
A |
A |
完成 |
C(2m) |
- |
スタープラチナ ザ・ワールド |
A |
A |
E |
A |
C |
C(2m) |
全ての世界 |
+
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ジョジョロワ3rdでの動向(ネタバレ注意) |
ジョジョロワ3rdでの動向
参戦時期:面会室にて徐倫と対面する直前
初期ランダム支給品:?
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最終更新:2014年11月26日 03:09