※このSSは、『かがみ君、どうするの? ~sngg(それなんてギャルゲ)2~』のIFストーリー的存在、というかみさおフラグを潰さなかった場合のストーリーです。
なので、『sngg(それなんてギャルゲ)2』の文章を意図的に書き写しています。
なので、『sngg(それなんてギャルゲ)2』の文章を意図的に書き写しています。
あらすじ
みさおを襲ってしまった日の翌日。かがみはみさおに謝るべくひたすら彼女を追いかけていた。
しかし、みさおもみさおでかがみから逃げてしまうので平行線をたどっていたが、ついにみさおを捕まえることが出来た。
昨日の件について頭を下げたかがみだが、みさおから返って来たのは意外な反応だった……
しかし、みさおもみさおでかがみから逃げてしまうので平行線をたどっていたが、ついにみさおを捕まえることが出来た。
昨日の件について頭を下げたかがみだが、みさおから返って来たのは意外な反応だった……
『にぶいよ!かがみ君 ~sneg(それなんてエロゲ)2~ 』
昼休み、屋上へと続く階段の踊り場にて。何故か怯えている日下部とその腕を掴んでいる俺は向き合っていた。……別に、日下部を襲おうという訳ではない。
「……それで、話って何?」
未だに怯える日下部の腕から手を離し、すぐに頭を下げた。角度は60度。少々深めだ。
「昨日の放課後にお前を襲っちまって、すまなかった」
「…………へ?」
たっぷりと空白をとった後、そんな間の抜けた声が日下部の口から漏れた。
「思わず魔が差したんだ。いくらでも罵倒は受ける。むしろ殴ってくれたって構わない」
それに構わず、俺は頭を下げたまま言葉を続けた。……直後に襲ってきたのは、静かな世界。
「……日下部?」
頭を上げると、俺の前で凍りついた日下部がいた。口を小さく動かしているのはわかったが、一体どうしたというのだろうか。
昼休みの雑踏に混じってかすかに聞こえてくるのは、『あたし』、『柊』、『触らせ』、『嫌い』……と、繋げても意味が生まれない単語ばかり。
本来は言葉だったものだろうそれを呟いていた日下部は、数回瞬きをした後にようやくこちらにも聞こえる声で言葉を紡いだ。
「ひ、柊……?何言ってんだ……?」
「……ん?それはこっちの台詞だよ。昨日の事はどう考えたって俺が悪いわけだし、お前は俺を罵倒できる立場だぞ?」
「だ、だってアレはあたしが……ぁ……ぅ……」
怒鳴られるのを覚悟していたが、逆に日下部はしどろもどろになっている。……そういえば峰岸から聞いた話だと、日下部自身も『柊に嫌われるんじゃないか』と言っていたそうだ。
……つまり、日下部はあの出来事は自分自身の所為だと思っているって事か?
「……日下部は悪くないぞ。基本的にこういうのは男が責任を問われる物だから、お前より俺の方が……」
「ち、違うって!……そ、その…………あ、あたし……」
一旦強い声で俺の言葉を否定し、もう一度口ごもった状態になった。……とりあえず、日下部の話を聞こう。
「あたし……柊の手が触ってきたのが、気持ちよくて……それで……あんな、事……」
台詞を言っていくうちに、だんだん日下部の顔が赤くなってきた。
「後で、柊に起こされた時……怖かったんだ……いきなり変な事したあたしを、嫌いになっちゃうんじゃないかって……」
「……つまり、あの時に急いで帰ったのは……俺に嫌われるのが怖くなったからなのか?」
俺の質問に、日下部は頷いた。別に避けられたわけじゃなかったのか……いや、避けられてるな。意味は違うけれど。
「そっか……俺はてっきり、俺に襲われたのが嫌だったから逃げたのかと……」
「い、嫌じゃないってヴぁ!ただ、その……」
また口ごもる日下部。……どうすればいいものか、と心の中で呟く。
「……それで、話って何?」
未だに怯える日下部の腕から手を離し、すぐに頭を下げた。角度は60度。少々深めだ。
「昨日の放課後にお前を襲っちまって、すまなかった」
「…………へ?」
たっぷりと空白をとった後、そんな間の抜けた声が日下部の口から漏れた。
「思わず魔が差したんだ。いくらでも罵倒は受ける。むしろ殴ってくれたって構わない」
それに構わず、俺は頭を下げたまま言葉を続けた。……直後に襲ってきたのは、静かな世界。
「……日下部?」
頭を上げると、俺の前で凍りついた日下部がいた。口を小さく動かしているのはわかったが、一体どうしたというのだろうか。
昼休みの雑踏に混じってかすかに聞こえてくるのは、『あたし』、『柊』、『触らせ』、『嫌い』……と、繋げても意味が生まれない単語ばかり。
本来は言葉だったものだろうそれを呟いていた日下部は、数回瞬きをした後にようやくこちらにも聞こえる声で言葉を紡いだ。
「ひ、柊……?何言ってんだ……?」
「……ん?それはこっちの台詞だよ。昨日の事はどう考えたって俺が悪いわけだし、お前は俺を罵倒できる立場だぞ?」
「だ、だってアレはあたしが……ぁ……ぅ……」
怒鳴られるのを覚悟していたが、逆に日下部はしどろもどろになっている。……そういえば峰岸から聞いた話だと、日下部自身も『柊に嫌われるんじゃないか』と言っていたそうだ。
……つまり、日下部はあの出来事は自分自身の所為だと思っているって事か?
「……日下部は悪くないぞ。基本的にこういうのは男が責任を問われる物だから、お前より俺の方が……」
「ち、違うって!……そ、その…………あ、あたし……」
一旦強い声で俺の言葉を否定し、もう一度口ごもった状態になった。……とりあえず、日下部の話を聞こう。
「あたし……柊の手が触ってきたのが、気持ちよくて……それで……あんな、事……」
台詞を言っていくうちに、だんだん日下部の顔が赤くなってきた。
「後で、柊に起こされた時……怖かったんだ……いきなり変な事したあたしを、嫌いになっちゃうんじゃないかって……」
「……つまり、あの時に急いで帰ったのは……俺に嫌われるのが怖くなったからなのか?」
俺の質問に、日下部は頷いた。別に避けられたわけじゃなかったのか……いや、避けられてるな。意味は違うけれど。
「そっか……俺はてっきり、俺に襲われたのが嫌だったから逃げたのかと……」
「い、嫌じゃないってヴぁ!ただ、その……」
また口ごもる日下部。……どうすればいいものか、と心の中で呟く。
1・とりあえず頭を撫でる ☆
2・日下部の言葉を促す
2・日下部の言葉を促す
突然、頭の中にこのような選択肢が出てきた。……なんだこれ?何故上の選択肢の後ろに星がある?というか選択肢ってゲームかよ?
