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治療あくまでも治療

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だれでも歓迎! 編集
「あ、見てください、タンポポの花が咲いてますよ」
「え? ……あ、ほんとだ!!」
 今はB組とC組合同で行われる体育の授業の真っ最中。準備運動ということで、校庭を回っていた私達。
 少し先を走っていたみゆきが校庭の隅、フェンスの辺りを指差す。
 そこにあったのは、日差しをいっぱいに浴びて元気に咲き誇る小さな黄色い花だった。
 準備運動も終盤に差し掛かっていたので、足休めの意味も含め、歩きながらそのタンポポへと近づいていった。
 こなたは腰をかがめてツンツンとその黄色に色づいた花を突いている。
「ちなみに英語のダンデライオンは、花の形状ではなくギザギザした葉の形状が
ライオンの歯と似ていることに由来するらしいですよ」
「へー、てっきり花の形がライオンの鬣に似てるからかと思ってたよ」
 惜しげもなく豆知識を披露するみゆきは少し誇らしげで、それに感心するように頷くこなたの顔はキラキラと輝いていた。
「タンポポって、なんかこなちゃんみたいだよね。元気なイメージ」
「そうかなぁ?」
「そうだよ♪ あ、髪飾りみたいに付けたりしたらかわいいかも」
 そう言ってタンポポに手を伸ばすが、摘んでしまうのがかわいそうなのか、掴んだり放したりを繰り返している。
「確かに泉さんに良く似合うかもしれませんね」
 みゆきは、足元のタンポポを撫でる様に手をかざした。


「せっかくなのでお尻の穴に挿してみませんか? 菊とタンポポの夢の共演です」
「うわぁ、みゆきさんがいつもどうりだ」
「じゃあ私が挿すからお姉ちゃんズボンとパンツ下ろしてね」
「Yes.」
 いつものように統制のとれた動きでこなたを拘束して服を脱がせる。
 こなたはいやいやと抵抗するが、その行為が更に私達を加速させた。
 だがあと一歩のところで先生から集合がかかってしまう。
 しかたない、今はこれで終わりにしておこう。邪魔者が入るのは嫌だし。
 でも服はいらないので、脱がしたやつを近くで歩いていた日下部に与えてみた。
 とてもおいしそうに食べた。

「それじゃあ今日は50mの記録を計るぞ」
 茂武(もぶ)先生はそう言うと、体育係にストップウォッチを渡して近くのベンチへと腰掛けた。
 私達はというと、パンツとブラしかつけていないこなたが恥ずかしそうなので壁になるように近くで座っているところだ。
 誰だこなたの体操服を奪うだなんてひどいことしたのは。ユルセン。チョーユルセン。
 ……そういえば気になったんだけど、なんでうちの学校ってブルマじゃないんだろう。
 私達はいいけどなんでこなたはブルマじゃないんだろう。
 私達は短パンでいいけどなんでこなただけをブルマにするという選択肢を選ばないんだろう。
 常識的に考えてここはブルマにするべきだろう。最近の学び舎は分かっていない。
 いいか、短パンとブルマでは見た目だけではない大きな違いがあるんだ。まずは食い込み。
 ゆとりをもった形状をしている短パンと比べ、ブルマは包み込み圧縮するような形状になっている。
 そうなると必然的に後ろとか前とか太ももの付け根部分とかの食い込みがジャスティスな感じになるわけだ。
 それだけじゃぁない。 短パンだと不自然に見える、シャツを中に入れるという行為。これもブルマなら正しく見える。
 そうなるとどうでしょう。お腹周りやお胸の曲線美を必然的にジャストルッキング見てるだけできるんざますよ。
 触らぬからこそ輝く美が そこにはある。
 つかさがクラウザーさんっぽいフェイスペイントでムーンウォークしながら50mを9秒台で走るのを見つつ
 次に走るであろうこなたの番を待つ。
 つかさたちが走り終わると、いつの間にか体操服を着たこなたがクラウチングスタートの姿勢になる。
 なんて美しい臀部なんだろう。
 顔をうずめたい。あそこで窒息死したい。
 私がこなたのおしりをすごい勢いで見ている間に準備が終わったらしく、間もなくしてパァンという火薬の弾ける乾いた音が響いた。
 こなたが勢いよく地面を蹴った時だった。
 靴が磨り減っていたのか、それともあの部分だけ地面が滑りやすくなっていたのか。あるいはこなたの不注意か。
 それとも私がすごい勢いで短パンとシャツ破けろ☆とか願ったせいか。あるいはみゆきが私の隣にいたせいか。
 こなたが膝から思いっきり転んでしまった。
「っつぁ……!!」
「こなた!?」
 私はこなたとの間に存在する100mくらいの距離を瞬間的に飛び越え
 周囲の土埃を気で分散させてからこなたを抱きかかえる。
 擦り剥いたのだろう、膝小僧から赤く血が滲んでいる。
 私は痛々しいその傷を、すごい勢いで見た。

