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Cross

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だれでも歓迎! 編集
━━ Cross


「なぁ、こなた 醤油はこんなもんか?」
「ん~、も~ちょっと多い方がいいかも」

つかさです……
私は今、こなちゃん家の居間にいます……
キッチンではこなちゃんとおじさんが夕食の準備をしています……
なんでこんなことになってしまったかというと………

それは、1時間程前にさかのぼるとです………


(ぁう~、家の前まで来ると緊張するよ~………)

決意してここまで来たはずなのに
インターホンを押す手がなかなかボタンまで伸びてくれない
そうこうしていると………

「あれ~? つかさ、なにしてんの?」
「はわっ! こ、こなちゃん!?」

何故かこなちゃんは後ろからやってきました
「こ、こなちゃん ど、どうしてここに!?」
「どうしてって、ここ私の家だし」
「はわわっ そ、そうだよね」
「つかさこそ、どうしてここに?」
「はわっ その、近くまで来たから……」
「じゃあ、ちょっと寄っていきなよ」
「は、はぅう~……」

こうして、なし崩し的にこなちゃんの家で夕飯をご馳走になることになったのです……

「ところで、つかさってマ○チだったっけ? てっきり神○だと思ってたけど?」

こなちゃんのこの言葉の意味は結局最後まで分かんなかったけど………

(あ、そうだ………)

ここまでくると断るのも失礼なので、家に連絡を入れておかないと
私は携帯を取りだして、メールを打つ

(お姉ちゃん、もう家にいるよね)

お姉ちゃんの携帯に夕飯をご馳走になるので帰りが遅くなる旨のメールを送信する

♪~

あ、メールが帰ってきた
開いたメールには、あんまり遅くならないようにとか迷惑かけるんじゃないとかお決まりの言葉が散りばめられていた

最後の一文を除いては

『こなたやみゆきのこと、泣かせたら承知しないからね』

うん、大丈夫だよ
なんか、そんな気がしたんだ
たとえ結果がどうなっても………



「「「ごちそうさまでした~」」」
「どうだった? つかさ?」
「うんっ、とっても美味しかったよ」
「こんなので良かったら、また食べに来てくれな」
「ちょ、おとーさーん」
「ははっ、冗談だよ」
「(=ω=.)」

冗談でもこんなことを言い合えるのを見ると、本当にこの二人な仲が良いんだと思った
その後、おじさんは仕事があるからと言って部屋に行ってしまった

「まだ時間大丈夫でしょ? 私の部屋でゲームでもしてかない?」
「うん じゃあ、もうちょっとだけ……」

これは、チャンス……なのかな?
それからしばらく、こなちゃんの部屋でゲームをしたり漫画を読んだり
ゲームで対戦したりしたけど、やっぱりこなちゃんは強いね

そして、1時間くらい過ぎた頃

「ちょっと、外に出ない?」

想いを伝えるため、こなちゃんを外に誘った………



夜の空気は昼間のそれとは少しだけ冷たくて、少しだけ心地よく感じた

「今年は花火とかやってないねー」
「んー、まだ夏休みは長いんだし、みんなでやろうよ かがみやみゆきさんとかゆーちゃん達も誘って」
「うんっ、そうだね」
「あ、でも夏コミ前は勘弁な 絶対ひよりんとかヒヨってるから」
「あはは、分かったよ」

他愛もない世間話を交わす
やっぱり、本人を前にすると緊張するなぁ

「つかささぁ………」
「うん、なぁに?」
「何か話があるから外に出たんじゃない? つかさから誘われるの珍しいからさ………」

ありゃ、こなちゃんはお見通しか
もう覚悟を決めるしかないみたいだね

「私、こなちゃんのこと、好きなんだ……」
「私だって、つかさのこと好きだよ」
「そうじゃないの 友達としてじゃなくて、恋人として………好きなの」
「つかさ………」
「初めて会った時、こなちゃんに助けてもらった時に、きっと一目で好きになっちゃったんだ」

もちろん、初めは友達としての感情もあったと思う
それが先日の夏祭りの一件で外に出てきた
それだけのことだと思う

「ひとつ、聞きたいんだけど……」

黙って話を聞いてくれてたこなちゃんが、やっと口を開いてくれた

「つかさは、私のどこが好きなの? 私ってば、ヲタで面倒くさがりであんまり萌え要素とかないと思うんだけど……」

急に言われたので、キョトンとしてしまう私
でも、聞かれたからには答えなきゃ……

「そうだねー、一緒にいると楽しいからかなぁ」
「でも、それは友達としてでもいいんじゃい?」
「うん でも、私はこなちゃんといるから楽しいんだよ」
「私と………いるから?」
「もちろん、お姉ちゃんやゆきちゃんといるときも楽しいけど やっぱり、私はこなちゃんがいいんだ」

う~ん、我ながら答えになってないかも………
でも、これ以上説明しようがないし………


「あっはは そっか、つかさは私がストライクゾーンなのかぁ」
「?????」

突然こなちゃんがおかしなことを言い出した
そんなに変なことは言ってないつもり、なんだけど………

「ごめんごめん いや、あまりにも面白くって」
「あ~、こなちゃんひどいよ~」
「いゃあ、つかさにこんなこと言われると、悩んでた自分が馬鹿みたいだなぁって」

えっ?
それって、どうゆう………

「私もつかさのこと好きだよ、もちろん恋人として」
「こなちゃん………」
「だからさ、ひとつお願いがあるんだ」
「お願い?」
「私こんな雰囲気だと何言ってぶち壊すか分かんないから、私の口を塞いじゃってよ」

口を、塞ぐ?
そ、そそそそれって
き、き、き、キスってこと~!!??

「まさに、リアル『それなんてエロゲ?』」
「こ、こなちゃん 何か言った?」
「いやぁ、つかささんは可愛いなぁって」

絶対にからかわれてる
でも、好きになっちゃったんだからしょうがないか………

「…………………」
「…………………」
「こなちゃん……」
「なに?(=ω=.)」
「その、してくれないの?」
「だって、つかさの方が背が高いし、背伸びとかするの面倒くさ~い」

う~、こなちゃんの意地悪
私はこなちゃんの肩に手を置いて、その、キスを………

はじめてだから、優しくしてね」
「うん、私もはじめてだけど、がんばるね」
「つかさ~、そこは『それなんてエロゲ?』って突っ込まなきゃ」
「あ、ごめん……」
「ほらほら、早くしないとムードが完全にぶち壊れちゃうよ」

しょうがないなぁ
でも、これもこなちゃん
全部まとめて、こなちゃんのことが好きなんだ

だから私は勇気を振り絞って
こなちゃんの唇に私の唇を重ねたんだ




Memoriesへ続く














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