muomiik /// / 酸っぱいぶどう、負け犬、負け惜しみ、意地っ張り:muo\miik \ 17:seren:klel:の直訳 \ tid-e[ em-e ] muomiik 負け惜しむ、負け惜しみを言う、意地を張る、負け犬の遠吠えをする \ [ kirs ] \ ある日のこと、ソームアルバザードで巡遊してると、一本のリンゴの木がなっていた。そのリンゴはとてもおいしそうだった。しかもおあつらえむきにリンゴは七つある。ソームは喜び、平等に分けるとひとつずつ手に取った。確かにそのリンゴはとてもおいしかった。だが、火の悪魔であるベーゼルだけはリンゴを持った途端、不用意で自分の火を燃え移らせてしまい、リンゴを燃やしてしまった。するとベーゼルは意地を張り、「俺は元々そんな酸っぱいリンゴなどいらん。焼きリンゴのほうが上手いに決まってるんだ」と言い張った。そこからmuomiikは酸っぱいぶどうの意味を表わし、faimiikは本当は良く思っていないのに良いといってしまった手前、覆せなくなってしまったものを指す \ [ ova ] \ tid-e[ em-e ] muomiik 意地を張る \


水の書の翻訳。単語をメル17年の大綴字改革後のものに置換。

tan|dyu|nen
ウムトナ(16)の年 リュウ(6)の月 ネーネ(24)の日
※2005/05/12

"muomiik"
すっぱいりんご

im sel xe, soom ket-in arbazard.
ある()、ソームがアルバザードに()ています。

luso sak-i zom e miik.
こいつらはリンゴの()()つけます。

miik tu et atx tin in. son luso xon-il ma tu.
このリンゴはとてもおいしそうです。だからこいつらはこれを()べたくなります。

satii sod-i teez kon art, sos-i teez meld-i miik.
サティーは魔法(まほう)(かぜ)を起こして、(かぜ)がリンゴを()ってくるようにさせます。

yan satii fat-i no miik, pons-i tu al rox.
luso xon-i tu. tu it atx tin.
そしてサティーは(なな)つのリンゴを()()り、仲間(なかま)にこれを(くば)ります。これはとてもおいしいです。

tal beezel hot xon-ul tu man miik at fai im beezel tid-i tu.
しかしリンゴはベーゼルがこれを()ったとき()えたので、ベーゼルだけはこれを()べられません。

lala, miik at ma dofl si foni.
おやまぁ、リンゴは一瞬(いっしゅん)(あと)(はい)になりました。

vol beezel in-i rox, ku-i "an xon-uxa miik tu is il kat man tu et muo!"
そしてベーゼルは仲間(なかま)を見て、「これは()っぱいから(おれ)(はじ)めからこのリンゴなんか()べたくなかった!」

son luso nix-i fonf or, ku-i u al beezel.
するとこいつらは自分(じぶん)をごまかして微笑(ほほえ)ませ、ベーゼルに(なに)()いません。
最終更新:2007年06月24日 20:31