……どちらを選ぶべきか。面倒だし上から選ぶか?……いや、それはゲームの中の話だろ。人生をゲームみたく例える奴はいるが、俺はそういう奴ではない。
しかも、だ。上の選択肢は何故か前に選んだ気がする。星が付いているからなのか、それとも他の理由か。……さらに言えば、これは感覚的な問題だが上を選ぼうとしても進めない。
まるで『下の選択肢を選べボケ』と暴言を吐かれているような気分になる。というか強制だ。……どこぞの反逆者ではないので、仕方なく下の選択肢を選ぶ。
「ただその、何だ?」
時間が動き出したかのような感覚と共に、俺は言葉を紡いだ。日下部はあー、とかうー、としか言わずになかなか答えてくれない。
……やっぱり、上を選べばよかった。そんな考えと共に、なかなかハッキリしない日下部に苛立ちを感じてしまう。しかしここで怒りをぶつけるのは立場的に失礼だ。
じっと耐えながら日下部の言葉を待つ。……そして、ついに日下部が口を開いた。
「……ごめん、言えねーや」
……溜めておいてそれか。日下部の口から小さく呟かれた台詞に、体から一気に力が抜けてしまった。そんな事を言われたら、さすがに文句の一つも言いたくなってしまう。
「日下部、お前って奴は……。まあ、いいか。お前が俺の事を嫌ってないだけでも助かったよ」
「うん、あたしも……。柊に嫌われたら、って思うと凄く怖くて……」
「……それはオーバーすぎじゃないか?」
と俺は口に出したが、少し泣きそうな日下部の顔を見て、すぐにその台詞が本気だった事に気付いた。
「オーバーじゃないってヴぁ。だって……」
「あー、悪かった。本当に怖かったんだな。大丈夫だって、お前を嫌いになんかならないよ」
俯いてしまった日下部の頭を優しく撫でてやる。日下部は『みゅう』と猫の鳴き声のような声を漏らし、俺の手を受け入れてくれた。
「……柊」
されるがままになっていた日下部が俺の名を呼ぶ。『ん?』と短く返すと、こんな事を言ってきた。
「今日の放課後、残れるか……?話したい事があんだけど……」
……どちらを選ぶべきか。面倒だし上から選ぶか?……いや、それはゲームの中の話だろ。人生をゲームみたく例える奴はいるが、俺はそういう奴ではない。
しかも、だ。上の選択肢は何故か前に選んだ気がする。星が付いているからなのか、それとも他の理由か。……さらに言えば、これは感覚的な問題だが上を選ぼうとしても進めない。
まるで『下の選択肢を選べボケ』と暴言を吐かれているような気分になる。というか強制だ。……どこぞの反逆者ではないので、仕方なく下の選択肢を選ぶ。
「ただその、何だ?」
時間が動き出したかのような感覚と共に、俺は言葉を紡いだ。日下部はあー、とかうー、としか言わずになかなか答えてくれない。
……やっぱり、上を選べばよかった。そんな考えと共に、なかなかハッキリしない日下部に苛立ちを感じてしまう。しかしここで怒りをぶつけるのは立場的に失礼だ。
じっと耐えながら日下部の言葉を待つ。……そして、ついに日下部が口を開いた。
「……ごめん、言えねーや」
……溜めておいてそれか。日下部の口から小さく呟かれた台詞に、体から一気に力が抜けてしまった。そんな事を言われたら、さすがに文句の一つも言いたくなってしまう。
「日下部、お前って奴は……。まあ、いいか。お前が俺の事を嫌ってないだけでも助かったよ」
「うん、あたしも……。柊に嫌われたら、って思うと凄く怖くて……」
「……それはオーバーすぎじゃないか?」
と俺は口に出したが、少し泣きそうな日下部の顔を見て、すぐにその台詞が本気だった事に気付いた。
「オーバーじゃないってヴぁ。だって……」
「あー、悪かった。本当に怖かったんだな。大丈夫だって、お前を嫌いになんかならないよ」
俯いてしまった日下部の頭を優しく撫でてやる。日下部は『みゅう』と猫の鳴き声のような声を漏らし、俺の手を受け入れてくれた。
「……柊」
されるがままになっていた日下部が俺の名を呼ぶ。『ん?』と短く返すと、こんな事を言ってきた。
「今日の放課後、残れるか……?話したい事があんだけど……」
*** ***
その後、昼休みが残り少なくなってしまったがつかさの所で弁当を食べ、かったるい午後の授業も終了し。ついに放課後となってしまった。
……日下部は委員会か何かがあると言うので、とりあえず日下部の言いつけどおりに教室で待つ事に。
「……そういえば、この前と同じような状況なんだよな。配役は逆だが」
この前とは当然、先日の日下部を襲った状況の事だ。あの時は掃除当番で俺が鞄を取りに来た時に、日下部と鉢合わせした。その後……
「……あー、いらん事を思い出すな。そしてそれに反応するな。俺は悲しいぞ……」
日下部のエロい顔とか秘所の暖かさとかを思い出してしまい、さらにそれに反応してしまう我が愚息。お前はもうちょっと慎みというものをだな……
「とりあえず、お前は大人しくしてろ。いつ日下部が来るかわからないんだからな」
そう言い聞かせ、自分の気を静める。ようやく力を失くした辺りで日下部がやって来た。
「ごめんごめん、待たせたな」
「あ、いや。別に気にしてないさ」
ギリギリで何とかなった事にほっとしつつ、冷静を保ったまま日下部に返事をした。
「で、話したい事って何だよ」
「あ、うん。……柊は今、好きな奴とかいるのか?」
……その質問、昨日も聞いた気がするが。日下部の言葉に無粋な突っ込みを心の中で入れながら、昨日と同じ返答をした。
「今はいないな。むしろ募集中だ。……一応言っておくが、高良さんは俺ごときが手を出せる訳が無いし、泉に関してはそういう感情はまったく無い」
プラスアルファの含まれた返答を聞き、日下部は『……そっか』と呟いた。そして……
「それなら、あたしがその候補に入ってもいいかな?」
「……は?」
突然何を言い出すんだ?という俺の疑問を打ち砕くように、大きく息を吸った日下部がこう言い放った。
……日下部は委員会か何かがあると言うので、とりあえず日下部の言いつけどおりに教室で待つ事に。
「……そういえば、この前と同じような状況なんだよな。配役は逆だが」
この前とは当然、先日の日下部を襲った状況の事だ。あの時は掃除当番で俺が鞄を取りに来た時に、日下部と鉢合わせした。その後……
「……あー、いらん事を思い出すな。そしてそれに反応するな。俺は悲しいぞ……」
日下部のエロい顔とか秘所の暖かさとかを思い出してしまい、さらにそれに反応してしまう我が愚息。お前はもうちょっと慎みというものをだな……
「とりあえず、お前は大人しくしてろ。いつ日下部が来るかわからないんだからな」
そう言い聞かせ、自分の気を静める。ようやく力を失くした辺りで日下部がやって来た。
「ごめんごめん、待たせたな」
「あ、いや。別に気にしてないさ」
ギリギリで何とかなった事にほっとしつつ、冷静を保ったまま日下部に返事をした。
「で、話したい事って何だよ」
「あ、うん。……柊は今、好きな奴とかいるのか?」
……その質問、昨日も聞いた気がするが。日下部の言葉に無粋な突っ込みを心の中で入れながら、昨日と同じ返答をした。
「今はいないな。むしろ募集中だ。……一応言っておくが、高良さんは俺ごときが手を出せる訳が無いし、泉に関してはそういう感情はまったく無い」
プラスアルファの含まれた返答を聞き、日下部は『……そっか』と呟いた。そして……
「それなら、あたしがその候補に入ってもいいかな?」
「……は?」
突然何を言い出すんだ?という俺の疑問を打ち砕くように、大きく息を吸った日下部がこう言い放った。
「……その……あ、あたし……柊の事が、好きなんだ……!」
「……え?」
突然の告白に俺は固まってしまう。日下部が、俺の事を?
