かおり
おまけ!!
「驚然、まさか、能力者だったとは」
先日、上手に焼けましたアウレオルスはそのまま一晩入院したのだった。
あの状態からすぐに復活させるカエルすごい。
クローンでもつくったんじゃあるまいか?
あの状態からすぐに復活させるカエルすごい。
クローンでもつくったんじゃあるまいか?
「介然、そんなことよりも、あの子はどこだ?」
懲りない奴である。
朝から日が傾くまで探し回り、ようやく見つけた。
っていうか、夏休みをいいことに自由にしすぎである。
教職についているのではなかったか?
朝から日が傾くまで探し回り、ようやく見つけた。
っていうか、夏休みをいいことに自由にしすぎである。
教職についているのではなかったか?
「歓然!!この声はマイエンジェル!!」
しかし、声の方に顔を向けると、彼は驚き、固まってしまう。
「……色然、いつもの、御両親ではない?」
あわてて神裂の前に立ちふさがる。
「佛然、貴様なにものだ!!?」
「あう!! ゲコ!!」
「えーっと、そういうあなたはどちらさまでしょう?」
「昂然、わたしの名はアウレオルス=イザードという」
「アウレオルス=イザード!!?」
「……唖然、貴様も、あの赤髪同様私の過去を知っているな!!?」
(しまった!!)
しっかりしろ魔術結社。
「憤然、その子に危害を加えるつもりか?」
「……そ、それは昔の話です」
「……喟然、昔、傷つけたことがあるのだな?」
(私のバカヤロウ!!)
まったくである。
「……判然、貴様、その子の母親だな!!」
は?
「了然、あの赤髪とともに家庭内暴力を繰り返した貴様から、あのツンツン頭とビリビリが助け出したのだろう。同然、私はそれ以前に助けようとして返り討ちにあい、記憶を失った、違うか!!」
神裂が肩を震わす。
下を向いているため、表情が影で見えない。
下を向いているため、表情が影で見えない。
「……のかよ」
「どうした?」
「……私が一児の子持ちに見えんのかよこのクソヤロウがああああああああ!!!!!」
「ぎゃぁぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああ」
見事な蹴りあげである。
アウレオルスは星になった。
その後、神裂は体育座りでしばらく川を眺めていた。
アウレオルスは星になった。
その後、神裂は体育座りでしばらく川を眺めていた。
「あ、姫神さんじゃない……どうしたの?」
「なにか。知人の叫び声が聞こえた気がする」
「空耳? 疲れてるならこの「いらない」」
さて、神裂が去った後、
今後、互いに遊びに行きたい時は我慢せず遊びに行く事を取り決めた、
第一次上琴条約が結ばれた。
美琴の、我慢していない、という意見は否決された。
美琴の、名前が恥ずかしい、という意見もなぜか否決された。
今後、互いに遊びに行きたい時は我慢せず遊びに行く事を取り決めた、
第一次上琴条約が結ばれた。
美琴の、我慢していない、という意見は否決された。
美琴の、名前が恥ずかしい、という意見もなぜか否決された。
その後のことである。
「さて、飯をつくりますかね」
「よろしく」
しかし、上条は一歩進んで固まる。
「インデックスさん、わたくしのズボンをおはなしいただけませんか?」
「や!!!!」
即答だった。
私、怒ってます。
と主張する顔はもはやかわいいだけなのだが、はなしてほしい。
何度か足を引っ張ったがはなしてくれない。
私、怒ってます。
と主張する顔はもはやかわいいだけなのだが、はなしてほしい。
何度か足を引っ張ったがはなしてくれない。
「仕方ないわね、わたしがつくる」
「やーー!! や~~」
美琴に至っては立った瞬間インデックスは泣いちゃうのだった。
美琴がインデックスを抱き上げた時、上条のズボンから手をはなすと、その子は「ちゃい」とすかさず上条の背中のシャツを掴む。
美琴がインデックスを抱き上げた時、上条のズボンから手をはなすと、その子は「ちゃい」とすかさず上条の背中のシャツを掴む。
「本当に今日は甘えん坊さんね」
「とはいっても、どうすっか……仕方ない、美琴、後ろに立っててくれるか?」
こうして、一家全員キッチンに立つことになった。
「キャベツの千切りがわたしより上手いのがムカつく」
「理不尽すぎません?」