 す ご い 見 た 。

「大丈夫、こなた?」
「っあ、擦り剥いちゃった……でも大丈夫だよ、それほど痛くもないし」
「グラウンド許すまじ」
 つかさは拳でグラウンドにクレーターを作っている。
 逞しい。
「大丈夫かちびっ子!?」
「みさきち……えへへ、かっこ悪いところ見せちゃったなぁ」
「バカやろう……なんでこんな無茶したんだよ」
「え、クラウチングは別に無茶じゃないと思」
「おい!! もうしゃべるな!!」
「み、みさきち?」
「嫌だ……目を開けてくれよちびっ子っ!!」
「い、いや、開いt」
「ちびっ子ぉおぉぉおおぉぉおぉぉぉおおお!!」
「邪魔ねぇ、あんた向こう行きなさいよ」
「わかった!!」
 日下部は元気に駆けていった。

「みゆきうるさい」
「まだ何も言ってませんよ。泉さん、大丈夫ですか?」
「大丈夫大丈夫……あー、靴紐ほどけてたみたい」
 こなたの目線を追いかけると、だらしなく垂れ下がった靴紐が見えた。
 どうやらこの靴紐は私達に喧嘩を売ってるらしい。あとで体育館裏に来い。
「取り敢えず保健室行きましょ」
「大丈夫だよこのくらい、水で洗って唾付けとけば」
「だめよ!! こなたはいいっていうの!? もしかしたら、その傷が原因で足にバイキンが入って動かせなくなってそのせいで
登校途中に転んで車に轢かれて帰らぬ人になって私やつかさが涙を流してみゆきが鼻血を流して火葬されて粉骨になって
何かの拍子でばら撒いちゃって風に吹かれて舞い上がってお墓の前で泣かないでくださいそこに私はいません眠ってなんか
いませんで千の風になったこなたの粉骨を私達が見つけてペロペロするのよ!?」
「うわぁなんかよく分からないけどなんか嫌だからかがみの言うとおりにするよ!!」
 ちょろい!!
「私が肩をお貸ししますから、手を回してください」
「みゆきさんとじゃ身長差があるから私浮いちゃうよ」
「では私の腰に手を回してください。今日は勝負下着なので大丈夫ですから」
「なんの心配をしてるのか分からないけど、じゃあ腰借りるね」
「うっ……ふぅ……」
「え、何?」
「何でもありませんよ泉さん。それじゃあ行きましょうか」

 膝を水道で洗って綺麗にしてから保健室に着くと、みゆきはこなたを椅子に座らせ、手際よく傷口を処理していく。
 こういうときは頼りになる。
 こ う い う と き だ け は 頼 り に な る 。
 ただ、処理している間中熱い血潮が滾りっぱなしだったけど。
 鼻から。
「これで大丈夫です。あとは裸になってベッドに横になり足を開いてください」
「みゆき、たまには欲望に抗うことも大切よ」
「嫌です」
「この変態め!!」
 今読者の辺りからお前が言うかって幻聴が聞こえた気がした。
「まぁ今のは10割方本気ですが、取り敢えず安静にしててくださいね、泉さん」
「それはつまりすごい本気ってことだよね」
「泉さんは何もせずに寝ていればいいんです」
「かがみ、みゆきさんを止めてよ」
 私はすごい勢いでこなたの鎖骨を見た。
「つかさぁ~、助けてぇ~」
「こなちゃんはしかたないなぁもう。はい、ケロロ軍曹だよ」
「ウワーイヤッター。いや違うよ、何言ってるのさつかさ」
 こなたが本気で嫌がってるので取り敢えずこの辺でやめておくことにしよう。

 やめろってのみゆき。

「……あれ」
「どうしたのこなた?」
「手もちょっと怪我してるみたい」
 そう言って差し出した掌は、すこし皮が剥けていた。
 恐らく転んだ時に手を突いて、その時に怪我してしまったのだろう。
 ワタシ ソウオモウ。
「じゃあそっちも処理してあげるから」
「お願いかがみ」
「お願いとか言うなよ興奮するじゃない」
 といっても怪我の治療はあまりやったことがないので
 どうしたらいいか分からない。
 この消毒液っぽいのを布に染み込ませて傷を叩けばいいのかな。
 性的な意味で。
「沁みたら言いなさいね。やめないけど」
「うん。え? ……んっ、ちょっと痛いね」
「もうちょっとだけ我慢しなさいね。喘ぎ声は出してもいいわよ」
「ん、分かった。え? ……はぅ」
「テンション上がってきました」
 みゆきが隣で残像作りながら左右に震え始めてるが、絡むと長くなりそうなので無視する。
「んっ」
「……」
「あ、かがみちょっと強い」
「……」
「やるなら……もうちょっと、やさしく」