「本当は昨日言うつもりだったんだけど、柊に触られて、頭ん中真っ白になって……気付いたら、柊にいろんな所を触らせてた。その後すっげー後悔して……『これで嫌われたかな』なんて思ってた」
……そっか。あの時興奮して、そして後悔してたのは日下部も同じだったんだな……
「今日、朝からずっと怖かったんだ。柊があの時の事で怒ってるんじゃないかって」
「……それは違う。俺だって昨日の事で日下部が怖がって、俺の事を避けてるんじゃないかって朝から思ってた」
今なら、あの時の峰岸の言葉が理解できる。……大丈夫ってのは、俺の考えはただの杞憂だって事だったんだな。そして、それは日下部も同じ事。
「峰岸の言うとおりだったな。俺も日下部もただすれ違ってただけだったようだ」
「……へ?」
「峰岸から聞いたぞ。お前、彼女に『柊に嫌われるかも』って言ってたんだろ?実は俺も見事に同じ事を言っちまってな」
似た者同士なのかもな、俺達。と、肩をすくめて呟くと同時に、日下部は『な、な、な……』と固まってしまった。
「な、何で、それを……?」
「あー、俺が聞いたわけじゃないぞ。峰岸の方から言ってきたんだから、文句は峰岸に言ってくれ」
心の中で謝りながら、峰岸に責任をなすりつける。……まあ、俺から聞いたわけじゃないから間違ってないし。
「まあ、それはともかく。本当に俺でいいのか?他にもいい男とかいるだろ」
「何言ってんだよ!あたしは柊じゃなきゃやだ!柊と一緒がいいんだってヴぁ!」
怒りを顕にして日下部が言い放つ。それに気圧されて後ろに下がりながら『……そりゃすまん』と謝る。……そこまで俺を好きならむしろありがたい。
「……柊って、マジで鈍いんだな」
「お前までそう言うか……?姉さん達にもよく言われるけど、俺ってそこまで鈍い?」
純粋な質問だったのだが、日下部は威嚇する犬のように『うぅー……』と唸るだけで答えてくれない。……その目は『お前は何を言ってるんだ』と訴えてきているが。
「……あー、悪かったよ。そこまで怒るなら今の質問は無しにする。ほら、落ち着けって」
「ふぁ……!?」
さっきから日下部への例えが動物になりがちなので、いっその事ならと落ち着かせる為に抱きしめてみた。……意外に柔らかいな、日下部の体って。
「ちょ、ひぃらぎっ!?これまずいって!」
「あ、逆に落ち着かなかったか?」
「そうじゃ……ひ、ひぃらぎ……んみゅう……」
やけに体をモジモジさせる日下部。……あれ?今の日下部の声、どこかで聞いた事が……そう考えてるうちに、日下部は鼻にかかった声で小さく漏らした。
突然の告白に俺は固まってしまう。日下部が、俺の事を?
「本当は昨日言うつもりだったんだけど、柊に触られて、頭ん中真っ白になって……気付いたら、柊にいろんな所を触らせてた。その後すっげー後悔して……『これで嫌われたかな』なんて思ってた」
……そっか。あの時興奮して、そして後悔してたのは日下部も同じだったんだな……
「今日、朝からずっと怖かったんだ。柊があの時の事で怒ってるんじゃないかって」
「……それは違う。俺だって昨日の事で日下部が怖がって、俺の事を避けてるんじゃないかって朝から思ってた」
今なら、あの時の峰岸の言葉が理解できる。……大丈夫ってのは、俺の考えはただの杞憂だって事だったんだな。そして、それは日下部も同じ事。
「峰岸の言うとおりだったな。俺も日下部もただすれ違ってただけだったようだ」
「……へ?」
「峰岸から聞いたぞ。お前、彼女に『柊に嫌われるかも』って言ってたんだろ?実は俺も見事に同じ事を言っちまってな」
似た者同士なのかもな、俺達。と、肩をすくめて呟くと同時に、日下部は『な、な、な……』と固まってしまった。
「な、何で、それを……?」
「あー、俺が聞いたわけじゃないぞ。峰岸の方から言ってきたんだから、文句は峰岸に言ってくれ」
心の中で謝りながら、峰岸に責任をなすりつける。……まあ、俺から聞いたわけじゃないから間違ってないし。
「まあ、それはともかく。本当に俺でいいのか?他にもいい男とかいるだろ」
「何言ってんだよ!あたしは柊じゃなきゃやだ!柊と一緒がいいんだってヴぁ!」
怒りを顕にして日下部が言い放つ。それに気圧されて後ろに下がりながら『……そりゃすまん』と謝る。……そこまで俺を好きならむしろありがたい。
「……柊って、マジで鈍いんだな」
「お前までそう言うか……?姉さん達にもよく言われるけど、俺ってそこまで鈍い?」
純粋な質問だったのだが、日下部は威嚇する犬のように『うぅー……』と唸るだけで答えてくれない。……その目は『お前は何を言ってるんだ』と訴えてきているが。
「……あー、悪かったよ。そこまで怒るなら今の質問は無しにする。ほら、落ち着けって」
「ふぁ……!?」
さっきから日下部への例えが動物になりがちなので、いっその事ならと落ち着かせる為に抱きしめてみた。……意外に柔らかいな、日下部の体って。
「ちょ、ひぃらぎっ!?これまずいって!」
「あ、逆に落ち着かなかったか?」
「そうじゃ……ひ、ひぃらぎ……んみゅう……」
やけに体をモジモジさせる日下部。……あれ?今の日下部の声、どこかで聞いた事が……そう考えてるうちに、日下部は鼻にかかった声で小さく漏らした。
「ひぃらぎの、ばかぁ……こんなに近くにいたら、あたし、我慢できねーよぉ……」
……ああ。どうやら火を消す為にぶっ掛けた水のような物は、実はハイオクガソリンだったようだ。例えがわからないかもしれないが、つまりはそういう事だ。
「く、日下部?いいか、落ち着け。ここは学び舎、さすがにそういう如何わしい事をするような場所じゃないと……」
俺は昨日の繰り返しにならないよう、日下部を説得し始めた。……いや、この際だから俺の過去の愚行については突っ込まないでくれ。
「柊が悪いんだかんな……。あたしの我慢を無駄にしたんだから……」
しかし日下部は離れたくないと言わんばかりに俺の体を抱きしめ返してくる。……ああああ、胸が!見た目より意外にある日下部の胸が!
このままでは確実に、昨日と同じように教室で日下部を襲ってしまうかもしれない。どうすればいい?こんな時はどうすれば……!
「く、日下部っ」
「……何、柊?」
「……ば、場所を変えようか。例えばお前の家とか」
……何を言ってるんだ俺は。いくら苦し紛れとはいえ、そんな発言をしていいのか?まるで『自分も我慢できません』みたいな口ぶりじゃないか。
しかし、この台詞が功を奏したらしく日下部は『ん、わかった』と身を引いてくれた。……とりあえず、この場は助かったか。
「く、日下部?いいか、落ち着け。ここは学び舎、さすがにそういう如何わしい事をするような場所じゃないと……」
俺は昨日の繰り返しにならないよう、日下部を説得し始めた。……いや、この際だから俺の過去の愚行については突っ込まないでくれ。
「柊が悪いんだかんな……。あたしの我慢を無駄にしたんだから……」
しかし日下部は離れたくないと言わんばかりに俺の体を抱きしめ返してくる。……ああああ、胸が!見た目より意外にある日下部の胸が!
このままでは確実に、昨日と同じように教室で日下部を襲ってしまうかもしれない。どうすればいい?こんな時はどうすれば……!
