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小悪魔猫の悪戯

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匿名ユーザー

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今日はらっきー☆ちゃんねるの収録日。
僕は相変わらずゆるい空気の流れるあのスタジオに、
いつもと同じように向かっていた。
しかし、僕はまだ気づかなかった。
今日は、特別な日であるということを。
そして、忘れられない日になってしまうということを。

『小悪魔猫の悪戯』

おはよーございまーすー
と言っても誰もいなかった。
僕は楽屋につくなり、荷物を放り投げ、
部屋の隅っこにごろりと転がった。
バイトに追われてあまり疲れを取る時間がないせいもあり、
僕は目を閉じた瞬間に、眠りに落ちてしまった。

「てしてし。」
んだ?
僕の腕を、何かがつつく。
「てしてし、てしてし。」
い、痛い。なんだ、なんなんだ。
僕はその衝撃を避けるために、寝返りをうつ。
ごん、と案の定、壁に頭をぶつけた。
そうか、ここは隅っこだったか。
「いでっ…うぅぅ…」
「くっくっく。」
意地悪婆さんらしく笑うその声に、僕は聞き覚えがあった。
というか、聞き飽きるくらいに聞いた、この声は。
その声のほうを向き、目を開くと、
そこにはその声の持ち主がいた。
「あきら様、おはようござい・・・まぁぁ?!」
大絶叫してしまった。
そりゃ絶叫もするさ、だって
いつもの服に、黒い猫の耳がついていたんだから。

「にゃっ♪」
僕の顔を覗き込む彼女は、
とてつもなく上機嫌に見えた。
今までにないくらい目を輝かせていた。
このニヤニヤ顔はあれだ、
なんかさぁ、なんか…あれだ、
なんか面白いことを思いついたときの顔だ。
その予感はしっかりと的中するんだから、
無駄に1年以上一緒にラジオをやっているわけじゃない
という証明になるだろうか?
「にゃごー♪」
「何が起きたんですかあきら様っ!」
何で僕の腕を掴んでるんですか動けないじゃないですか。
それで普通に僕のおなかに乗らないでください、
あの、あの、あの…
「今日って何の日か知ってるかにゃ?」
「…今日?」
なんだろ、体が熱くなったんですけど。
ってかこの体勢で熱くならないやつがいるんだろうか。
「今日は、2月22日にゃ。」
「そうですね・・・ん?まさか。」
「おぉ、分かった?猫の日だにゃ。」
「それでその格好なわけですね?あぁ、似合いますね。」
「にゃんだその心にもないような言い方は。」
というか降りてください。
今座っている場所がまずおかしいでしょ?
ってか誰か止めてよこの人のこと。
「白石ー、せっかくこの格好をしたのにその言い方なのかにゃ?」
にやにやしないでください顔が近い、顔が、
「んにゅ…」
近づいてきた顔は離れず、そのままくっついた。
僕の唇が、濡れる。
彼女が僕の唇に軽くキスをして、僕の下唇を軽く噛む。
ちょっと噛んでは離し、またちょっと噛む。
彼女の赤い舌が、僕の下唇を軽くなぞる。
僕は其の舌と自分のを絡めたくて、舌を差し出す。
直ぐに僕の舌に、彼女のが触れて、熱くなる。
僕の頬に彼女の柔らかい手が添えられた。
もう一度、唇を奪われる。
優しく、次第に、激しく。
ダメだ、とは思う。
でも、夢の中なら許される、そうだ、
夢の中なら。

「ん、白石は、発情期かにゃ?」
彼女は僕の唇から離れてからそういった。
たらり、と唾液がたれる。
彼女の濡れた唇に目を奪われていると、
僕は彼女がポツリとこぼした言葉を聞き逃した。
「え?なんですって?」
「ん?だって、発情期にゃんでしょ?」
そんなことない、といいかけたとき、
僕のものは大きく反応する羽目になった。
彼女の座り位置が、僕の股間の真上になったからだ。
「っ!!」
「うわ、ほら、こんなに硬いにゃ…」
ズボンのふくらみに合わせて、彼女は腰を動かす。
押し付けるように、焦らすように、ゆっくりと、意地悪く。
「や、やめ、て、」
「やめても何もないにゃ、この変態がー」
ぴょん、ぴょん、と腰を打ち付けられるたびに、
なんとみっともないことか、声が漏れる。
「ひ、んっ、ふぁぁ…」
「おぉ、また硬くなったにゃ!」
顔を隠そうと腕を顔の前でばってんにする。
見ないで見ないで。顔赤いから、見ないでー
と、その状況を見ないようにしていると、ベルトの外れる音がした。
「見なくていいのかにゃ?」
「ひっ!!って、え?!」
何でこんなに慣れてるんですかあなたは。
彼女の目の前に、僕のが、透明な汁を流しながらそそり立っていた。
「ふふ、お汁がたれてるにゃ、おいしそうだにゃ…」
にー、と彼女が笑う。
「いっただっきまーす♪」
「ちょっと、誰か来たら、どうするんですか!」
彼女は何のお構いもなしに、僕の先から出る汁を丁寧に舐めとる。
「大丈夫、だーれもこないにゃ?」
「きちゃい、ますっ…ん…」
先端を舐められ、同時に手を添えられる。
「気持ちいいかにゃ?」
小さな手が、僕のを扱く。
先端をちろちろと舐められながら、扱かれるのは、
ちょっと反則だと思う。
突然、ぎゅっと握られて、思わず声を上げる。
「お?強いのがお好きかにゃ?」
「あきら様、そんなっ、強くしたら…」
正直、もう限界に近いんです。
好きな人にやられたら、ねぇ…
「あ、あの、だから、」
「出して?あきらに、ちょうだいにゃ?」
そんな顔されたら、あ、もう、だめです、それ反則っ
「あ、出しますよっ…あ、っく…!」

ってあれー?!
やっぱり夢ですか!
そんな気がしたよ?
…でもこっちは最高潮になってるんですがどうしましょ、
とりあえずトイレに
「おはよう白石、今日は何の日か知ってるかにゃ?」




















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  • 最後怖えぇぇぇぇ! -- 名無しさん (2010-05-22 21:48:11)

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