カーズ Kars
登場作品 |
ジョジョの奇妙な冒険 第2部「戦闘潮流」 |
種族 |
柱の男 |
性別 |
男性 |
一人称 |
私、このカーズ |
特殊能力 |
輝彩滑刀の流法 |
「どんな手をつかおうが…最終的に…勝てばよかろうなのだァァァァッ!!」
概要
二千年の眠りから目覚めた柱の男の首領。
高い知能と探究心を持っており、太陽をも克服する究極生命体(アルティメット・シイング)の力を求めていたが、「闇の一族」からその思想を危険視される。
カーズは一族に抹殺されそうになるも、逆に自らの両親もろとも一族を返り討ちにして滅ぼす。
その後自らの思想に共感した
エシディシ、そして当時まだ赤子で事情を知らなかった
ワムウと
サンタナを引き連れて旅に出た。
もともと石仮面はカーズが究極生命体になるための研究の過程で作ったものであり、
ディオを始めとした吸血鬼も研究の副産物に過ぎない。
しかし、人間の脳を刺激して吸血鬼の力を引き出す石仮面でさえ、柱の男にとっては脳への骨針の「押し」が弱い「失敗作」であった。
やがてカーズは研究の過程で、光を増幅する性質を持つ鉱石「エイジャの赤石」の力を使えば骨針の問題を克服できると突き止め、一点の曇りもない高純度の赤石「スーパーエイジャ」を入手するためにローマ帝国時代のヨーロッパへ侵攻するも、赤石を入手できないまま休眠期に入ってしまい、
エシディシ、
ワムウと共にローマで眠りについていた。
そして1939年1月30日に
ワムウや
エシディシとともに復活。
自らの野望を実現するべく再びエイジャの赤石を巡って活動を開始し、
ジョセフらと激しい争奪戦を展開する。
外見
普段はターバンのようなもので隠しているが、長髪で且つクセ毛である。
また、額には他の柱の男と同様に短めの角が生えている。
性格
知的で冷静沈着。同時に狡猾であり、勝利する為には一切の手段を選ばない。
博打を避け、最小限の動きで駒を動かし勝利することを「真の戦闘」だと称する策士。
その一方で同胞である
エシディシ、
ワムウに対しては強い仲間意識を見せていた。
(ただし、実力が遥かに劣る
サンタナのことは特に意に介していなかった)
能力
輝彩滑刀の流法
カーズが独自に編み出した「光の流法」。腕や脚から光り輝く刃を生やす。
刃は断面でチェーンソーのように小刻みに動いており、それによって光が反射しあたかも刃が輝いているように見える。
複数の人間を一瞬で斬殺し、重機関砲の弾丸すらも切り裂く程の凄まじい切れ味を持つ。
柱の男の能力
食物連鎖の頂点に立つ「闇の一族(柱の男)」としての能力。
柱の男は全身が消化細胞となっており、触れた生物を吸収して補食する。
単純な身体能力においても吸血鬼を上回り、肉体の変形や遠隔操作など数々の超常的な能力を持つ。
しかし日光を浴びると身体が石化してしまい、強力な波紋を食らうと消滅するといった弱点がある。
+
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本ロワにおけるネタバレ |
本ロワにおける動向
初登場話 |
017:魔王 |
死亡話 |
:[] |
登場話数 |
3話 |
登場時期 |
ワムウが風になった直後 |
スタンス |
危険対主催(マーダー寄り) |
詳細
初登場は第17話「 魔王」。
名簿を確認したことで ワムウ、 エシディシが生存していることを知り、同時に主催者の目的等への疑問を抱く。
ある程度の思考を重ねた後、支給品である「ジョンガリ・Aの狙撃銃」を不必要と判断し分解。
そのまま銃弾のみを所持し、喧騒の聞こえてくる方向へと向かっていき…戦闘を終えた 寅丸星、 ナズーリン、 タルカスを発見。
柱の男の能力で指先から弾丸を放ち、 ナズーリンを狙撃し殺害。直後に彼女の死で激昂した 星を一蹴する。
途中で タルカスの妨害に遭い 星に逃げられてしまうも、一騎打ちで タルカスを「輝彩滑刀の流法」を以て殺害。
初登場話で参加者二人を殺害し、柱の男としての実力を見せつけた。
第68話「 ゆめみみっくす」では、脳内爆弾を解除する方法について考察する パチュリーと 夢美の会話を、屋外から聞き耳を立てている様子が見られた。
脳の仕組みについては誰よりも詳しいと自負するカーズでさえ、主催の施した爆弾にはほとんど手が付けられなかったのだ。
この事に憤るカーズだが、 パチュリーと 夢美を泳がせていればいずれ主催らやその能力の情報も手に入る。そのためにカーズはあえて彼女らを見逃す選択を取った。
「スタンド」や「幻想郷」について知識を得たカーズは、今後の方針を考える。紅魔館へ赴き更なる情報を手に入れるか、他の参加者を使って人体実験を行使するか…
妖しげな笑みでカーズは二人の麗しき知識者の背中を見送るのだった。
そして第82話「 OOO-オーズ-」では吸血鬼の住まう館、紅魔館に侵入するも、待ち伏せされていた ディエゴ・ブランドーとの戦闘に即座に移った。
数で攻める ディエゴ。超人的な能力で力押すカーズ。血気盛んな二人の「帝王」による熾烈な戦い。
そして柱の男達を統べる首領カーズの巨大な力を以ってして、とうとう ディエゴを僅かに押し始めた。
ライフル弾の攻撃により相手に手傷を与え、トドメを繰り出そうと腕を振り上げるカーズだったが、間際にもう一人の「帝王」 DIOが乱入。
ザ・ワールドによる正体不明の攻撃をまともに受け、館の外へと吹き飛ばされてしまう。
日光に晒される前に別の施設に避難しようと焦り始めるカーズの前に、因縁の敵――波紋戦士 シーザー・アントニオ・ツェペリが現れた。
先程まで自分と戦っていた恐竜は シーザーだったのだ。 ディエゴの支配から放たれた シーザーと激突するカーズ。輝く凶刃と波紋の拳が交叉する。
――勝利者は、カーズだった。戦士の誇りを踏み躙り、情け無用のトドメを相手に刺し、完膚なき勝利を得る。
だが朝日が迫っていた。考える余地がなかったカーズは、 シーザーの死体に潜り込み隠れ蓑にし、紅魔館から逃げるように近場の施設へと足を引きずっていく…。
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最終更新:2014年06月17日 19:28