「く、日下部っ」
「……何、柊?」
「……ば、場所を変えようか。例えばお前の家とか」
……何を言ってるんだ俺は。いくら苦し紛れとはいえ、そんな発言をしていいのか?まるで『自分も我慢できません』みたいな口ぶりじゃないか。
しかし、この台詞が功を奏したらしく日下部は『ん、わかった』と身を引いてくれた。……とりあえず、この場は助かったか。
*** ***
「ただいまー」
「お、お邪魔します……」
さすがに、早まったかもしれない。そんな事を考えながら日下部の家に上がらせてもらった。
……あの後、結局日下部の家に寄る事になってしまった。もしかしたら帰りが遅くなるかもと思って家に電話をした所、いのり姉さんに『ゴムは持ってるの?』という爆弾を落とされた。
何考えてるんだ、と怒鳴って電話を切ったが、その一言のおかげで俺の精神は乱れてしまっている。……からかい半分だったろうし、いのり姉さんに罪はないが。
「あれ。今日は兄貴出かけてんのかな?珍しく顔を出さねーし」
家の中を見まわしながら、日下部が言う。……聞いた話だと、両親は共働きなのでこの時間に家にいる事はないそうだ。
……まあ、日下部のお兄さんが居ないのは色々と都合がいい。別に性的な意味ではなく、精神的な意味で。
「……ま、いっか。あたしの部屋に案内するよ」
そんな考えを持っていた俺の手を引き、日下部が動き出した。すぐに日下部の部屋に入れられ、『ちょっと待ってて』と日下部自身は部屋を出てしまった。
「…………」
しかし、どうにも落ち着かない。ここが他人の、ましてや女の子の部屋だというのだ。……まあ、『女の子の』と言うには少々違和感がある。男兄弟が居るせいか、本棚の中に少年漫画があったりとか。
でも、この部屋の中に漂う匂い、というか雰囲気は確かに『女の子』の物だ。思わず肺いっぱいにここの空気を吸いたくて深呼吸してしまう。……変態か俺は。
「ごめんごめん。こんなのしかねーけどいいかな?」
扉が開いて、コップ二つと1.5Lのペットボトルを乗せたお盆を持って日下部が現れた。『ああ、お構いなく』と返し、俺の近くに座った日下部に合わせて座る。
「そういや、柊が家に来るのって初めてだったよな」
「あ?……あー、そうだな。前に峰岸の家に行った事はあるけど、お前の家は初めてだったな」
アレは夏休みの時だったか。珍しく峰岸、日下部と一緒に勉強会をやった時の事だ。確か、日下部が某東大入試漫画を読んで自分でも出来るような気になってたっけ。
「……しかし、お前の部屋ってあんまり女の部屋って感じじゃないな」
「別にいーじゃん、そんな事。どんな風に飾ろうがあたしの勝手だろ」
そう言いながら、日下部が少し不機嫌な顔でジュース入りコップを俺に渡す。『ま、日下部らしいと言えばらしいけど』とフォロー代わりに付け加えて、渡されたそれに口を付けた。
よく冷えたジュースが俺の中に入り、頭と体を冷やしてくれる。ようやく落ち着いた所でこの先の事を考えようとしたら、日下部が俺の肩に寄りかかってきた。
「なぁ、柊……?今、柊はあたしと二人っきりだよな?」
「あ、ああ」
……この展開はもしかしなくても。確信と共にチラリと横を見れば、昨日と同じように潤んだ瞳をこちらに向けている。もう逃げる事は出来ないようだ。いや、そもそも逃げる理由もない。
「もう誰も見てねーし、親も兄貴もいないから。……学校での続き、しよっか?」
部屋の中で二人だけというおいしすぎる状況といい、そうされる事を望んでいる日下部の眼といい、拒む理由が見つからない。だから……
「……いいのか、日下部?俺、理性捨てちまうぞ?荒っぽい事しちまうかもしれないぞ?」
コップをお盆の上に置き、確認の言葉を口にする。返ってきたのは……後頭部を押される感覚と、唇に触れたやわらかい物。数秒ほどの触れ合い程度のキスの後、『いいよ、柊』と日下部が言った。
「あたし、柊になら何をされてもいい。だって、相手が柊じゃなきゃこんな事しないから」
「日下部……」
日下部の肩に腕を回して抱き寄せた後に、『後悔……するなよ?』と囁いてから押し倒す。お盆の上のコップを倒さないように遠くに押しやった後、もう一度唇を重ねた。
「…………ん……」
「……む、んむ…………」
唇を押し付けあうだけの乱暴なキス。そういう事のイロハもろくに知らない俺達だからこそ、傍から見ればただお互いを貪るだけの行為でも十分に満足していた。
「……ひぃらぎ……」
それは日下部も同じなようで、熱が篭った視線をまた俺に向けてくる。
「制服、脱ぐか。皺になるとまずいし」
それに、色々な液体で汚れるだろ?という俺の提案に、日下部は声は出さずに小さく頷いた。早速日下部の制服を脱がせる為に襟元のホックを外した所で。
「……ちょ、ひ、ひぃらぎっ!?」
突然日下部が驚いた声を出した。それを気にせずに俺から見て右の脇腹に手を這わせ、制服のジッパーを捜す。
「ひゃっ、な、何やって……!」
「何って、お前の制服を脱がそうとしてるだけだが?」
ようやく見つけたジッパーの持ち手をつまみ、上にスライドしていく。完全に開ききった所で、ついに日下部の手が俺の動きを止めた。
「な、なな……何すんだよ……っ!じ、自分で脱げるからっ!」
「……何で恥ずかしがってるんだよ?いつもあんなにはしゃいでるくせに」
「あ、あれは……あれは違うんだって!こ、こういう時の方が恥ずかしいんだってヴぁ!」
……本当に、よくわからんな。いつもパンチラ寸前で暴れまわってるかと思えば、こうやってお互いの肌を見せる時には恥ずかしがる、と。
「そ、それに……なんでいきなり脱がせるんだよ!あたしにだって心の準備が……!」
「……あ、それは悪かった。ごめん」
それもそうだな。勝手に脱がそうとした俺も悪い。……というわけで、各々で服を脱ぐ事に。その際、日下部に『こっち見んな』と言われたので仕方なく反対方向を向いている。
変な皺が付かないように軽く畳み、まとめた後に『終わったか?』と確認を取る。少ししてから『……いいよ』と返事が返ってきたので、ようやく日下部のいる方に振り返った。
「……その、あんまり見んなよ……」
スポーティーな感じの下着の日下部が、顔を真っ赤にして小さく呟いた。両手はちゃんと前を隠している。……その手は意味がないだろうと思うが?
