ゼアル信者の中ではこのデュエルの評価がどうも高かったようであるが...(後述)
残念な事にZEXALにおける他のデュエルの例に漏れずツッコミどころが多くなっている。
この件に限った話ではないが、間違った情報や評価の流布(というかZW-マーキング)を放置することは遊戯王への風評被害にしか繋がらないため、このページではその問題点を記しておく。
ちなみにゼアル信者はこのデュエルを持ち上げがちだったのだが、2025年の一挙配信で5D'sの名勝負どころかチームユニコーン戦やラグナロク戦にすらその人気は足元にも及ばなかったことが判明した。セカンドからが〜といいこの件といいゼアル信者が10年以上に渡って嘘を吐き続けてきたことが白日の下に晒される形になったのでしたとさ。
なお、何の関わりもなかったデュエリスト達(過去にイジメていた
鉄男以外)の消滅に冷酷な
Ⅳが激昂する等、ストーリー面でのツッコミどころも結構あるが、あくまでデュエル面だけに限定している。
また、「初手エクシーズ」等のマンネリに関する問題や「正規のエクシーズ召喚の放棄」等の手抜きに関する問題も、以下の指摘には含めないこととする。
Ⅳが1ターン目に《No.88 ギミック・パペット-デステニー・レオ》をエクシーズ召喚していない。
判明している範囲で言うなら、《No.88 ギミック・パペット-デステニー・レオ》の
エクシーズ召喚が最善手であり、もしそうしていれば、Ⅳは3ターン目に《CNo.88 ギミック・パペット-ディザスター・レオ》の効果で勝利できていた。
この指摘自体は結果論でしかないのだが、何故かⅣは1ターン目に《No.15 ギミック・パペットージャイアントキラー》をエクシーズ召喚している。
相手モンスターを破壊してダメージを与える効果を持つ一方でステータスは低めとなっているジャイアントキラーを1ターン目に意味もなく召喚する行為は、無駄としか言えない。
初手エクシーズの呪い恐るべしである。
ちなみに、次作のARC-Vでは1ターン目に意味もなく《RR-ライズ・ファルコン》をエクシーズ召喚する黒咲がゼアル信者から叩かれていたりするが、これについてはどう思っているのだろうか?
ナッシュの直接攻撃時にⅣが《ギミック・パペット-シャドー・フィーラー》の効果を発動していない。
《ギミック・パペット-シャドー・フィーラー》は「相手の直接攻撃時に墓地から召喚して戦闘破壊されない壁になる」効果を持つのだが、何故かⅣは2ターン目の直接攻撃時にはこの効果を発動せず大ダメージを受けており、4ターン目の直接攻撃時に発動している。
敗北寸前まで温存するつもりだった可能性もあるが、この時のⅣの手札には《オーバーレイ・サテライト》があったため、次のターンのためにシャドーフィーラーをフィールドに残し、《オーバーレイ・サテライト》の効果で2体分のエクシーズ素材にしていれば新たなモンスターのエクシーズ召喚に繋げることも可能で、《オーバーレイ・ダーク・リンカーネーション》のギャンブル効果に頼らずとも場を整えることができた。
そしてこの時にエクシーズ召喚するモンスターが《No.40 ギミック・パペット-ヘブンズ・ストリングス》であれば、Ⅳは3ターン目の時点で
ナッシュに勝利できていたことになる。
ただ、勝利できるかどうかに関しては、後述する《オーバーレイ・サテライト》の問題をどう判断するかによっても変わる。
4ターン目での勝利を逃すナッシュ。
これはゼアルに限らず他の遊戯王シリーズでも度々指摘されていることであるが、知識や確認の有無にデュエルの展開が左右されてしまっている。
Ⅳの墓地に存在していた《ギミック・パペット-シャドー・フィーラー》の効果を
ナッシュが知っていた場合、もしくはナッシュがⅣの墓地のシャドーフィーラーを確認していた場合は、そのターンでナッシュは普通に勝利できていた。
また、知識や確認がない場合でも、ナッシュが
オーバーキルを承知の上でのプレイングをしていれば同様に勝利できる。
《オーバーレイ・サテライト》がルールに反した効果を持っている。
《オーバーレイ・サテライト》は「この
カードの効果でこのカードをエクシーズ素材としたエクシーズモンスター1体は攻撃できない」という効果も持っているのだが、ルール上、エクシーズ素材状態のカードの効果は発動もできず適用もされないため、その効果は何の意味も成さない。
また、1枚のカードが同時に2体以上のエクシーズモンスターのエクシーズ素材として扱われることもないため、「1体」という記述も蛇足である。
これらの問題は
テキストの書き方次第でどうとでも回避できることであるため、テキストミスと言える。
ただ、これと同様のミスは他にもいくつか見られるため、テキストミスというより単にルールを理解していないだけなのかもしれない。
なお、この効果が適用される機会は結局訪れなかったため、本当に何の意味もない効果になっていた。
