カリカリカリ……とGペンの音が響くアニメーション部部室。
音の方向に目を向けると、アニメーション部員である田村ひよりが音の発信源となりながら同人誌を書いている最中であった。
音の方向に目を向けると、アニメーション部員である田村ひよりが音の発信源となりながら同人誌を書いている最中であった。
「……ひよりんさぁ、そんなに書いてたら体壊すよ、まったく…」
「まぁ好きな事っすしね。いくらやっても疲れないって訳じゃないけど、ネタさえ湧けば何とかいっちゃう感じっすかね…」
「まぁ好きな事っすしね。いくらやっても疲れないって訳じゃないけど、ネタさえ湧けば何とかいっちゃう感じっすかね…」
アニメーション部部長の八坂こうの質問に答えるひよりではあったがこうの方には目もくれず、原稿に黒線を引いてゆく。
夏祭りは近い。ひよりはペンを滑らせる。
夏祭りは近い。ひよりはペンを滑らせる。
と、キーンコーンカーンコーン…
と部活終了を告げるチャイムが校舎全体に鳴り響く。
と部活終了を告げるチャイムが校舎全体に鳴り響く。
「あ、もうこんな時間っすか。いやぁ~時間過ぎるのは早いっすね~…」
といいながらひよりは自分の仕事道具を畳み始めた。
「あ~…ひよりん、ひよりんは先に帰ってて。」
「?どうしたんすか先輩?何か用事でも…」
「え?いや、あ~うん!そう!用事用事!別にひよりんが気にする事じゃないよ!うん!」
「……何か変すよこうちゃん先輩。何だか隠しごとしてるっていうか…」
「そ~お~?そんなつもりまったく無いんだけどなぁ~…」
「あ~…ひよりん、ひよりんは先に帰ってて。」
「?どうしたんすか先輩?何か用事でも…」
「え?いや、あ~うん!そう!用事用事!別にひよりんが気にする事じゃないよ!うん!」
「……何か変すよこうちゃん先輩。何だか隠しごとしてるっていうか…」
「そ~お~?そんなつもりまったく無いんだけどなぁ~…」
…明らかに怪しいこう。
だがそんな事にひよりは構っていられない。夏祭りは近いのだ。
だがそんな事にひよりは構っていられない。夏祭りは近いのだ。
「…じゃあ、お言葉に甘えて……」
ひよりはまとめた道具をカバンに押し込めるとそそくさと部室を出て行った。嗚呼、ひよりの夏は忙しい。
ガラリと音がしてこうの視線からひよりが消えるとこうは時計を見つめてから安堵のため息を一つ、ほっ…とついた。
「……はぁ……ひよりんに勘ぐられた時はどうなるかと……何とか約束の時刻には間に合ったな、うん。」
独り言を呟きながらこうは部室の整理を始めた。どうやら人をこの部屋に呼ぶらしい。
掃除を続けていたこうはふと空を見上げて、
掃除を続けていたこうはふと空を見上げて、
「……逃げ出せないのかなぁ…あの人からは…」
……夕日でオレンジ色に染まった部室でぽつり、と呟いた。
「あれま、体育着を忘れてしまった…」
今日は金曜日、月曜日には体育の授業。持って帰って洗わなければ花の女子高生としては実にまずい。
アニメーション部室には持って来ていたからきっとそこだろう。
アニメーション部室には持って来ていたからきっとそこだろう。
「忙しいけど……しょうがないか。」
ひよりは校門で気が付いた忘れ物を取りにアニメーション部部室へ向かう事にした。
……そこで何が行われているかも知らずに。
……そこで何が行われているかも知らずに。
所変わってアニメーション部室。
一人待つこうの耳にカツンカツンと靴音が入って来た。
こうにとってそれは軽蔑すべき悪魔の足音か…それとも疼いた体を鎮める天使の足音か。
靴音の持ち主がアニメーション部室の入り口に立ち、こんこん、とノックした。
一人待つこうの耳にカツンカツンと靴音が入って来た。
こうにとってそれは軽蔑すべき悪魔の足音か…それとも疼いた体を鎮める天使の足音か。
靴音の持ち主がアニメーション部室の入り口に立ち、こんこん、とノックした。
「……開いてますよ。」
こうがそう言うと入り口の戸がガラリと開いて、
「ほな、お邪魔すんで~♪」
……社会の黒井ななこが扉の向こうから現れた。
……ひよりは忘れ物を取りに行った部室で行われていた行為のあまりの衝撃に言葉ひとつ出なかった。
「はぁ…んんっ…ふぁっ、ひぁぅっ!!せ、先生…」
こうが身体中を愛撫されて出す喘ぎ声。