「は、恥ずかしいんだよ……!柊に見られてると思うと……!」
「……昨日、人の手をオナニーの道具にしたのは誰でしたっけ?」
ニヤニヤと我ながら人の悪い笑みを浮かべて日下部の黒歴史を突っついてやると、『そ、それとこれとは別だってヴぁ!』と声を荒げて反論してきた。
「冗談だよ。……まあ、あの時は俺も興奮して理性を無くしたからお互い様って事で。さあ……」
うー、と唸る日下部に歩み寄り、片手で体を抱き寄せて……もう片方の手でショーツ越しに秘所を触る。
「ふやっ!?」
「この前の続きをしようじゃないか」
日下部の秘所に触れるたび、くちゅ、くちゅ、と小さな水音が漏れる。……我慢できないのは本当だったらしいな。
「んみゅ、ひ、ひぃ……らぎ……」
「可愛い奴だな、お前は……」
俺の胸板に手を置いて懇願するような目で俺を見る日下部は、普段とはまったく違う雰囲気を漂わせている。……性行為とは、ここまで人を変えられる物なんだろうか。
心なしか、日下部の秘所は昨日触った時よりも湿り気が多い感じがする。ぬちゃ、ぬちゃ、と濡れたショーツが音を立て、その度に日下部は小さく声を漏らす。
「あ、うあっ……きゅ、みゅ、うぅ……」
そのか細く鳴いているかのような声がさらに俺の理性に穴を開けていく。と、ここで一旦手を休め、日下部の膝の裏に手を通して抱き上げた。
「……ぅあっ?」
……俗に言うお姫様抱っこの状態で、日下部をベッドまで運ぶ。ベッドに到着後、日下部を横たえて本格的な愛撫……と呼べるのかはわからんが……を始めた。
「いくぞ……」
誰にともなく呟いた後、まずは胸の方から触り始める。タンクトップのような綿のブラを下からめくり、現れた乳房にかぶりつく。
「うゃっ!……ん、んん……ふぁ……」
程々に大きい日下部の胸。それを片方は軽く揉んで、もう片方は口で堪能する。……少し塩味がするのは仕方がない。
「ひぃ、ら……そんな……すわ、ないでぇ……」
艶の混じった声で日下部が呟いた。……だが断る、とでも言うように胸を弄んでいた手をショーツの中に入れて、日下部の秘所に直に触れた。
「みゃぁっ!?だ、だめぇっ!それだめ!ゆ、びぃ……っ!」
茂みの奥、何度も布越しに触れていた場所に、ついに俺の指が進入した。ぬるぬると愛液が絡みつく中、手探りで日下部の秘所を捜索する。
柔らかい感触が俺の脳を狂わせていく。なるべく上の方は触らないようにしながら、秘所の柔らかさを堪能していた。
「ひ、ひぃら、っぎぃ……ひどい、よぉ……みゅ……んんっ……」
「……何が酷いんだ?」
すでに乳房から離していた口を開き、日下部の台詞に聞き返す。
「んあ……だってぇ……あたし、あたしぃ……」
酷いと言われても、なぁ。当の日下部は喜んでいるのか苦しんでいるのか、なんとも言えない表情をしている。
「あたし、もっとひぃらぎがほしいよぉ……ひぃらぎ、いっぱいほしいんだよぉ……」
「お、お邪魔します……」
さすがに、早まったかもしれない。そんな事を考えながら日下部の家に上がらせてもらった。
……あの後、結局日下部の家に寄る事になってしまった。もしかしたら帰りが遅くなるかもと思って家に電話をした所、いのり姉さんに『ゴムは持ってるの?』という爆弾を落とされた。
何考えてるんだ、と怒鳴って電話を切ったが、その一言のおかげで俺の精神は乱れてしまっている。……からかい半分だったろうし、いのり姉さんに罪はないが。
「あれ。今日は兄貴出かけてんのかな?珍しく顔を出さねーし」
家の中を見まわしながら、日下部が言う。……聞いた話だと、両親は共働きなのでこの時間に家にいる事はないそうだ。
……まあ、日下部のお兄さんが居ないのは色々と都合がいい。別に性的な意味ではなく、精神的な意味で。
「……ま、いっか。あたしの部屋に案内するよ」
そんな考えを持っていた俺の手を引き、日下部が動き出した。すぐに日下部の部屋に入れられ、『ちょっと待ってて』と日下部自身は部屋を出てしまった。
「…………」
しかし、どうにも落ち着かない。ここが他人の、ましてや女の子の部屋だというのだ。……まあ、『女の子の』と言うには少々違和感がある。男兄弟が居るせいか、本棚の中に少年漫画があったりとか。
でも、この部屋の中に漂う匂い、というか雰囲気は確かに『女の子』の物だ。思わず肺いっぱいにここの空気を吸いたくて深呼吸してしまう。……変態か俺は。
「ごめんごめん。こんなのしかねーけどいいかな?」
扉が開いて、コップ二つと1.5Lのペットボトルを乗せたお盆を持って日下部が現れた。『ああ、お構いなく』と返し、俺の近くに座った日下部に合わせて座る。
「そういや、柊が家に来るのって初めてだったよな」
「あ?……あー、そうだな。前に峰岸の家に行った事はあるけど、お前の家は初めてだったな」
アレは夏休みの時だったか。珍しく峰岸、日下部と一緒に勉強会をやった時の事だ。確か、日下部が某東大入試漫画を読んで自分でも出来るような気になってたっけ。
「……しかし、お前の部屋ってあんまり女の部屋って感じじゃないな」
「別にいーじゃん、そんな事。どんな風に飾ろうがあたしの勝手だろ」
そう言いながら、日下部が少し不機嫌な顔でジュース入りコップを俺に渡す。『ま、日下部らしいと言えばらしいけど』とフォロー代わりに付け加えて、渡されたそれに口を付けた。
よく冷えたジュースが俺の中に入り、頭と体を冷やしてくれる。ようやく落ち着いた所でこの先の事を考えようとしたら、日下部が俺の肩に寄りかかってきた。
「なぁ、柊……?今、柊はあたしと二人っきりだよな?」
「あ、ああ」
……この展開はもしかしなくても。確信と共にチラリと横を見れば、昨日と同じように潤んだ瞳をこちらに向けている。もう逃げる事は出来ないようだ。いや、そもそも逃げる理由もない。
「もう誰も見てねーし、親も兄貴もいないから。……学校での続き、しよっか?」
部屋の中で二人だけというおいしすぎる状況といい、そうされる事を望んでいる日下部の眼といい、拒む理由が見つからない。だから……
「……いいのか、日下部?俺、理性捨てちまうぞ?荒っぽい事しちまうかもしれないぞ?」
コップをお盆の上に置き、確認の言葉を口にする。返ってきたのは……後頭部を押される感覚と、唇に触れたやわらかい物。数秒ほどの触れ合い程度のキスの後、『いいよ、柊』と日下部が言った。
「あたし、柊になら何をされてもいい。だって、相手が柊じゃなきゃこんな事しないから」
「日下部……」
日下部の肩に腕を回して抱き寄せた後に、『後悔……するなよ?』と囁いてから押し倒す。お盆の上のコップを倒さないように遠くに押しやった後、もう一度唇を重ねた。
「…………ん……」
「……む、んむ…………」
唇を押し付けあうだけの乱暴なキス。そういう事のイロハもろくに知らない俺達だからこそ、傍から見ればただお互いを貪るだけの行為でも十分に満足していた。
「……ひぃらぎ……」
それは日下部も同じなようで、熱が篭った視線をまた俺に向けてくる。
「制服、脱ぐか。皺になるとまずいし」
それに、色々な液体で汚れるだろ?という俺の提案に、日下部は声は出さずに小さく頷いた。早速日下部の制服を脱がせる為に襟元のホックを外した所で。
「……ちょ、ひ、ひぃらぎっ!?」
突然日下部が驚いた声を出した。それを気にせずに俺から見て右の脇腹に手を這わせ、制服のジッパーを捜す。
「ひゃっ、な、何やって……!」
「何って、お前の制服を脱がそうとしてるだけだが?」
ようやく見つけたジッパーの持ち手をつまみ、上にスライドしていく。完全に開ききった所で、ついに日下部の手が俺の動きを止めた。
「な、なな……何すんだよ……っ!じ、自分で脱げるからっ!」
「……何で恥ずかしがってるんだよ?いつもあんなにはしゃいでるくせに」
「あ、あれは……あれは違うんだって!こ、こういう時の方が恥ずかしいんだってヴぁ!」
……本当に、よくわからんな。いつもパンチラ寸前で暴れまわってるかと思えば、こうやってお互いの肌を見せる時には恥ずかしがる、と。
「そ、それに……なんでいきなり脱がせるんだよ!あたしにだって心の準備が……!」
「……あ、それは悪かった。ごめん」
それもそうだな。勝手に脱がそうとした俺も悪い。……というわけで、各々で服を脱ぐ事に。その際、日下部に『こっち見んな』と言われたので仕方なく反対方向を向いている。
変な皺が付かないように軽く畳み、まとめた後に『終わったか?』と確認を取る。少ししてから『……いいよ』と返事が返ってきたので、ようやく日下部のいる方に振り返った。
「……その、あんまり見んなよ……」
スポーティーな感じの下着の日下部が、顔を真っ赤にして小さく呟いた。両手はちゃんと前を隠している。……その手は意味がないだろうと思うが?
