眠れる森の美女とかそんな感じ
むかしむかし、あるくにで かわいい おひめさまが うまれました。
おうさまは くにじゅうの ひとをよび、おひめさまの たんじょうを おいわい しました。
おうさまは くにじゅうの ひとをよび、おひめさまの たんじょうを おいわい しました。
王 「今日はとてもおめでたい日だね? 国民達も大いに盛り上がってほしいね?」
姫 「……毎回毎回、父親役が意外すぎるんですけど。
普通に御坂旅掛【わたしのパパ】がやればいいんじゃないの?」
普通に御坂旅掛【わたしのパパ】がやればいいんじゃないの?」
ひめは さっそく、りゅうちょうに ツッコミを いれます。 うまれた ばかりじゃ ねーのかよ。
それから おいわいには 12にんの まほうつかいも やってきてくれました。
ですが 13にんめの まほうつかいだけは よばれませんでした。
なぜなら まほうつかいの つかう おさらが、12まいしか なかったからです。
しかし そのかわりに、ここに よばれた まほうつかいたちは、
その ぎょうかいでは とても なのしれた じつりょくしゃたちが あつめられたのです。
ですが 13にんめの まほうつかいだけは よばれませんでした。
なぜなら まほうつかいの つかう おさらが、12まいしか なかったからです。
しかし そのかわりに、ここに よばれた まほうつかいたちは、
その ぎょうかいでは とても なのしれた じつりょくしゃたちが あつめられたのです。
魔法使いA 「やあ、おめでとう。こんな盛大なパーティーに呼んでもらって光栄だね」
魔法使いB 「おお! ご馳走だらけ! 流石は国王主催だね。
ま、たまには食べるだけってのもいっかな。メイドとしてはアレだけど」
ま、たまには食べるだけってのもいっかな。メイドとしてはアレだけど」
魔法使いC 「オッレルスもシルビアも、あまり羽目を外しすぎるな。
我々が何故呼ばれたのか、ちゃんと覚えているんだろうな?」
我々が何故呼ばれたのか、ちゃんと覚えているんだろうな?」
まじんに なれなかったものと せいじんが ふたり。
魔法使いD 「てかさぁ、何で私達がこんな事しなきゃいけない訳?」
魔法使いE 「姫の誕生を祝う事は、我々国民の義務である」
魔法使いF 「それにしてたって、俺様まで呼ぶほどの事かねぇ?」
かみのうせきと よばれる、ローマせいきょう うらそしきの じんぶつたち。
魔法使いG 「ちょっと待ってて。そこの人間【ざいりょう】使って、お祝いに茶箪笥作ってあげる」
魔法使いH 「おいおい…ミコっちゃんの誕生日に、んなグロテスクなモン作るなよ……」
魔法使いI 『ガタガタ…ゴトゴト…』
かがくを とりいれた まじゅつそしき。グレムリンの せいきメンバー。
魔法使いJ 「もむもむ…こちらのケーキもなかなか美味たりことね。
あっ! あちらからも良き香りがせしにつき!」
あっ! あちらからも良き香りがせしにつき!」
魔法使いK 「―――警告、第三章第九節。糖分の過剰摂取により脂肪が増加する可能性がありまモグモグ」
魔法使いL 「oehbnrua姫gqebmxkir誕生jseiy日fsferdmltp祝福zzxmeuygf」
イギリスせいきょうの アークビショップ。まどうとしょかんの じどうせいぎょシステム。
あおをつかさどる みずのしょうちょう。いずれも、まじゅつにおいては プロフェッショナルたちでした。
あおをつかさどる みずのしょうちょう。いずれも、まじゅつにおいては プロフェッショナルたちでした。
姫 「いやいやいやいや!!! 確かにそうかも知れないけど、どいつもこいつも危険人物じゃないの!?
