こなたが猫になっていた。
いや、正確には猫耳と尻尾が生えた、が正しい。
その猫こなたは、何故かダンボールに入りうちの玄関の前に鎮座している。
どうせなら家の中で待っていて欲しかった。誰かに見られていたらと思うと気が気じゃない。
その猫こなたは、何故かダンボールに入りうちの玄関の前に鎮座している。
どうせなら家の中で待っていて欲しかった。誰かに見られていたらと思うと気が気じゃない。
そんなご近所づきあいに人一倍気を配る私の考えなど知りもせず、ぬけぬけと言葉を発する猫こなた。
「拾ってにゃー、かがみん」
「…それは何なのよ」
「あれ?おかしいにゃー、わたしの計算では猫要素に我慢できなくなったかがみんが躊躇せず玄関先でおっぱじめる予定だったんだけど…猫耳属性なしか」
「…」
「…それは何なのよ」
「あれ?おかしいにゃー、わたしの計算では猫要素に我慢できなくなったかがみんが躊躇せず玄関先でおっぱじめる予定だったんだけど…猫耳属性なしか」
「…」
はぁ、とわざとらしく溜息をつく。
もう少しまともなアピールを期待したい。
もう少しまともなアピールを期待したい。
「取りあえず私の部屋に行きましょ。こんなところじゃ落ち着いて話も出来ないし」
「ほほう、かがみんはわたしと二人っきりで話したいにゃ?」
「さっさと来い!」
「ほほう、かがみんはわたしと二人っきりで話したいにゃ?」
「さっさと来い!」
「なんか飲むでしょ?」
「んー、じゃぁ牛乳で」
「おい…確か市販の牛乳は猫にはあんま良くないんじゃなかったっけ?」
「いにゃー、大丈夫だと思うけどね」
「んー、じゃぁ牛乳で」
「おい…確か市販の牛乳は猫にはあんま良くないんじゃなかったっけ?」
「いにゃー、大丈夫だと思うけどね」
ふさふさの耳と尻尾を揺らしながら概ねいつも通りに返答するこなた。
そしていつも通りに応対する私。人に猫耳が生えてノーリアクションっていうのもどうかと思う。
コップに1杯牛乳を注ぎ、先にこなたを向かわせておいた部屋へ。
そしていつも通りに応対する私。人に猫耳が生えてノーリアクションっていうのもどうかと思う。
コップに1杯牛乳を注ぎ、先にこなたを向かわせておいた部屋へ。
ドアを開くと、ベッドでごろごろ転がっている青い物体。
段々猫化が進んでいるようだ。
あ、ベッドから落ちた。
段々猫化が進んでいるようだ。
あ、ベッドから落ちた。
「ふにゃー…」
「はい、牛乳。少しは落ち着きなさいよ」
「ん。…ぷはーっ。そりゃ無理な相談だよ。猫なんだから」
「はい、牛乳。少しは落ち着きなさいよ」
「ん。…ぷはーっ。そりゃ無理な相談だよ。猫なんだから」
話の合間に一息で牛乳を飲み干すあたり、根本的なところは変わってないようで何より。
「で、いつからそうなったの?」
「朝起きたらもうこうだったよ」
「…病院とか行かなかったの?」
「だってめんどくさいじゃん」
「……本音は?」
「こんな萌え要素実体験の機会滅多にないから!」
「朝起きたらもうこうだったよ」
「…病院とか行かなかったの?」
「だってめんどくさいじゃん」
「……本音は?」
「こんな萌え要素実体験の機会滅多にないから!」
びしーっと親指をたていい笑顔のこなた。
…なんかもう、こいつは。
…なんかもう、こいつは。
「なんでうちの前に居たわけ?」
「かがみんならどんな私でも受け入れてくれると思ったから」
「かがみんならどんな私でも受け入れてくれると思ったから」
う。
不意打ちとは卑怯な…。
不意打ちとは卑怯な…。
「ふ、ふん。他の人が最初に来たらどうするつもりだったのよ」
「まぁまぁ、照れない照れない」
「照れてないっ!」
「まぁまぁ、照れない照れない」
「照れてないっ!」
くそ。なんだかまたいいようにあしらわれてる気がする。
猫なら猫でこっちにも手がある。
猫なら猫でこっちにも手がある。
急にこなたを抱き寄せ、頭と耳を撫でる。おなかに手を回すのも忘れずに。
流石猫だけあって気持ちよさそうな顔してるけど…なんかちょっとやらしいわね、これ。
「ふにゅー…。かがみん、尻尾もぉ…」
あーもう。可愛いなもうっ。
照れ隠しにわしゃわしゃと耳と尻尾を撫で回す。
照れ隠しにわしゃわしゃと耳と尻尾を撫で回す。
喉なんか鳴らしちゃってーもうっ。
私が小動物に目が無いって知ってやってるのか。
私が小動物に目が無いって知ってやってるのか。
しかもさっきからこなたの温もりと柔らかい体が私の理性を刺激してっ…!
限界!
限界!
「こなたっ…!って、あれ?」
…寝てる。
すぴー、と気持ちのいい寝息を立てて眠る猫こなた。
興奮が引いて穏やかな感情に変わっていく。
興奮が引いて穏やかな感情に変わっていく。
…まったく。
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- これは…続き無いのかな? -- 名無しさん (2011-04-11 21:47:13)