「ほら見てみぃ…八坂の体、こんなびくびく反応しとる…」
こうを愛撫し続ける社会の黒井先生の甘い囁き。
そこで行われていた事、それは自分が今書いている様な女同士の逢瀬だった。
「やぁ…せんせ、そんなとこ揉んじゃ…ひぁっ!」
「なんや自分、服の上からそんな感じとるん?…えっちい子やなぁ…八坂は…」
「そんなっ、やっ、違っ、あ、あん!先生が…こんな体に、ひぁっ!…したんじゃないですかぁ…」
「なんや自分、服の上からそんな感じとるん?…えっちい子やなぁ…八坂は…」
「そんなっ、やっ、違っ、あ、あん!先生が…こんな体に、ひぁっ!…したんじゃないですかぁ…」
二人の話を聞くと、これが初めての事ではないらしい。
ドアの向こうから聞こえて来るこうの声、黒井先生の声……蕩けるような二つの声にひよりは興奮してきていた。
ドアの向こうから聞こえて来るこうの声、黒井先生の声……蕩けるような二つの声にひよりは興奮してきていた。
「やぁっ!!駄目っ!先生ぇ、そんなとこだめぇ!!」
「ほらほらぁこんなにグショグショやんか…もっと欲しいんやろ?な?図星か?ん?」
「ひあぁぁぁっ!!やっ、やあぁあぁっ!!だ、だめっ!!掻き回しちゃやぁっ!!」
「ほらほらぁこんなにグショグショやんか…もっと欲しいんやろ?な?図星か?ん?」
「ひあぁぁぁっ!!やっ、やあぁあぁっ!!だ、だめっ!!掻き回しちゃやぁっ!!」
どうやら黒井先生の攻めが激しくなった様だ。今までよりこうの甘い嬌声がひよりの耳に強く届く。
ひよりは下半身の違和感に気付きスカートをめくると、向こう側のこうのようなのであろう、ショーツがぐっしょりとなっていた。
ひよりは下半身の違和感に気付きスカートをめくると、向こう側のこうのようなのであろう、ショーツがぐっしょりとなっていた。
「うわ……びちょびちょだ……」
ひよりはショーツの上からそこに手を伸ばしてみる。
「んっ……!」
「んっ……!」
ひよりの手が触れた点から快感が湧き出てくる感覚。ひよりはそこを弄ぐる事に夢中になる。
「ふぁっ…ダメっ、こんな…人がしてるの聞きながら、なんてっ…でも…いつもより…」
他人の情事を垣間見ながらの自慰。見てはいけないという背徳心と気付かれるかも知れないという危機感をスパイスにしてひよりは高ぶってゆき、耳だけ向こうに向けたまま行為に没頭する。
「んー…こんな感じでええかな…」
「はぁ…はぁ…せ、せんせぇ…?」
「はぁ…はぁ…せ、せんせぇ…?」
黒井先生が何か違うアクションを起こした様だ。ひよりは全身を耳にして話を逃すまいと身構える。
「せ、先生…そんな大きいの…入らない……」
「大丈夫やて、これで三回目ぐらいやろ?そんな怖がる事あらへん……うちが…ついとるさかい…」
「大丈夫やて、これで三回目ぐらいやろ?そんな怖がる事あらへん……うちが…ついとるさかい…」
(え?何!?大きいって?何なんすかこうちゃん先輩!?)
ひよりは自分の頭脳の百合バイブルに入っていない単語を聞いて狼狽する。
大きいとか入る入らないとかじゃまるで…
大きいとか入る入らないとかじゃまるで…
「ほな入れるで…」
「はっ、…くあぁあぁあっ!せんせ、せんせぇが入ってくる…はぁぁぁっ…!」
「はっ、…くあぁあぁあっ!せんせ、せんせぇが入ってくる…はぁぁぁっ…!」
一気にこうの声が満たされた様な甘ったるい声になる。
「あぁん!!せっ、先生っ、最初から激しっ、あっ、ああっ!!」
ぐっちゃぐっちゃと薄く聞こえる粘着質な水音が聞こえると同時にこうの喘ぎも激しさをまし、また、ひよりの手の動きも激しさを増す。
「あっ、ふぁっ、だめっ!人のっ、人の聞いて、気持ちよく、きもちよくなっちゃうっ…なっちゃうのぉ…」
あちら側もこちら側も官能の渦に飲まれて。
こうもひよりも今にも果てようとしていた。
こうもひよりも今にも果てようとしていた。
「はっ!はあっ!ふぁぅっ!!せんせぇ、せんせぇっ!!は、激し過ぎてあたしっ、あたしぃ!!」
こうの声が切羽詰まったものになり、その喘ぎが甲高く、そして鋭くなってゆく。
「はぁ…だめっ、わたしも…わたしもぉ…!」
こうと同じくひよりも声を絞ってはいるが鋭く、甲高い声になっていた。両者とも限界が近い。
