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緑髪少女のひそかな願望

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「あの、今日はちょっと相談があってきたんですけど・・・。
「なんでしょう?私で良ければ、ご相談にのらせていただきますよ。」
みゆきの家の玄関先で、緑髪とピンク髪の少女が二人、話をしている。岩崎みなみと高良みゆき。どっちも大きな家に住んでおり、家が隣同士ということもあってたまーに話をすることもあったのだが、今回は別件のようだ。

「実は、胸・・・ゆたかに相談したら、みゆきさんになんとかしてもらえるって聞いたので・・・。」
「私はそんな力があるわけではないのですが・・・。前にゆたかさんのご相談にのったときもそうだったのですが、大きくしたいのですか?」
「・・・。」

みなみは恥ずかしそうに顔を赤らめ、顔を背けながら自分の胸のところをさわさわと触ろうとする。しかしその手は空を切り、みなみの胸の小ささを強調していた。
どうしたらいいのでしょう、とみゆきは頭の中で考える。ゆたかのときは「おまじない」とかいって適当なHで終わらせてしまったが、今回もそれじゃあおまじないの意味がない。
みゆきは、必死に考えを巡らす。しかしその最中、みなみが静かに口を開く。

「私・・・豊胸手術とかするのもこわいし・・・お金かかるのもあんまり好きじゃないから・・・あんまり手が掛からないで胸を大きくする方法があれば、教えて・・・くれませんか・・・。」

みなみも、胸をどうにかしたいという気持ちを必死にみゆきに伝えようとする。みゆきももちろんそういうことはわかっているし、将来のことを考えても、ここで私がどうにかしなきゃいけない、という気持ちがわき出てくる。

なんで?なんで私の胸ってこんなに大きいのかしら?とさえ思ってしまう。
ここ最近、本気で胸の大きさのことを悩んでいる人からよく胸のことを相談されるのだが、実際のところ体質の関係でどうにかしようとしても方法はほとんどない。将来大きくなるのを祈るしかないのだ。
でも、それを告げるのにはみゆきの良心はあまりに小さすぎる。なんていうか、自分が人を失望させてしまった、という罪悪感に浸されるのが恐いだけなのかもしれない。
しかし、今まさに自分の目の前に悩める子羊、いや、悩めるみなみがいる以上は、逃避するわけにもいかないのであった。

「そうですねぇ・・・。ゆたかさんの場合とは勝手が違うので、同じ方法よりは違う方法でやったほうがいいと思いますが・・・。」

曖昧な返事をする自分にマイナスな感情を抱く。でも、今のみゆきにはこれが精一杯の解答であり、これよりいい意見って探してもなかなかなかった。

「私、すくなくともゆたかよりは大きくなりたいんです。小さいままでいいから、ゆたかに思いっきり胸でもふもふしてもらいたい。ゆたかとできたら、今度はパティとか、ひよりとか、かがみ先輩とか、仲間を、増やしたいんです。」
「そうなんですか・・・。一体どうしたら・・・。」

みなみのこの場合の「仲間」とは、言うまでもなく「Hできる友達」という意味である。ううん、青春の表現だねぇ。
ふと、みゆきの中にある考えが浮かんだ。

「あの、おそらく、みなみさんの胸には、貧乏神というか、貧乳神というか、そういうものが住み着いていて、それを退治すればきっと胸が大きくなるんじゃないかと・・・。」

こんなこと非科学的だし信じないですよね、という淡い思いが頭の中をぐるぐる回る。しかし、

「あの、それって、どうやって退治すれば・・・。」
「えっ・・・?」

みなみの急な質問に言葉を詰まらせる。みゆきの頭の中で、ものすごいスピードで何かをリンクさせようと脳が働く。そして、出した結論が・・・。

「あの、胸にいる貧乳神を吸い出せば、なんとかなるんじゃないでしょうか。」
「・・・今よりマイナスに働かないなら・・・。お願いします。」

そういうと、みなみは一枚ずつ服を脱ぎ始める。みゆきはもう後にはひけない。
一通り服を脱ぎ終わると、みなみの胸があらわになる。お互い顔を赤らめ下を向いて、そういう時間が続く。しかし、こうしてしまった以上自分が責任をとらないと、とみゆきがみなみの胸に顔を近づける。

「では、はじめますね。」

みゆきは何回か呼吸をし、みなみの胸に吸い付く。ペッタンコのみなみの胸は吸い付きづらい部分もあったが、みなみの体温を肌で感じることがそれのストレスを和らげていった。

「あはんっ・・・んっ・・・。」
「感じやすいんですね、みなみさん。」
「ゆたかにも・・・吸われた事ってないので・・・。」
「そうですか・・・。」

数回チュッ・・・チュッ・・・と吸ったら、顔を上げてプハーと呼吸をする。こう文字で書くと一緒みたいな感じだが、こなたが豪快にプハーと呼吸をするのに比べて、みゆきの呼吸はまだ繊細で、かわいらしいものがあった。

「あ・・・とっても、気持ちいいです。」
「そういってもらえるとうれしいですね。」
「そんなに胸があると、邪魔になる事ってありませんか?」
「そうですね、確かに、車の助手席に乗るときなんか、ちょっと乗りにくいってところはありますけど・・・。」
「くっ・・・うらやましいです・・・。」

チュッ・・・チュッ・・・。そんな行為が繰り返されてどのくらいたっただろうか。段々みゆきも疲れを感じるようになった頃、みなみが急に激しく喘ぐようになった。

「急に来るんですね、みなみさん。」
「はぁ、あはぁ、うはぁん、み、みゆきさん・・・。」
「何でしょうか。」
「私、いくかもしれないです・・・ふぁ、ああっ!」
「貧乳神を、体の外へ出してしまって下さいね。」
「あ、いくっ、いくっ、いくううううううあああああああああ!!!!!!!!!」

普段のみなみからは想像できないような大きな声を出して、みなみは絶頂を迎えた。


「それで、どうなったの?みなみちゃん。」
「それから、みゆきさんがタオルを持ってきてくれて。」

ゆたかが興味深そうにみなみに問いかける。二人がいるのは、ひよりの家。

「でも、みゆきさんって上手いよねー。えへへ、私すぐいっちゃったもん。」
「私も・・・あれだけのテクニックを持ってゆたかを気持ちよくしてあげたい・・・。」
「みなみちゃん・・・。」

よくある恋愛ドラマみたいなシーンの二人を部屋の隅で、ひよりんがスケッチブック片手にメモをとる。

「ふふふ・・・お金持ち同士の絡み・・・これはいい漫画になりそうっすね。」
「え?何か言った?」
「ななななな、何も言ってないっすよ。」
「・・・早く大きくなってほしい・・・。」

みなみは、未来に巨乳を手に入れて微笑む自分を想像しながら、まだ冷め切ってないお茶を一口飲むのであった。

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