学園都市を破壊しようとしたヤツとか、第三次世界大戦の主犯とかいるんですけど!!!」
学園都市を破壊しようとしたヤツとか、第三次世界大戦の主犯とかいるんですけど!!!」
おいわいに よばれた まほうつかいたちは、つぎつぎに すすみでて、
おひめさまに しあわせになる まほうを かけてゆきました。
おひめさまに しあわせになる まほうを かけてゆきました。
魔法使いA 「すくすくと育ちますように」
魔法使いD 「科学がこの世から消え去りますように」
魔法使いF 「今度こそ、この世界を救えますように」
魔法使いG 「ベルシが…帰ってきますように……」
姫 「私ほとんど関係ない!!! あと、Gの人何か重いから!!」
そして 12にんめの まほうつかいが まほうを かけようとした そのときです。
ここに いないはずの、13にんめの まほうつかいが ひめたちの まえに あらわれました。
ここに いないはずの、13にんめの まほうつかいが ひめたちの まえに あらわれました。
魔法使いM 「おうおう、よくもオレをのけ者にしてくれたにゃー! この落とし前はきっちりつけてもらうぜい!」
13にんめの まほうつかいは、ひめに のろいを かけるべく、じゅもんを となえました。
魔法使いM 「折紙ニ宿リシ式神達ヨ!【さぁでばんだぞカスども!】
其ノ力ヲ以テ敵ヲ破壊セヨ!【ヤツにじごくをみせてやれ!】」
其ノ力ヲ以テ敵ヲ破壊セヨ!【ヤツにじごくをみせてやれ!】」
すると ひめは くろい ひかりに つつまれました。
と、どうじに 13にんめの まほうつかいも からだじゅうから ちを ながしはじめました。
ひめよりも あきらかに じゅうたいです。
と、どうじに 13にんめの まほうつかいも からだじゅうから ちを ながしはじめました。
ひめよりも あきらかに じゅうたいです。
姫 「何で!!?」
魔法使いM 「ぐっ…オレは能力者だから、魔術を使うと反動がデカイんだぜい……」
姫 「じゃあ無理すんなや!!!」
魔法使いM 「そうだにゃー…ちょっと体力…回復するために、退散させてもらう…ぜい……」
そう いいのこし、13にんめの まほうつかいは きえてしまいました。
ひめが じゃあくな まほうに かけられました。ひとびとは おおあわてです。
おうさまも うまれたばかりの ひめの みが、しんぱいで しんぱいで なりません。
おうさまも うまれたばかりの ひめの みが、しんぱいで しんぱいで なりません。
王 「まずはどんな魔法がかかったのかを調べるのが先決だね?」
あ、いや、いがいと れいせいでした。
そういえば このひとが あわてているのを みたことが ありませんでした。
そういえば このひとが あわてているのを みたことが ありませんでした。
魔法使いK 「―――警告、第七章第十二節。姫にかけられた魔術の逆算に成功しました。
十五歳の誕生日に、ツムに刺されて死ぬものと判明」
十五歳の誕生日に、ツムに刺されて死ぬものと判明」
ちなみに 「ツム」 とは、いとつむぎの どうぐの なまえです。
王 「なるほど…それで、どうすれば助かるのかな?」
魔法使いL 「keiaogbru待nvbywiap次wqfgcbfg私nvjhgutryw魔法qawlkb順番vbfhruapr」
12ばんめの まほうつかいが なにやら うったえていますが、
なんだか よくわからないので どうじつうやく してみましょう。
なんだか よくわからないので どうじつうやく してみましょう。
魔法使いL 「keiaogbru待nvbywiap次wqfgcbfg私nvjhgutryw魔法qawlkb順番vbfhruapr」
( 待ってください。 次は 私が 魔法をかける番です)
「kieogvbur姫ythgn絶対jfivm不死agftyuml道具hdnyfoe刺ehnikx百年間vbsfyk眠eyrtabu」
( 姫は 絶対に 死なせません。ツムに 刺されても百年間 眠るだけです)
「amazon立派movix王子様tsutaya接吻capcom目覚suntory王子様panasonic結婚ministop」
( そして立派な 王子様が キスをすると目を覚まし、その王子様と 結ばれることでしょう)
( 待ってください。 次は 私が 魔法をかける番です)
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( 姫は 絶対に 死なせません。ツムに 刺されても百年間 眠るだけです)
「amazon立派movix王子様tsutaya接吻capcom目覚suntory王子様panasonic結婚ministop」
( そして立派な 王子様が キスをすると目を覚まし、その王子様と 結ばれることでしょう)
姫 「分かりづらっ!!!」
ですが 12にんめの まほうつかいが そう いっても、おうさまは やっぱり しんぱいです。
そこで おうさまは、くにじゅうの ツムを もやし、こんご ツムを つくることも つかうことも きんしに したのです。
そこで おうさまは、くにじゅうの ツムを もやし、こんご ツムを つくることも つかうことも きんしに したのです。
王 「まぁわざわざ糸なんて紡がなくても、化学繊維があれば服は作れるからね?」
姫 「…色々と台無しになるセリフね……」
こうして、はらんの たんじょうびは まくを おろしました。
ですが これで すべてが おわったわけでは ありません。
おひめさまが 15さいになったとき、ものがたりは ふたたび うごきだすのです。
ですが これで すべてが おわったわけでは ありません。
おひめさまが 15さいになったとき、ものがたりは ふたたび うごきだすのです。
あと もう1かい いっとくけど、おひめさま うまれたばっか だからね。めっちゃ しゃべってた けど。
姫 「ツッコまずに、やってられるかーーー!!!」