 気がついたら押し倒していた。
 視線を感じて顔を上げると、いつの間に戻ってきたのだろうふゆき先生が
 「食べてもいいのよ」
 的な顔で見守ってくれていた。
 ありがとう先生。
 私、残さず食べる。

 だがいいところで、みゆきが摩擦熱で燃え始め
 危うく保健室が火事になりそうな事態にまで発展してしまったため
 中断せざるを得なかった。
 だけど私は理性が強い子なので、放課後まで食べなくても平気だった。
 放課後に食べたこなたは、我慢しただけあって絶品だった。
 新しい何かに目覚めたかもしれない。
 『まて』的な何かに。

 そういえばさっき、日下部がこなたの家からパンツを数枚持ってきた。
 私はこれほど日下部を愛しく思ったことはなかった。
 だがそれがそうじろうさんのパンツだと分かった時に
 血が繋がってるしいいんじゃないだろうか
 なんて一瞬でも思ってしまった私を
 思いっきり殴ってやりたい。
 親父にもぶたれたことないのに。



















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コメント:
  • >やめろってのみゆき
    何したんだよww
    >「うっ…ふぅ…」
    何したんだww -- FOAF (2014-01-24 21:16:19)
  • かがみよ、それは幻聴じゃないぞ
    もう一度言う、お前が言うな -- 名無し (2013-12-26 00:41:40)
  • おい面白いぞ -- 名無しさん (2009-10-26 21:57:59)
  • ちょろい!!
    ここがツボってしまいました。
    いつもながら良い仕事なされますねぇ。 -- 名無しさん (2009-10-24 20:13:39)
  • こなたの傷口を
    すごい見るかがみに吹いたwwwwww

    このシリーズ好きです!
    -- あむろ (2009-10-18 00:43:08)
  • もう何回貴方の作品を読んだことか…

    このシリーズ本当!!に大好きですwww

    次回作が出ることに期待してまってますo(^o^)o

    -- 名無しさん (2009-10-14 18:55:13)
  • 相変わらずのかがみのみゆきに対する低評価っぷりww

    腹筋が鍛えられました -- 名無しさん (2009-10-11 01:33:49)
  • そうじろうのパンツwww
    トランクス? -- 名無しさん (2009-09-13 23:38:23)
  • 久々に見たら新作上がっとったwww -- 名無しさん (2009-04-03 19:47:03)
  • 「グラウンド許すまじ」


    テラタクマシスwwwwwww -- 名無しさん (2009-03-04 20:11:05)
  • 「とてもおいしそうに食べた」てw -- 名無しさん (2009-03-03 18:42:44)
  • つかさバルスwwwww -- 名無しさん (2009-02-24 18:39:55)
  • あいかわらずの破壊力に土下座しながら脱帽……

    夜な夜な枕元で続編をお願いし続けたかいがあるGJな作品ごちそうさまでした。

    もちろんこれからも毎晩「続編〜…もっと続編を〜…」と枕元で囁き続けますね(ニヤリ
    だって、このシリーズ大好きなんだもん(エヘッ -- にゃあ (2009-02-05 20:19:26)
  • 50mを9秒台〜
    へぇ、つかさにしては頑張っ

    〜ムーンウォークで
    SUGEEEEEEEEEEEEEEEEEE -- 名無しさん (2009-02-02 03:24:01)
  • 「『まて』的な何かに」にクソワロタwwww -- 名無しさん (2009-01-29 20:10:05)
  • 待ってましたよ 新作

    もう ヤバい

    果てしなく ヤバい

    みんなの壊れっぷりは 相当 笑える

    突っ込み所が満載だ -- ラグ (2009-01-28 01:43:26)
  •  も っ と や れ w w w -- 名無しさん (2009-01-28 01:09:26)
  • 最初みゆきさん
    真人間に戻ってしまったと
    思いましたよ(^^;)

    よかった!
    壊れてて! -- 無垢無垢 (2009-01-27 07:54:43)
  • 心理学者とかに読ませたら物凄い分析しそう -- 名無しさん (2009-01-26 23:46:49)
  • なにこの壊れっぷり
    テラオモシロスなんだけど -- 15 (2009-01-26 23:35:10)
  • フェチどもの 頭の治療が 必要だ
    みゆきさんは鼻もね。 -- 名無しさん (2009-01-26 22:35:19)
  • 待ってましたぁぁぁぁぁぁぁwwwww
    かがみ大好き… -- 名無しさん (2009-01-26 22:02:20)
  • 新作キターーー
    相変わらずな壊れっぷりですね!!(いい意味で
    あと最後にかがみに一言 お ま え が 言 う か !!ww -- 名無しさん (2009-01-26 20:33:46)

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