23-251氏に戻る
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1.
秋も深まる11月の夜。
トントン――
午前4時を過ぎたころ、遠慮がちに2回ドアが叩かれる。
「ちょっと待って」
私は攻略中の美少女ゲームをセーブし、画面を隠してから立ち上がった。
ドアをあけると見慣れた少女が立っている。足元が微かに震えて、頬が上気している。
午前4時を過ぎたころ、遠慮がちに2回ドアが叩かれる。
「ちょっと待って」
私は攻略中の美少女ゲームをセーブし、画面を隠してから立ち上がった。
ドアをあけると見慣れた少女が立っている。足元が微かに震えて、頬が上気している。
「ゆーちゃん」
私は、微笑を浮かべながら、小柄な少女を招き入れる。
ゆーちゃんは、瞳を微かに潤ませながら、小鳥の鳴くような声で呟いた。
「こなた…… お姉ちゃん」
「どったの? 」
私は一応聞いてみたけど、ゆーちゃんがここに来た理由は分かっている。これから
何を求めているか。何を言い出すのかも知っている。
「眠れないの」
「ゆーちゃん。一緒に寝る? 」
先回りして誘いをかけてみると、ゆーちゃんは頬を更に紅潮させて頷いた。
私は、微笑を浮かべながら、小柄な少女を招き入れる。
ゆーちゃんは、瞳を微かに潤ませながら、小鳥の鳴くような声で呟いた。
「こなた…… お姉ちゃん」
「どったの? 」
私は一応聞いてみたけど、ゆーちゃんがここに来た理由は分かっている。これから
何を求めているか。何を言い出すのかも知っている。
「眠れないの」
「ゆーちゃん。一緒に寝る? 」
先回りして誘いをかけてみると、ゆーちゃんは頬を更に紅潮させて頷いた。
部屋の片隅に備え付けられたベッドに、二人で一緒にもぐりこむ。パジャマ越しに、
ゆーちゃんの柔らかい肌の感触と体温がダイレクトに伝わる。
「お姉ちゃん」
ゆーちゃんは、私の首筋に腕を伸ばして、長い髪を解きほぐしながら、複雑な顔を
している私を物理的に絡めとる。
ゆーちゃんの柔らかい肌の感触と体温がダイレクトに伝わる。
「お姉ちゃん」
ゆーちゃんは、私の首筋に腕を伸ばして、長い髪を解きほぐしながら、複雑な顔を
している私を物理的に絡めとる。
「大好き」
甘えた声で囁くと同時に、小さな唇を押し付けてくる。
私は戸惑う。ゆーちゃんはとっても可愛いし、妹のように大切な存在だ。
好意を寄せられること自体は素直に嬉しい。
でも、ゆーちゃんが私に向けているであろう『好き』と、私がゆーちゃんへの向ける
『好き』は微妙に食い違うような気がする。
それでも、好きの境界線はとっても曖昧で、ぼやけていて……
私は今日も彼女の唇を拒まずに受け入れる。
甘えた声で囁くと同時に、小さな唇を押し付けてくる。
私は戸惑う。ゆーちゃんはとっても可愛いし、妹のように大切な存在だ。
好意を寄せられること自体は素直に嬉しい。
でも、ゆーちゃんが私に向けているであろう『好き』と、私がゆーちゃんへの向ける
『好き』は微妙に食い違うような気がする。
それでも、好きの境界線はとっても曖昧で、ぼやけていて……
私は今日も彼女の唇を拒まずに受け入れる。
「ん…… 」
キスの合間にゆーちゃんの指先がうなじをなで、私はくすぐったそうな声をあげた。
ゆーちゃんは瞳だけで悪戯そうに笑いながら、小さな舌をねじ込んでくる。
私は何もいわずに、彼女の行為を受け入れる。熱い体温とともにゆーちゃんが私の喉を、
歯茎を、そして舌を絡めとる。
舌端が絡み合う度に、ぴちゃぴちゃと、かなり恥ずかしい音が漏れ聞こえる。
お気に入りの美少女ゲームの萌えキャラが、そのまま飛び出したようなゆーちゃんとの
ディープなキス。
2次元のゲームではなくてまぎれもない現実なんだけれど、どこかリアルに
感じられず、私はあやふやな浮遊感に覆われている。
もしかしたら、同性の血縁者と性的な行為をしているという倒錯的な行為が、
理性の大事な部分を麻痺させているのかもしれない。
キスの合間にゆーちゃんの指先がうなじをなで、私はくすぐったそうな声をあげた。
ゆーちゃんは瞳だけで悪戯そうに笑いながら、小さな舌をねじ込んでくる。
私は何もいわずに、彼女の行為を受け入れる。熱い体温とともにゆーちゃんが私の喉を、
歯茎を、そして舌を絡めとる。
舌端が絡み合う度に、ぴちゃぴちゃと、かなり恥ずかしい音が漏れ聞こえる。
お気に入りの美少女ゲームの萌えキャラが、そのまま飛び出したようなゆーちゃんとの
ディープなキス。
2次元のゲームではなくてまぎれもない現実なんだけれど、どこかリアルに
感じられず、私はあやふやな浮遊感に覆われている。
もしかしたら、同性の血縁者と性的な行為をしているという倒錯的な行為が、
理性の大事な部分を麻痺させているのかもしれない。
「ん…… んんっ」
ゆーちゃんは私にしがみつきながら、喘ぎ声をあげ続ける。
私も彼女より少しだけ低い嬌声を何度か漏らす。
ゆーちゃんは私にしがみつきながら、喘ぎ声をあげ続ける。
私も彼女より少しだけ低い嬌声を何度か漏らす。
しかし、深い口づけの途中にも、もしお父さんに見つかったら何て言うのだろうな、
なんて無意味なことも考えてしまう。もっとも、一般の父親像とはかけ離れているから、
苦笑したまま何も言わないかもしれないが。
なんて無意味なことも考えてしまう。もっとも、一般の父親像とはかけ離れているから、
苦笑したまま何も言わないかもしれないが。
10分? それとも、まだ数分?