前述した《No.40 ギミック・パペット-ヘブンズ・ストリングス》の件に関しては、ヘブンズ・ストリングスの効果を発動する際に《オーバーレイ・サテライト》を取り除くことで攻撃が可能になるのだが、テキストの書き方次第ではそれも不可能ということになる。
《オーバーレイ・アワード》の使い方がおかしい。
《オーバーレイ・アワード》は「自分フィールドのエクシーズ素材1つを相手フィールドのエクシーズモンスターのエクシーズ素材にしてバトルフェイズをスキップする」効果を持つのだが、ルール上、エクシーズ素材はフィールドに存在するカードとしては扱われない。
これもテキストの書き方やルールの理解に問題があると言えるが、同様の例はOCGにもあるため、その表記法に従っているだけと言えなくもないか。
また、バトルフェイズをスキップする関係上、《オーバーレイ・アワード》はバトルフェイズに移行するよりも前に発動しておかなければならないのだが、何故かエンドフェイズに発動されている。
メインフェイズ1で発動していた場合も結果自体は変わらないため、これはゼアルでよく見られる「デュエルの流れと演出の乖離」だったのだろう。
ただ、ナッシュは《No.88 ギミック・パペット-ディザスター・レオ》の効果がエンドフェイズに発動するとの説明を受けたことで初めて敗北の危機を感じ、Ⅳがターンエンドを宣言してから《オーバーレイ・アワード》を発動しているため、「ナッシュが《オーバーレイ・アワード》をメインフェイズ1で発動する」という仮定自体に無理があるとも言える。
更に言うと、ディザスター・レオの効果は特殊勝利効果であるため、それにチェーンして《オーバーレイ・アワード》を発動することはできない。
いずれにせよルール違反であることには何ら違いないため、本来であればナッシュはその時点で敗北していたことになる。
《運命のクロス・ドロー》のテキストに不備がある。
《運命のクロス・ドロー》は互いにドローしたカードの種類によってその後の処理が決まるのだが、そのテキストにはモンスターカード以外のカードをドローした場合やドローしたモンスターの召喚が行えない場合の処理が記されておらず、使用者のナッシュによる説明もなかった。
この時のナッシュはこの効果でのドローに自分の命運を託していたが、
ドローするカードは最初から分かりきっているという意識を互いに持っていたのなら、確かに説明は不要と言えるか。
相手のターンに手札から速攻魔法を発動するⅣ。
ルール上、相手のターンには手札から速攻魔法を発動することはできないのだが、この時にⅣが発動していた《ギミック・ヴェンジェンス》は、そのルールを無視できる効果と、ナッシュを敗北させないための都合に合わせたピンポイントな発動条件を持っている。
Ⅳが《運命のクロス・ドロー》でドローしたカードが召喚可能かつ攻撃力250以上のモンスターカードだった場合はそのターンでの決着が付かなくなり、結果としてナッシュが敗北することになるため、その展開を避けるためにルールの方を捻じ曲げたようである。
ただ、新しく登場するカードの効果やステータス等はデュエル構成担当者の都合のいいように設定できるため、わざわざルールを捻じ曲げなくとも調整は容易としか言いようがない。
ナッシュの手札が初ターン以降3枚余り続けている。
手札の余剰はゼアルで度々見られる問題で、これでは散々アピールしていた「全力でぶつかり合うギリギリの死闘」には見えない他、《運命のクロス・ドロー》でのドローに賭けるシーンも、「余ってる手札で何とかしろよ」としか思えなくなる。
3枚の内の1枚は何故かセットしなかった《パワー・ストリーム》だと判明しているが、残りの2枚が何だったのかは不明。
なお、その中に召喚と攻撃が可能な攻撃力100以上のモンスターがあれば、ナッシュは6ターン目の時点で普通に勝てていたことになる。
身も蓋もなさすぎる問題で、このような能力を使えるならそもそもデュエル自体が茶番である。
もちろん、《運命のクロス・ドロー》を使ったドローに自分の命運を賭ける行為も茶番にしかならない。
より具体的なことを言うと、もしナッシュが初ターンとなる2ターン目の時点でバリアンズ・カオス・ドローを行って《
RUMー七皇の剣》をドローしていたら、そのターンの時点でナッシュは勝利が狙えていた。
前述した《ギミック・パペット-シャドー・フィーラー》の効果の認識次第では、そのターンで勝利することも普通に可能。
本格的に探せばもっとあるのかもしれないが、上記のようにゼアルにしては致命的ミスが少なく比較的マシ、見れる方という意味で相対的に評価が高かっただけなのではないだろうか。
遊戯王ZEXALという作品、またそれを支持する信者のレベルがいかに低いかを体現・象徴したデュエルであるといえよう。
最終更新:2026年02月19日 15:36