夏のある日の土曜日。昨日は埼玉県の陸上大会で、私達は公欠をとって大会に臨んだ。
私の成績は惜しくも4位で東関東大会へは行けなくなってしまったが、自己ベストを更新!!
最後の大会とのこともあり、これはこれで良いプレゼントになったかな?
そう、7月20日の金曜日は私の誕生日なのだ。しかし────。
私の成績は惜しくも4位で東関東大会へは行けなくなってしまったが、自己ベストを更新!!
最後の大会とのこともあり、これはこれで良いプレゼントになったかな?
そう、7月20日の金曜日は私の誕生日なのだ。しかし────。
7月21日土曜日。私立は土曜日も授業がある。昼までだけどな。
「あやのー、帰ろうぜ!」
「あら?今日は部活は休みなの?」
「うん、昨日大会だったから今日はゆっくり休む日なんだぜ」
「ごめんね、今日は用事があって、ごめんね」
「う~~~、そっかぁ。しょうがねぇなぁ…」
「あやのー、帰ろうぜ!」
「あら?今日は部活は休みなの?」
「うん、昨日大会だったから今日はゆっくり休む日なんだぜ」
「ごめんね、今日は用事があって、ごめんね」
「う~~~、そっかぁ。しょうがねぇなぁ…」
「柊ぃ~帰ろうぜ」
「あ、ごめん。今日はつかさとちょっと行くとこあるから」
「ちぇ~、柊もか。ま、用事あんならしょうがねぇな…」
「あ、ごめん。今日はつかさとちょっと行くとこあるから」
「ちぇ~、柊もか。ま、用事あんならしょうがねぇな…」
お、チビっ子発見♪珍しく1人で帰るみたいだぜ。
「おーっす、チビっ子、たまには私と帰ろうぜ」
「あれ、峰岸さんは一緒じゃないの?かがみんもつかさと一緒に帰っちゃったし」
「いやぁ、あやのは用事があるらしいから私一人なんよ」
「ごめんね、私もちょっと行くとこあって。
っていうか、今日みさきちはチャリ通じゃなかったっけ?」
「あ。そだった。無理に頼んで悪ぃなー」
「いやいや。次は一緒に帰ろうね」
「おう」
「おーっす、チビっ子、たまには私と帰ろうぜ」
「あれ、峰岸さんは一緒じゃないの?かがみんもつかさと一緒に帰っちゃったし」
「いやぁ、あやのは用事があるらしいから私一人なんよ」
「ごめんね、私もちょっと行くとこあって。
っていうか、今日みさきちはチャリ通じゃなかったっけ?」
「あ。そだった。無理に頼んで悪ぃなー」
「いやいや。次は一緒に帰ろうね」
「おう」
うー、何でこういう時に限ってみんな忙しいんだ。何かハブられてるみたいで寂しいぜ。
そういや今日は誰にも「おめでとう」と言われてない。私の誕生日だぞ。
私は高校卒業後、『背景』で食っていくしかねぇのかなー。
しゃぁねぇ。家帰ってスパイクシューズの手入れでもすっかー。
そういや今日は誰にも「おめでとう」と言われてない。私の誕生日だぞ。
私は高校卒業後、『背景』で食っていくしかねぇのかなー。
しゃぁねぇ。家帰ってスパイクシューズの手入れでもすっかー。
「ただいまー」
「おかえりなさい」
「ただいま。母ちゃん、兄貴は?」
「買い物に行って貰ってるわ。みさお、汗凄いわよ。シャワー浴びて流してらっしゃい」
「うん、そうするー」
我が家は3Kの古い団地である。
シャワーを浴びるといっても、我が家のシャワーはバランス釜に付いてるオマケのようなもので、
はっきり言ってシャワーの出は悪い。隣の池沢さん家は新しくしてもらったそうだが、
うちは未だにボロいままだ。せめて風呂場だけはもっとマトモにして欲しいんだぜ。
「おかえりなさい」
「ただいま。母ちゃん、兄貴は?」
「買い物に行って貰ってるわ。みさお、汗凄いわよ。シャワー浴びて流してらっしゃい」
「うん、そうするー」
我が家は3Kの古い団地である。
シャワーを浴びるといっても、我が家のシャワーはバランス釜に付いてるオマケのようなもので、
はっきり言ってシャワーの出は悪い。隣の池沢さん家は新しくしてもらったそうだが、
うちは未だにボロいままだ。せめて風呂場だけはもっとマトモにして欲しいんだぜ。
「ふー、スッキリしたー。兄貴は?」
「そろそろ帰って来る頃かしら?」
「腹減ったぜ。早く帰って来いよ~」
何か、今日は母ちゃんも冷蔵庫から取り出したばかりの麦茶の様に冷たい。
なんなんだよ~。
「そろそろ帰って来る頃かしら?」
「腹減ったぜ。早く帰って来いよ~」
何か、今日は母ちゃんも冷蔵庫から取り出したばかりの麦茶の様に冷たい。
なんなんだよ~。
私がガックリしていると、「じー」っとブザーが鳴った。
我が家ではこれが呼び鈴である。何か玄関の外が騒々しい。何事だ?
「はーい」母ちゃんが出る。
「こんにちは、みさちゃん、お誕生日おめでとう」あやのだ。
「お、おめでと…」「おめでとう」柊だ。妹もいる。
「こんちゃー!!みさきち、おめでとー!!」このハイテンションはチビっ子。
我が家ではこれが呼び鈴である。何か玄関の外が騒々しい。何事だ?
「はーい」母ちゃんが出る。
「こんにちは、みさちゃん、お誕生日おめでとう」あやのだ。
「お、おめでと…」「おめでとう」柊だ。妹もいる。
「こんちゃー!!みさきち、おめでとー!!」このハイテンションはチビっ子。
「ただいま。みさお、誕生日おめでとう!!」
「兄貴~~~!!」
「うほ、これは素晴らしい兄弟愛」
「何アホな事言ってんのよ」
「さ、上がって上がって。狭くてごめんね」
「改めまして、みさお(/みさちゃん/日下部/日下部さん/みさきち)誕生日おめでとう!!」
「兄貴~~~!!」
「うほ、これは素晴らしい兄弟愛」
「何アホな事言ってんのよ」
「さ、上がって上がって。狭くてごめんね」
「改めまして、みさお(/みさちゃん/日下部/日下部さん/みさきち)誕生日おめでとう!!」
みんな、みんな、ありがとう。
日下部みさお、今日から18歳になりました。これからもよろしくおねがいします。
日下部みさお、今日から18歳になりました。これからもよろしくおねがいします。
「あらあら、みさちゃん泣いちゃったわ」
「全く。嬉し泣きね」
「何だか嬉しそうだね~」
「ふんふん、みさきちの新たな萌えを見付けられましたな」
「何アホな事言ってるのよ」
「全く。嬉し泣きね」
「何だか嬉しそうだね~」
「ふんふん、みさきちの新たな萌えを見付けられましたな」
「何アホな事言ってるのよ」