「は、恥ずかしいんだよ……!柊に見られてると思うと……!」
「……昨日、人の手をオナニーの道具にしたのは誰でしたっけ?」
ニヤニヤと我ながら人の悪い笑みを浮かべて日下部の黒歴史を突っついてやると、『そ、それとこれとは別だってヴぁ!』と声を荒げて反論してきた。
「冗談だよ。……まあ、あの時は俺も興奮して理性を無くしたからお互い様って事で。さあ……」
うー、と唸る日下部に歩み寄り、片手で体を抱き寄せて……もう片方の手でショーツ越しに秘所を触る。
「ふやっ!?」
「この前の続きをしようじゃないか」
日下部の秘所に触れるたび、くちゅ、くちゅ、と小さな水音が漏れる。……我慢できないのは本当だったらしいな。
「んみゅ、ひ、ひぃ……らぎ……」
「可愛い奴だな、お前は……」
俺の胸板に手を置いて懇願するような目で俺を見る日下部は、普段とはまったく違う雰囲気を漂わせている。……性行為とは、ここまで人を変えられる物なんだろうか。
心なしか、日下部の秘所は昨日触った時よりも湿り気が多い感じがする。ぬちゃ、ぬちゃ、と濡れたショーツが音を立て、その度に日下部は小さく声を漏らす。
「あ、うあっ……きゅ、みゅ、うぅ……」
そのか細く鳴いているかのような声がさらに俺の理性に穴を開けていく。と、ここで一旦手を休め、日下部の膝の裏に手を通して抱き上げた。
「……ぅあっ?」
……俗に言うお姫様抱っこの状態で、日下部をベッドまで運ぶ。ベッドに到着後、日下部を横たえて本格的な愛撫……と呼べるのかはわからんが……を始めた。
「いくぞ……」
誰にともなく呟いた後、まずは胸の方から触り始める。タンクトップのような綿のブラを下からめくり、現れた乳房にかぶりつく。
「うゃっ!……ん、んん……ふぁ……」
程々に大きい日下部の胸。それを片方は軽く揉んで、もう片方は口で堪能する。……少し塩味がするのは仕方がない。
「ひぃ、ら……そんな……すわ、ないでぇ……」
艶の混じった声で日下部が呟いた。……だが断る、とでも言うように胸を弄んでいた手をショーツの中に入れて、日下部の秘所に直に触れた。
「みゃぁっ!?だ、だめぇっ!それだめ!ゆ、びぃ……っ!」
茂みの奥、何度も布越しに触れていた場所に、ついに俺の指が進入した。ぬるぬると愛液が絡みつく中、手探りで日下部の秘所を捜索する。
柔らかい感触が俺の脳を狂わせていく。なるべく上の方は触らないようにしながら、秘所の柔らかさを堪能していた。
「ひ、ひぃら、っぎぃ……ひどい、よぉ……みゅ……んんっ……」
「……何が酷いんだ?」
すでに乳房から離していた口を開き、日下部の台詞に聞き返す。
「んあ……だってぇ……あたし、あたしぃ……」
酷いと言われても、なぁ。当の日下部は喜んでいるのか苦しんでいるのか、なんとも言えない表情をしている。
「あたし、もっとひぃらぎがほしいよぉ……ひぃらぎ、いっぱいほしいんだよぉ……」
……え?……えーと、俺が欲しいというのはつまり……
とりあえず、この期に及んで勘違いではない事を確認したい。だが、そんな事は出来るはずもなく、どうすればいいか迷っていると。
日下部がおぼつかない手つきでショーツをずり下ろし、そして……トランクス越しにいきり立った俺の愚息を触ってきた。……こ、これは!?
「ひぃらぎぃ……」
……勘違いではなかったようだ。そうと決まれば俺の行動は速かった。トランクスを一気に脱ぎ、日下部の横から向かいに移動してショーツをちゃんと脱がせて……
「……こういう事、だな?」
両足を開かせて、愚息を日下部の秘所にあてがった。そのままゆっくりと挿入しようとするが、なかなか入らない。
「……あ、あれ?」
ぬるん、ぬるん、と秘所の表面をすべるだけでなかなか入ってくれない我が愚息。……数回目のチャレンジにしてようやく成功した。
「ご、ごめん……俺、初めてだから……」
先端が入った状態で、日下部に謝る。何故か少々恨みがましい視線を浴びながら、愚息をゆっくりと中に突き進めた。
「……っ、あ……」
……が、その時にほんの少し抵抗があったくらいで、わりとすんなり挿入出来てしまった。……あれ?
「……あれ、痛くない……?」
それは日下部も同じだったようだ。……まさか、日下部に限って『もう処女を捨てていた』とかそういうオチはないだろうな?
だが日下部の台詞を聞く限りでは、『本人も覚悟していた』、つまりさっきの考えは違うという事になる。……そういう事もある、んだろうか?
「だ、大丈夫か?なんかあっさり入っちまったんだが……」
「う、うん……全然痛くねー……んだけど……」
一般的な情報……いわゆるエロ本とかの偏った情報だが……と違う結末に、俺も日下部も固まってしまったが。
日下部がおぼつかない手つきでショーツをずり下ろし、そして……トランクス越しにいきり立った俺の愚息を触ってきた。……こ、これは!?
「ひぃらぎぃ……」
……勘違いではなかったようだ。そうと決まれば俺の行動は速かった。トランクスを一気に脱ぎ、日下部の横から向かいに移動してショーツをちゃんと脱がせて……
「……こういう事、だな?」
両足を開かせて、愚息を日下部の秘所にあてがった。そのままゆっくりと挿入しようとするが、なかなか入らない。
「……あ、あれ?」
ぬるん、ぬるん、と秘所の表面をすべるだけでなかなか入ってくれない我が愚息。……数回目のチャレンジにしてようやく成功した。
「ご、ごめん……俺、初めてだから……」
先端が入った状態で、日下部に謝る。何故か少々恨みがましい視線を浴びながら、愚息をゆっくりと中に突き進めた。
「……っ、あ……」
……が、その時にほんの少し抵抗があったくらいで、わりとすんなり挿入出来てしまった。……あれ?
「……あれ、痛くない……?」
それは日下部も同じだったようだ。……まさか、日下部に限って『もう処女を捨てていた』とかそういうオチはないだろうな?
