抜刀・天羽々斬空真剣

Orotinoaramasa Tyrfing/ オロチノアラマサ・ティルフィング
作品名:シルヴァリオ・ラグナロク
使用者:ウィリアム・ベルグシュタイン

シルヴァリオサーガに登場する能力。
星辰光の一つ。
斬撃のエナルギーを射出する能力

+ 詠唱
創生せよ、天に描いた星辰を──

剣の閃き、限りなく
黄金(こがね)の柄に鋭き刃、鋼を両断する度に王器を彩る栄光が地平の果てまで鳴り響く
三度振るえば訪れる破滅の波など知りはしない

我が所有者こそ絶対神
侏儒(ひきうど)鍛冶(かぬち)が遺せし呪怨など、至高の神威は跳ね除けん
断ち切る魔物を御示しあれ
八つ頸唸る邪竜とて、語らず、逸らず、粛々と

一切斬滅
唯其れのみ
此れより神敵、調伏致す

超新星()──抜刀・天羽々斬空真剣(Orotinoaramasa Tyrfing)




能力についての詳細

ステータス

基準値 B ■■■■■■■
発動値 AA ■■■■■■
集束性 AA ■■■■■■
拡散性 E ■■■■■■
操縦性 A ■■■■■■■
付属性 A ■■■■■■■
維持性 D ■■■■■■■
干渉性 E ■■■■■■

斬閃延長能力

  • 斬撃の射程を伸ばす
    • 本人の攻撃動作が必須。
    • 遠くのものを斬る場合、それ自体を断つ腕前が必要。
剣戟に籠められたエネルギーを刃先から伸ばし、射程距離の長い斬撃を繰り出すというベルグシュラ
インの星辰光。万物断ち切る斬空真剣。
本人の攻撃動作無しには発動できず、繰り出した一閃の威力が特に上昇するわけでもなく、また本人
の動きが落ちれば切れ味も低下してしまうという、あくまで攻撃範囲の拡大を実践するだけの星光。


使用者との関連性

絶対剣士

  • この千年においてカンタベリー最高の剣士
    • 剣技の腕前が最高峰であるため凶悪無比の性能と化している。
総合して、どこまでも持ち主の実力に依存する性質を持つ異能であり、使い手の剣技次第で稀代の名
刀にも、錆びの浮いた鈍刀にも、そして無双の神剣にも容易に変化するだろう。
  • 神殺しを受けたことによる特異点破断能力の獲得()
    • 神奏の発生しない世界ならば生還できないためこの技も発生しない。
    • 計器もなしに体内の翠星晶鋼と感覚的に同期して剣の振りに合わせて不可視の接続を切断する神業。
 ならばその波長を自らの星辰と瞬間的に同期させ、刹那の一瞬に時空間も切断
対象としてしまえば可能かもしれないが……言うまでもなくそんな理屈は机上の
空論でしかない。


元ネタ

天羽々斬
日本神話に登場する刀剣。「羽々」とは大蛇を意味する。
複数の名を持ち、「布都斯魂剣」(フツシミタマノツルギ)、「天十握剣」(アメノトツカノツルギ)、「蛇之麁正」(オロチノアラマサ)、
「蛇之韓鋤」(オロチノカラサビ)、 「天蠅斫剣」(アメノハハキリノツルギ)とも呼ばれる。
スサノオの二振り目(あるいは三振り目)の十拳剣。八岐大蛇を退治する際に使用され、そのことから天羽々斬と名付けられた。
退治した際に八岐大蛇の尾にあった天叢雲剣に当たって刃が欠けてしまったとされている。
その後は現在の石上神社に奉納され祀られている。
呼び名 登場する文献
天羽々斬 古語拾遺
蛇之麁正 日本書紀 神代紀上・第八段第二の一書
蛇之韓鋤 日本書紀 神代紀上・第八段第三の一書
天蠅斫剣 日本書紀 神代紀上・第八段第四の一書
布都斯魂 現在の石上神社における呼び名

ティルヴィング(Tyrfing​
北欧神話に登場する刀剣。
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関連項目

抜刀・天羽々斬空真剣の能力分類。

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最終更新:2021年05月26日 03:38