ようやくゆーちゃんの唇が離れる。ふたりの唇の間に銀色の橋が架けられ、窓から
差し込んだ月光を浴びて煌き、直後にぷつりと消える。
何度か荒い呼吸を繰り返したゆーちゃんは、救いを求めるような表情で私に聞いてくる。
ようやくゆーちゃんの唇が離れる。ふたりの唇の間に銀色の橋が架けられ、窓から
差し込んだ月光を浴びて煌き、直後にぷつりと消える。
何度か荒い呼吸を繰り返したゆーちゃんは、救いを求めるような表情で私に聞いてくる。
「お姉ちゃん。私のこと好きでいてくれる? 」
私は、問われた意味をあえてぼかして、いつも通りの返事をする。
「うん。好きだよ。ゆーちゃん」
「ありがとう。お姉ちゃん」
ゆーちゃんは、心底ほっとした表情を浮かべて、身体中の緊張を解いた。
私の懐に包まれるような格好で丸くなり、ほどなく静かな寝息をたてはじめる。
私は、彼女が完全に夢の世界の住人となったことを確認すると、大きな溜息をついた。
私は、問われた意味をあえてぼかして、いつも通りの返事をする。
「うん。好きだよ。ゆーちゃん」
「ありがとう。お姉ちゃん」
ゆーちゃんは、心底ほっとした表情を浮かべて、身体中の緊張を解いた。
私の懐に包まれるような格好で丸くなり、ほどなく静かな寝息をたてはじめる。
私は、彼女が完全に夢の世界の住人となったことを確認すると、大きな溜息をついた。
寝転んだまま天井を見上げると、微かに明るくなっている。明日は日曜日だから
学校の心配はない。お昼近くまで寝ていても誰も文句は言わない。
少しずつ明るくなる天井から視線を動かさずに、時々きこえる小鳥のさえずりと、
自動車の排気音をBGMにしながら、思考の泉に身を横たえてみる。
ゆーちゃんは、今はキスをすることで精一杯だ。でも、たぶんごく近い将来、次の
ステップを求めてくるだろう。
その時、私はゆーちゃんを受け入れることができるのだろうか?
曖昧な想いが、冷たい拒絶に変わらないだろうか?
学校の心配はない。お昼近くまで寝ていても誰も文句は言わない。
少しずつ明るくなる天井から視線を動かさずに、時々きこえる小鳥のさえずりと、
自動車の排気音をBGMにしながら、思考の泉に身を横たえてみる。
ゆーちゃんは、今はキスをすることで精一杯だ。でも、たぶんごく近い将来、次の
ステップを求めてくるだろう。
その時、私はゆーちゃんを受け入れることができるのだろうか?
曖昧な想いが、冷たい拒絶に変わらないだろうか?
顔を横に向けて、ゆーちゃんを見つめる。天使のような可愛らしい寝顔は、9割の安堵と
1割の不安があるように見える。もし、私にはっきりと拒まれた場合、ゆーちゃんは
どこか逃げ場はあるのだろうか?
自分の態度が曖昧なことが悪いことは分かりきっているのに、ゆーちゃんの好意を完全に
受け入れることも、冷たく拒むこともできない。
1割の不安があるように見える。もし、私にはっきりと拒まれた場合、ゆーちゃんは
どこか逃げ場はあるのだろうか?
自分の態度が曖昧なことが悪いことは分かりきっているのに、ゆーちゃんの好意を完全に
受け入れることも、冷たく拒むこともできない。
「私…… ずるいな」
私は考えること自体に疲れて瞼を閉じた。間もなく全てを忘れさせてくれるような
強烈な睡魔に襲われて、深い眠りの井戸に落ちていった。
私は考えること自体に疲れて瞼を閉じた。間もなく全てを忘れさせてくれるような
強烈な睡魔に襲われて、深い眠りの井戸に落ちていった。
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危険な関係 第2話へ続く
危険な関係 第2話へ続く
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- 良いですねぇはぁはa(ry(´д`)・・冗談です。
変な興奮はしませんがGJです。
-- 九重龍太 (2008-03-14 22:31:06) - ゆたこな大好き!!次はエロでお願いします!!! -- 名無しさん (2007-11-15 00:42:48)