だが日下部の台詞を聞く限りでは、『本人も覚悟していた』、つまりさっきの考えは違うという事になる。……そういう事もある、んだろうか?
「だ、大丈夫か?なんかあっさり入っちまったんだが……」
「う、うん……全然痛くねー……んだけど……」
一般的な情報……いわゆるエロ本とかの偏った情報だが……と違う結末に、俺も日下部も固まってしまったが。
……まあ、いいか。
日下部の中の暖かくぬめった感触が俺の思考を鈍らせ、結局この一言で打ち止めにしてしまった。
「ふぇ……ゃあっ!?」
日下部の腰を抱え、愚息をさらに奥に突き入れる。一度目はうまく出来ずに壁を擦っただけだったが、二度目で日下部の一番奥をつつく事が出来た。
「ふぇ……ゃあっ!?」
日下部の腰を抱え、愚息をさらに奥に突き入れる。一度目はうまく出来ずに壁を擦っただけだったが、二度目で日下部の一番奥をつつく事が出来た。
「っ、……ゅああぁっ!!」
その瞬間、日下部が体をのけぞらせて大きく跳ねる。同時に、日下部の中がきゅ、きゅう……と締まった。……えっ?
「……お、おい。日下部……?」
「っあ……ふ……」
全身の力が抜けてしまったらしく、まるで昨日の再現のように力なく倒れる日下部。……という事は。
「今のでイッちまったんだな……?」
俺の台詞に、答えは返ってこない。……これはアレか?俺が一番奥をつついたからいけないのか?偏ったエロ知識を総動員しながら、日下部が倒れた原因を割り出す。
思考の隅で演算を続けながら、日下部の体をまじまじと眺める。……肌はほんのり赤みを帯び、八重歯の覗く口元からは涎が一本の筋となって流れ落ちていた。
……いかん、自分で自分を追い詰めてるな。ぶっちゃけて言おう。今の日下部はかなりいい。普段の姿からは想像できないエロさを醸し出している。
思わず日下部の口から垂れた涎を舐め取り、そのまま口付けをしてしまった位だ。……一瞬、『抵抗が無いのもそれはそれで……』と考えてしまった自分が恨めしい。
「……ん……ぷ、ちゅ……」
日下部の上半身を抱き上げ、無抵抗の舌に自分の舌を絡ませる。同時に腰を小さく動かし、日下部の中を味わった。
初めてという事でこなれていないのだろう。強烈にというほどではないがきつい締め付けがあり、それがまた気持ちいい。
「……む、ん……っ!?」
しばらくされるがままになっていたが、俺が動いた事によって意識が戻ったらしく、突然目を見開く日下部。
「……っ、な、何すんだよ……!?」
「あ、いや……日下部がとてつもなくエロかったから、つい……」
そう言いつつも腰を動かす。と、それに合わせて日下部が体を小さく震わせた。『やめっ、動かないでぇ……』と俺を止めようとする。
「……お、おい。日下部……?」
「っあ……ふ……」
全身の力が抜けてしまったらしく、まるで昨日の再現のように力なく倒れる日下部。……という事は。
「今のでイッちまったんだな……?」
俺の台詞に、答えは返ってこない。……これはアレか?俺が一番奥をつついたからいけないのか?偏ったエロ知識を総動員しながら、日下部が倒れた原因を割り出す。
思考の隅で演算を続けながら、日下部の体をまじまじと眺める。……肌はほんのり赤みを帯び、八重歯の覗く口元からは涎が一本の筋となって流れ落ちていた。
……いかん、自分で自分を追い詰めてるな。ぶっちゃけて言おう。今の日下部はかなりいい。普段の姿からは想像できないエロさを醸し出している。
思わず日下部の口から垂れた涎を舐め取り、そのまま口付けをしてしまった位だ。……一瞬、『抵抗が無いのもそれはそれで……』と考えてしまった自分が恨めしい。
「……ん……ぷ、ちゅ……」
日下部の上半身を抱き上げ、無抵抗の舌に自分の舌を絡ませる。同時に腰を小さく動かし、日下部の中を味わった。
初めてという事でこなれていないのだろう。強烈にというほどではないがきつい締め付けがあり、それがまた気持ちいい。
「……む、ん……っ!?」
しばらくされるがままになっていたが、俺が動いた事によって意識が戻ったらしく、突然目を見開く日下部。
「……っ、な、何すんだよ……!?」
「あ、いや……日下部がとてつもなくエロかったから、つい……」
そう言いつつも腰を動かす。と、それに合わせて日下部が体を小さく震わせた。『やめっ、動かないでぇ……』と俺を止めようとする。
あのな日下部。そんな舌足らずな声+ろれつが回ってない状態でそんなこと言われても止まる事は出来んぞ?……むしろ起爆剤です。
「みゅあぁっ!?やめ、んあっ、うごかないでって、いった、はんっ、のにぃ!」
突然俺の腰が大きく動いたのに驚き、またもろれつの回らない声で叫ぶ。あーもう、無茶ばかり言いやがって。
「無理言うなっての!あんなエロい声で言われたら、余計興奮しちまうだろうが!」
「ひっ、どいよぉ、ひぃらぎぃ……んみゅ、ぅあぁっ!すげっ、あたまんなか、まっしろになるぅ……!」
……しかし、やけに反応がおかしい。これはアレか?いわゆる『イッたばかりだから動いちゃらめぇぇ!!』みたいなものか?
だからどうした。こっちは我慢に我慢の連続で、早く出したいんだよ!と、あえて心の中だけで叫びながら腰を動かし続けた。
「みゃぅっ、やぁ、だ、だめぇ!ひぃらぎだめぇ!こんなの、あたししんじゃうぅ!!」
定期的にひくん、ひくん、と日下部の中が動き、それがさらに気持ちいい。頼むからもう少し待っててくれよ……。
「ひぃあぎ、ひっ、らめ……これ、あっ、んあっ、やあいのぉ……!あたま、あたまがぁ……!」
もはや何を言ってるのかもわからなくなってきた日下部。俺の方もようやく限界がやってきた。
「もう少しだからな、がんばれよ……」
「みゅうぅ……ひぃらぎぃ、ひぃらぎぃ」
日下部が俺の背中に手を回し、お互いを抱きしめる形になった。そして、そのまま……
突然俺の腰が大きく動いたのに驚き、またもろれつの回らない声で叫ぶ。あーもう、無茶ばかり言いやがって。
「無理言うなっての!あんなエロい声で言われたら、余計興奮しちまうだろうが!」
「ひっ、どいよぉ、ひぃらぎぃ……んみゅ、ぅあぁっ!すげっ、あたまんなか、まっしろになるぅ……!」
……しかし、やけに反応がおかしい。これはアレか?いわゆる『イッたばかりだから動いちゃらめぇぇ!!』みたいなものか?
