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ひよりんのレッスン

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「あああああ~~! うまく描けないっス~~~~~!!」

両手で頭を何度も掻きながら、田村ひよりは自分の机に突っ伏していた。
今の彼女はさながら締め切り前の漫画家……いや正にその通りであった。
同人作家の彼女、締め切りは明日。今日中に仕上げなければいけないのだが……いかんせんうまく描けない。

「うぅ~……どんな感じなんだろ……」

『16歳』であるにも関わらず、ひよりが描いているのはR18指定のアブナイ百合本。
もちろんひよりにそんな知識などなく、上手に表現することは不可能に近い。

「……そうっス!」

何か閃いたひよりはおもむろに携帯電話を取り出した。




「――…ということなんスよ……」
「ふむふむ、なるほどねぇ。それで私を呼んだと」

ひよりが電話で呼び出したのは先輩の泉こなた。
女性でありながらいろいろなエロゲをやり続け、更にはR18同人誌を普通に読み漁っているこなたなら、この現状を打破できると思ったからだ。
アドバイスを頂こうと、自分が陥っている状態を全て話したひよりは、次のこなたの台詞を待った。

「で、どんな描写が描きたいの?」
「ぐ、具体的に言うなら、責めてるところが……ふ、二人でならなんとか描けそうなんスけど……」

ふむと唸り、自分の顎に手をやるこなた。
そして次に彼女が放った言葉は、衝撃的な一言だった。

「やっぱり一度体験した方がいいよ。私が受けやるから、ひよりんは責めて」
「………………は?」

ひよりはきっかり3秒硬直した後、『ボフッ』という音がしそうな勢いで顔を真っ赤にした。

「ななななっ!! 何言ってんスか!?」
「時間がないんでしょ? この方が手っ取り早いじゃん」

ゆっくりと服を、スカートを脱いでいき、あっという間にショーツとブラ姿となる。
ブラのホックに手を掛けたところで、ひよりは後ろを向いた。

「ちょ、先輩!! 早く服着てくださいよ!!」
「ひよりんが描こうとしてるのは裸でしょ? 着たらイメージに合わないじゃん」
「で、でも、先輩……」
「私はいいって、自分でヤり慣れてるし。ほら、こっち向いて」

しばしの沈黙。そしてひよりは、ゆっくりと振り向いた。

「わ……」

こなたはすでにショーツも脱ぎ捨てた後だった。生まれたままの姿で、そこに立っている。

「さ、好きにしていいよ」

そう言って床に身体を投げ出す。こなたの幼い秘裂が、ひよりの目に飛び込んできた。
ごく、と喉を鳴らし、ひよりはこなたにゆっくりと近づいた。

「す、すぐに下から行くっスよ。む、胸はお兄ちゃんにやってもらってるから、なんとか……」
「わかったよ、ひよりん。てか何気に凄いことしてるネ」

こなたの足を左右に開き、秘裂の目の前で正座をする。
そこは綺麗なピンク色で、『ヤり慣れてる』というわりにはキレイすぎで、処女膜もしっかりあった。

「膜は破ってないんスね」
「あ、当り前じゃん。そればっかりは……」
「じゃあ……行くっス」
「あ……」

ひよりはおもむろに手を伸ばし、彼女の幼い秘裂に指を入れた。

「ひゃあ!」
「へ!?」

こなたの身体がぴくんと小さく跳ねた。
思わぬ反応に、ひよりは目をぱちくりさせる。
そして頭をフル回転させ、辿り着いた結論は……

「せっ、先輩……! ヤり慣れてるとかいいながら、ホントは初めてなんじゃないスか!?」
「あ、いや……その……」

ひよりの指摘に顔を真っ赤にして、こなたは申し訳なさそうに胸の前で手を合わせた。

「ご、ごめん……ひ、ひよりんの言う通りだよ……な、なんか怖くて……自分でしたことも、ない……」

こなたの肩が微妙に震えている。未知の領域に足を踏み入れることが、ちょっとだけ怖いのだろう。
まさか、ソッチ方面に精通してるはずのこなたが初めてだとは……信じられなかった。

「で、でも……いいよ? 私の『はじめて』……もらっても」
「――!!」

可愛い。
指先をツンツンさせるこなたに、ひよりは所謂『萌え』を感じた。
それは……ひよりの理性を崩壊させた。

「先輩……!」
「ひ……あひゃあああ!!」

いきなり秘裂に舌をねじ込まれ、エビがごとく身体を仰け反らせる。
もちろんエビのように180度は曲がらず、せいぜい30度くらいか。
いきなり舌をねじ込まれたことにより、慣れているどころか本当の意味で処女だった『そこ』での快感が一気に押し寄せてきた。
こなたの頭はスパーク寸前。何かを考えようとしても、快感で一瞬にして頭の中が真っ白になる。
秘裂からはすでに大量の液体が流れており、それをひよりが音をたてながら味わっていく。

「あああぁぁあぇえああっ! ひっ、ひよ、りぃぃぃぃん!! し、舌!! 舌離してぇぇえぇぇえ!!」

それでも、こなたの両手は股間にあるひよりの頭に果敢に向かっていく。
意識を失いそうになりながらも、先輩としての意地だろうか、それだけは絶対にするまいと思っていた。
だが……その意地も長くはもたなかった。

「ひぎ!?」

ひよりがこなたのクリトリスを軽く噛んだのだ。
その瞬間、こなたの理性はブっ飛んだ。

「ひやああぁぁぁああぁあああああ!!?」

快感という名の洪水が起こり、こなたの脳を駆け巡る。秘裂は大量の液体を吹き出し、ひよりの顔面に直撃。
理性という名の堤防は決壊し、こなたの意識はそこで途切れた。





「……ん……」

カリカリというリズミカルな音で、こなたは意識を取り戻した。
頭がぼんやりとしている。視界も微妙に霞んでいる。

(……えと……なに、が……起きた、ん……だっけ……)

ここで、自分が正常な思考回路を有していないことに気が付いた。
考えている内容であるにも関わらず途切れ途切れ。それでも意識をかき集め、先ほどまで何が起きていたのかを思い出す。

「……あ……///」

だんだんと思い出していくに合わせて、こなたの顔が紅潮していく。
顔をあげ、椅子に座ってペンをはしらせるひよりを見て、こなたの顔はトマトのように真っ赤になった。

「ふ、は……あ、あああ……いいっス……」

空いた右手で自分の秘所をいじるひよりの姿が、目に飛び込んできたのだ。

(……)

薄れゆく頭を必死にフル回転させ、次に自分がすべきことを弾き出していく。
そして……

「デリィィィィィィト!! こんな恥ずかしい記憶、今すぐデリートじゃあああああ!!!」
「ひゃわわわ!?」

某インターネット犯罪集団の如く絶叫した後、またも意識を失ってしまった。





次にこなたが起きた時、先ほどまでの出来事に対する記憶はキレイさっぱり消えていたという……











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  • こなちゃん受け〜(´ω`)ノ -- シナモンキング (2009-02-17 00:37:42)
  • やはりこなたは受けに限る -- 名無しさん (2008-05-15 19:15:17)

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