「はぁ…あぁ…せ、先生?」
こうの喘ぎが止まり、ドアの両側で同時に微かに聞こえていた卑猥な水音も止まる。
「ふふふ……なぁ、これにスイッチあるん分かるか?」
「はぁ…はぁ…え……?」
「はぁ…はぁ…え……?」
こうはおそらくその「スイッチ」の存在を知らなかったのだろう。
カチリ、とスイッチがオンになる音、そして強い振動音が部屋に響くと、
「あっ…ひぁあぁあぁあぁあぁっっ!!」
こうも叫びに近い嬌声を上げた。
それは言語にならない言葉ではあったが、快楽を異常な量で注ぎ込まれている事は明らかであった。
水音もより濃くなり、その快楽の強大さを示すような、パンッ、パンッという肉と肉がぶつかり合う音も聞こえる。
それは言語にならない言葉ではあったが、快楽を異常な量で注ぎ込まれている事は明らかであった。
水音もより濃くなり、その快楽の強大さを示すような、パンッ、パンッという肉と肉がぶつかり合う音も聞こえる。
「だめぇっ!!せんせぇっ!!わっ、わたひぃ、こあれるっ、こあれちゃうぅっ!!」
「ほらぁ…もっと激しくすんで…」
「はっ、はぁうぅぅうぅうっ!!だ、だめぇえっ!!そ、そんあことさえたらあたしぃ、はっ…はあぁぁあぁあぁあぁっっ!!!!」
「ほらぁ…もっと激しくすんで…」
「はっ、はぁうぅぅうぅうっ!!だ、だめぇえっ!!そ、そんあことさえたらあたしぃ、はっ…はあぁぁあぁあぁあぁっっ!!!!」
快感にこうが耐えきれなくなって果てるもまだくぢゅりぶちゃりという水音は響く。
「いやぁあぁあぁっっ!!せんせっ、せんせぇっ!!へ、変にぃ!!へんにあるぅ!!おかひくっ!おかひくなっちゃうよぉっ!!」
「はぁっ、はぁっ、んんっっ!!ふ、二人とも激し過ぎっ…!!ゆびが…ゆびが止まんないっ、止まんないよぉ…っ!!」
ひよりも向こう側の激しい狂乱と同じく激しい指の動きで自らを慰める。
「も、もぅら…らめぇえぇえぇえっっ!!!!」
「あっ、はぁっ、はうぅうぅうぅっっ…!!」
「あっ、はぁっ、はうぅうぅうぅっっ…!!」
ひよりが身体をびくびくと震わせたと同時に扉の向こう側で廊下に響くほどのこうの叫びが聞こえた。
「はぁ…はぁ…」
しばらくの間は息も絶え絶えにひよりは達した後の甘い余韻に浸っていたが、
ガラリッ
という音とともに放課後の夕日の光と、
ガラリッ
という音とともに放課後の夕日の光と、
「あかんなぁ…人の楽しみをこっそり覗いて、しかも自分も楽しんでまうなんて…」
先程からこうを攻めていた人物と同じ関西弁の声が聞こえた。
ひよりがゆっくりと振り向くと黄昏の中で半裸のまま自分の身体を隠そうとはせず、右手に両端を男根に模した器具を持った、予想通り、この学園の社会教師の黒井ななこが立っていた。
ひよりがゆっくりと振り向くと黄昏の中で半裸のまま自分の身体を隠そうとはせず、右手に両端を男根に模した器具を持った、予想通り、この学園の社会教師の黒井ななこが立っていた。
ひよりは声一つ出なかったが、実に冷静であった。
ああ、ディルドーなんてものもあったな、頭の隅でそう思いながら先生に顔を向けた。
ああ、ディルドーなんてものもあったな、頭の隅でそう思いながら先生に顔を向けた。
「何しとるん自分?生徒は下校する時間やで?」
「あ……いや……」
「あ……いや……」
ひよりから言葉が出てこないのをいいことに社会教師は話を続ける。
「……自分、もっといいことせえへんか?」
ひよりの腕が掴まれ、ぐいっと引き寄せられる。
「あ…ちょっ…やめて…」
小さな声では反抗するものの、身体はまったく拒絶しないひより。
一瞬の内に教室の中に吸い込まれると同時にドアも閉められた。
その最後の一瞬、一人呟く。
一瞬の内に教室の中に吸い込まれると同時にドアも閉められた。
その最後の一瞬、一人呟く。
「大丈夫…やさしくしたるさかいな……」
その後の事は知る由もなし、恐とい恐とい…
(どっとはらい)
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- はううっひよりん処女の危機…! -- 名無しさん (2011-04-27 03:38:53)
- GJ!先生受けの話も見てみたい -- 名無しさん (2007-10-23 03:12:53)