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スペシャルクッキング

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だれでも歓迎! 編集
深めの皿に盛りつけられた白い平麺の上には、肉味噌と小さく乱切りにされたきゅうり、刻んだ白葱が乗っている。それらを料理人の言うとおりによく混ぜて口に運ぶと…


「……!」

肉味噌が淡泊な平麺によく絡み、濃厚な味がしっかりと主張する。その味付けは味噌をベースに、醤油、にんにく…時折歯に触れる小さな賽の目はたけのこだろうか。どこか胡麻のような味もする。濃厚だけれど不思議と飽きのこない味で、どんどん口に運びたくなる。

肉味噌の味に気をとられていると、不意に現れるきゅうりのさっぱりとしたみずみずしさが味を引き締めてくれる。しゃくしゃくというその食感も平麺のもちもちとしたそれと相まって歯に心地よい。
素材の食感がもつリズムをしっかりと楽しんでから惜しむように喉を通らせると、鼻腔に軽く擦った胡麻と刻んだ白葱の風味がふんわりと広がった。


「お…美味しいですつかささん!とても美味しいです!」

普段あまり声を大きくしないみゆきも、つい声のボリュームをあげてしまった。つかさの作る料理だから確実に美味しいだろうと思っていたのだが、これは予想以上に美味しい。


「えへへ…そ、そんなに言ってもらえると、すごく嬉しいな。初めて作る料理だから心配だったんだけど…」

そう言ってみゆきの目の前に座る料理人…つかさは、頬を染めて笑った。今日は学校の無い土曜日。最近覚えた料理を作るからもし良かったら食べに来ないかとみゆきはつかさから誘われたのだった。

「本当に美味しいです。私…じゃじゃ麺のことは知識として知ってはいましたが、食べたことは無かったので」

箸を休めて、みゆきは照れるつかさに微笑んだ。それを見たつかさの顔はますます赤くなる。そのまま放っておいたら、蒸気が出るのではなかろうか。

「え、えっとねっ、その…前偶然インスタントのを食べたことがあって。それが美味しかったから、自分で作ってみたの!」
「そうですか。以前食べたものをまたこうして自分で作るなんて…つかささん、すごいです」
「はわわわ……っ」

みゆきに誉められ、つかさは蒸気が出る前にもう卒倒してしまいそうなほど顔を最高潮に赤くする。

「そ…そうだっ!ゆきちゃん、ちょっと待ってねっ!」

つかさは抱えていたタッパーかられんげでひとつ肉味噌をすくい、みゆきの食べかけのじゃじゃ麺に入れた。そして置いておいた卵を割り入れると、上から電気ポットの熱いお湯を注いで掻き混ぜる。すると卵がうまい具合にとろりと固まり、辺りには良い香りが広がった。

「わあ…!卵スープになるのですね!」
「うん、チータンタンって言うんだって。一品で二度美味しいよね!」
「つかささんは、やはりとても料理がお上手ですね。素敵なお嫁さんになれますよ…いえ、むしろ私がお嫁さんにいただきたい程です」
「ええええっ!!!!」

(ゆ…っゆきちゃんのお嫁さんだなんて…そんな…そんな…)


そんなつかさの想いを、目の前で美味しそうにスープをすするみゆきは知る由もなかったのだった。

「つかささん」
「は…はいっ!」
「スープもとっても美味しいですよ♪」
「はうぅぅう…」

END.












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  • これはとても素晴らしいですね〜やはりつかさはみゆきの女家 -- みゆつか愛してる (2008-02-10 22:37:33)

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