■ 魔術

魔力を使用してさまざまな効果を生み出す技術を総称して魔術と呼びます。
ただし、魔術=魔法ではありません。
魔法は伝承としてしか語り継がれていないもので、魔法を目にした事がある者は一人もいません。
魔術にはさまざまな種類がありますが神風学園およびハンターギルドでは神術・黒魔術・錬金術・白魔術の4つを教えており、その数は全部で48種類です。
魔術習得には、ギルド内で使えるお金で習得まで目指し、覚える事が可能です。

各魔術には1~3のレベルが存在し、習得者の能力上昇に伴ってレベルも上がります。
多くの魔術はレベルが上がることで威力が上がったり、特殊な効果が付いたりしますが、消費MPは基本的に増えます。
魔術レベル上昇による変化は個々の魔術によって異なります。

魔術は基本的にレベルの使い分けが可能で、レベル3に達した魔術でも任意でレベル1~2を使用することが出来ます。

魔術と深いかかわりのある存在として魔導と魔導具が存在します。
訓練次第で誰でも使える魔術と違い、魔導は生まれ持った素質がある者にしか使う事が出来ません。
その条件とは「精霊の声が聞ける」という事です。
これは魔導の本質とも関わるのですが、魔導とは自らの魔力と精霊の魔力を合わせて様々な効果を生み出すもので、
その威力は魔術とは天と地ほどの差があるとされており、
事実大和では過去に魔導使いにより世界そのものが消滅しかけた経緯もあります。
それ故に魔導使いは宮廷から危険視されており、監視が付くなど生活に何らかの制限がかかっています。

一方魔導具は一言で表すと「成長する装備品」で、所持者が魔術を使用する際の媒介となるものです。
魔導具は魔導とは違い、物的条件が揃っている者全員が使う事が出来ます。

条件は原則として4つで

  1. 一定レベル以上の魔術の知識がある事
  2. ベースとなる装備品を所持している事
  3. 魔導具生成に必要な施設を使う料金を所持している事
  4. 一定ランクのハンタークラスを所持している事(Bクラスハンター以上)

この4つの条件が揃っている者は全員魔導具を持つ資格があります。
犯罪者等は3・4の項目が困難なため、滅多に所持している事はありません。
ですが中には裏ルートで取引された魔導具や人から奪った魔導具を、使用したりしている者もいるので注意が必要です。

上記の理由によりハンタークラスがBまで上げる事ができない神風学園の生徒は、使う事ができません。
最終更新:2014年08月10日 21:34