だからどうした。こっちは我慢に我慢の連続で、早く出したいんだよ!と、あえて心の中だけで叫びながら腰を動かし続けた。
「みゃぅっ、やぁ、だ、だめぇ!ひぃらぎだめぇ!こんなの、あたししんじゃうぅ!!」
定期的にひくん、ひくん、と日下部の中が動き、それがさらに気持ちいい。頼むからもう少し待っててくれよ……。
「ひぃあぎ、ひっ、らめ……これ、あっ、んあっ、やあいのぉ……!あたま、あたまがぁ……!」
もはや何を言ってるのかもわからなくなってきた日下部。俺の方もようやく限界がやってきた。
「もう少しだからな、がんばれよ……」
「みゅうぅ……ひぃらぎぃ、ひぃらぎぃ」
日下部が俺の背中に手を回し、お互いを抱きしめる形になった。そして、そのまま……
「いくぞ、日下部……っ!!」
「……!?ふあ、みゅあぁぁっ!!」
「……!?ふあ、みゅあぁぁっ!!」
日下部の一番奥に思いっきり突き入れ、そのまま己の精を放った。その衝撃で日下部が体を大きく震わせてもう一度叫ぶ。
「はぁ……はぁ……」
日下部を潰さないように、後ろに倒れこんだ。……始めた時とは逆の体制になってしまった。日下部の口からはかすかなうめき声が漏れている。
「……ぅ…………ぁ……」
俺の顔に少しかかった髪をどけるように、日下部の頭を撫でる。本当に、可愛い奴だ……
「はぁ……はぁ……」
日下部を潰さないように、後ろに倒れこんだ。……始めた時とは逆の体制になってしまった。日下部の口からはかすかなうめき声が漏れている。
「……ぅ…………ぁ……」
俺の顔に少しかかった髪をどけるように、日下部の頭を撫でる。本当に、可愛い奴だ……
*** ***
「……で、君は何をやってるのかな?」
「は、はひぃぃっ!?」
突然の声は、俺でも日下部でもない男性の声。……状況から察するに、一番ありえる可能性は……
「あ……く、日下部の、お兄さん……ですか?」
「他に誰がいると?」
扉の方を見ると、そこには仁王立ちした男がいた。……こちらは二人とも全裸。そして位置的に接合部が見えてしまっている。もはや弁解不可能。
「は、はひぃぃっ!?」
突然の声は、俺でも日下部でもない男性の声。……状況から察するに、一番ありえる可能性は……
「あ……く、日下部の、お兄さん……ですか?」
「他に誰がいると?」
扉の方を見ると、そこには仁王立ちした男がいた。……こちらは二人とも全裸。そして位置的に接合部が見えてしまっている。もはや弁解不可能。
あー……俺、終わったな……
今までの事を思い出しながら辞世の句を考えていると、男……日下部兄が動き出した。
「まあ、本来なら『この野郎、俺の妹を!』って殴りかかってやりたいが……俺も人の事は言えんしな」
頭をぼりぼりと掻きながら、そんなことを言っている。……え?
「……もう、柊君ったら。みさちゃんの部屋は鍵があるんだから、ちゃんとかけなきゃダメよ?」
と、そこに聞きなれた声が。というか峰岸が日下部兄の隣に現れた。
「ちょ、え、な……!?」
少々混乱しながらも、脳の冷静な部分から『峰岸の彼氏は日下部兄』という情報の断片が送られてきた。あ、そういう事か。
「え、えーっと……妹さんを俺にください!」
何とか言葉を紡ごうとした俺の口から搾り出されたのはこんなアホな台詞だった。……ダメだ、全然落ち着いてない。それを聞いた瞬間、日下部兄は思いっきり吹き出した。
「ぶっ、くくく……いきなり何を言ってるんだ、君は。……君が、柊かがみ君かい?」
「え、あ、はい」
「君の事はみさおとあやのから聞いてる。……まあ、ダメな妹だがよろしく頼むよ」
「…………へ?」
あ、あれ?こんなにあっさりと認められるとは……この状況だとこじれるかと思ったのに……
「……ん、みゅ……ぅあ?ひぃらぎ?」
と、ここでようやく日下部の意識が戻った。……んー、ちょっとまずい事になってないか?
「おう、起きたかみさお。……かがみ君と幸せにな」
「ふぇ?……って、あ、兄貴ぃ!?」
寝ぼけ眼な日下部が、日下部兄の声を聞いて一気に覚醒したらしく、後ろを振り向いた。
「ちょ、馬鹿!見るな!出てけ、変態兄貴!」
「お、おいこら日下部!落ち着けって!」
そしてわたわたと暴れだす。その様子を見ていた日下部兄と峰岸はなんともいえない微笑みを残して扉を閉めた。
「まあ、本来なら『この野郎、俺の妹を!』って殴りかかってやりたいが……俺も人の事は言えんしな」
頭をぼりぼりと掻きながら、そんなことを言っている。……え?
「……もう、柊君ったら。みさちゃんの部屋は鍵があるんだから、ちゃんとかけなきゃダメよ?」
と、そこに聞きなれた声が。というか峰岸が日下部兄の隣に現れた。
「ちょ、え、な……!?」
少々混乱しながらも、脳の冷静な部分から『峰岸の彼氏は日下部兄』という情報の断片が送られてきた。あ、そういう事か。
「え、えーっと……妹さんを俺にください!」
何とか言葉を紡ごうとした俺の口から搾り出されたのはこんなアホな台詞だった。……ダメだ、全然落ち着いてない。それを聞いた瞬間、日下部兄は思いっきり吹き出した。
「ぶっ、くくく……いきなり何を言ってるんだ、君は。……君が、柊かがみ君かい?」
「え、あ、はい」
「君の事はみさおとあやのから聞いてる。……まあ、ダメな妹だがよろしく頼むよ」
「…………へ?」
あ、あれ?こんなにあっさりと認められるとは……この状況だとこじれるかと思ったのに……
「……ん、みゅ……ぅあ?ひぃらぎ?」
と、ここでようやく日下部の意識が戻った。……んー、ちょっとまずい事になってないか?
「おう、起きたかみさお。……かがみ君と幸せにな」
「ふぇ?……って、あ、兄貴ぃ!?」
寝ぼけ眼な日下部が、日下部兄の声を聞いて一気に覚醒したらしく、後ろを振り向いた。
「ちょ、馬鹿!見るな!出てけ、変態兄貴!」
「お、おいこら日下部!落ち着けって!」
そしてわたわたと暴れだす。その様子を見ていた日下部兄と峰岸はなんともいえない微笑みを残して扉を閉めた。
「ごゆっくり~」という言葉を残して。
『……しかし、彼に先に言われるとはな』
『何がですか?』
『彼女を俺にください、って。みさお達に先を越されたからには、そろそろ俺も覚悟を決めないとな』
日下部兄と峰岸のそんな会話が扉越しに聞こえた。……ああ、ものすごく恥ずかしい。
「……柊?」
「なんだ、日下部?」
顔を真っ赤にしながらこちらを向いた日下部が、俺にこんな言葉を言い放った。
『何がですか?』
『彼女を俺にください、って。みさお達に先を越されたからには、そろそろ俺も覚悟を決めないとな』
日下部兄と峰岸のそんな会話が扉越しに聞こえた。……ああ、ものすごく恥ずかしい。
「……柊?」
「なんだ、日下部?」
顔を真っ赤にしながらこちらを向いた日下部が、俺にこんな言葉を言い放った。
「えっと……ふつつかものですが、これからもよろしく……」
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- GJ -- 名無しさん (2009-09-17 04:08:16)
- イイハナシダナー もっと見たい気がしてくるぜ -- 名無しさん (2009-05-09 10:57:08)
- あー、これはいいわ。ホントに。
ともあれ作者GJ! -- 名無しさん (2009-05-03 22:33:23) - あんま無い感じがまたなんかいいな
ありがとうございました。 -- 名無しさん (2009-04-11 16:12:56) - GJ! -- みさお好き (2009-03-30 02:25:44)
- 陸上やってると初めてのとき痛くない事があるみたいね。 -- 名無しさん (2009-03-11 15:41:10)