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はは☆すた

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だれでも歓迎! 編集
 旅の始まりは、かがみが心配そうな顔して私の元を訪れた事だった。
つかさが、居なくなっちゃったの…」
 鷲宮で隕石落下事故があり、つかさと一緒にかがみは見物に出かけたらしい。
だがその際、人ごみに紛れてつかさが迷子になってしまったと言っていた。
 私は一緒に探す事にした。だって、つかさもかがみも親友だしさ。
ほっとけないよ。
 結局ね、つかさは見つかったんだ…。
五体満足、無事だった。
でも、その時隕石から未来人が飛び出してきて、
ギーグとかいう悪の化身を倒す戦士を探していると私に告げた。
かがみは興奮に震えていたっけな。
「私のその一人なのかしら」って。英雄願望があるのは知っていたから、
かがみがそう思うのも無理はないよね。
 でも、かがみは外れていた。
かがみは、英雄の側にカウントされなかった。
 そして私たちは大冒険の末、遂にギーグの元に訪れた。
コイツさえ倒せば、それで世界は平和になる。
なのに…なんで…
かがみが居るの。
「こなた!おどろいた?私よ、かがみよ。
 強いものの味方!かがみよ。みっともない姿になったわね。
 アンタ達がここまでやっとたどりつくことは
 「知恵のリンゴ」がちゃんと予言してたことよ。
 …でも「知恵のリンゴ」の予言通りにはならないわ。
 アンタ達は倒れる。
 ギーグ様はもっと強い、もっと恐ろしいものになる。
 何故かって?私よ…私が、このかがみ様が
 ギーグ様に導かれてここに来たからよ。
 この事は「知恵のリンゴ」も予言しちゃいなかったわ。
 …もうギーグ様は、いやギーグは悪の化身…なんかじゃない。
 ギーグ自身にもコントロールできない「悪」そのもの…
 邪悪な力そのものになってしまったから」
 震えるつかさを私は抱きしめた。
変わり果てたかがみを見ているのが辛いのか、涙を流しながら震えていた。
本当にみっともない姿になったのは、かがみの方じゃないの?
あんなに愛してた妹泣かしちゃってさ。
英雄願望があるのは知ってたけど、選ばれなかったからと云って
私たちと敵対する側の味方するなんて…。

 私たちの祈りが通じたのか、ギーグは斃れた。
悪いヤツを倒した。今ならまだ、かがみの事を水に流す事はできる。
つかさもそれを望んでいるよ。だから、かがみ。一緒に帰ろ?
「こなた!私は、今はつまり、そのあえて逃げるような行動をとる。
 どこかの時代にもぐり込んで、ひとまず次のプランを練るつもりよ。
 縁があったら、また会うだろうな。シーユーアゲイン!
 ……ほんとにみっともないのは、私の方かもね」
 素直じゃないね、かがみ。
テレポートで消えた後の空間に、私の声が響いた。
「シーユーアゲイン」
 いつかまた会おうね、その時は再び友達として。
その願いを胸に、私はかがみの台詞を反復していた。






 ああ、何もない。世界は何度終わったかしら。
アレは…つかさやこなた、みゆき達と遊んでいたのは、何千年昔の事かしら。
出ることも死ぬことも適わない絶対安全カプセルの中で、
私はまどろんでいた。
このカプセルは、中に居る人間だけでなく、外に居る人間の安全まで保障している。
だって一度入ったらもう、出られないから。
「死ねないのなら、アンタ達とまた会う約束はできそうにないわね。
あはっ、どうせ私は地獄だから、アンタ達とは会えなかったか。
アンタ達は世界を救った側の英雄、だから天国にでも行くんでしょうね。
私は…
何度世界を、終わらせただろうか。


物語は終わりよ。でも私は終わらないわ。終われないの。
終わっちゃくれないの。もしかしたら、此処が地獄なのかもね。
有難う、アンドーナッツ博士。私なんかの為に、
極上に居心地のいい地獄作ってくれて。
アンタももう居ないけど。
FIN………ってトコね。


















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