アニメ
遊戯王ZEXALの
トロン一家の次男。読みはふぉー。CVは細谷 佳正。
初登場は26話「開幕!
WDC」。
【ギミックパペット】というテーマデッキを使用する決闘者であり、現極東エリアのデュエルチャンピオン。
本名は「トーマス・アークライト」。
Dr.フェイカーのせいで、父親がいなくなっていまい、家族全員と離れ離れになってしまった。
そのあと父と再開するが、彼は子供のような姿になっていた。
なので、家族と共にフェイカーへ復讐することにした。
初登場時は
シャークに対する謀略(彼が不正するように仕向けたり、
シャークの妹をボロボロにしたりなど)や柄の悪さ、
次に登場したときは自らのファン(
鉄男と
委員長)をわざわざターゲットに選びファンサービスと称する暴行を披露したため視聴者に救いようのない悪役キャラという印象を与えていた。
第42話「遊馬とカイト魂のタッグ・デュエル」においてもそれは変わる事はなかったが、
シャークの宿敵であるに関わらず、先に主人公タッグに敗れるという汚点をつけられた。
また決勝前夜祭ではいつの間にかシャークに精神的なアドバンテージを奪われていたり、続く回では元の鞘に戻っていたりと忙しい。
ついに迎えたシャークとの決着時、なんと突然綺麗になって、『自分がシャークの妹を陥れたのはトロンの命令だった』と教え、謝る。また、Ⅳはシャークの妹をあそこまで傷つける気はなかったらしい。
その際、反省しているような雰囲気をまとっていたが、視聴者からしてみればこれまでのⅣは『身内には優しいが、それ以外には非道な人物』であったので、全体的に唐突に感じられてしまった。
また反省しているのはシャークとその妹に対する仕打ちばかりで、鉄男と委員長に行った暴行については一切言及しなかった。
その後、改心したトロンと共にどっかへ消えたのだが、Ⅱになってから再登場。
シャークを
バリアンの魔の手から助けてあげた。
その際、シャークに罪悪感アリアリで接していた。
しかし相変わらず鉄男と委員長には罪悪感を抱いていないようだった。
実際、後に鉄男と委員長に接する展開があったのだが、Ⅳはまったく後ろめたそうにしていなかった。
その後、シャークがバリアンに目覚めて敵となってしまった。
とりあえずⅣはシャークとデュエルする。その際、情を訴えるが通用しない。そして負けて消えた。
でも遊馬の頑張りのおかげで復活した。
その後はシャークや妹と共に、
アストラル世界で起きた新たな問題を解決しに行った。
このキャラ最大の問題点は『唐突に改心し、シャーク(力ある者)にしか謝っていない』というところだろう。
これでは『己が保身のため改心したフリをし、強いやつだけに謝る(最小限のプライドを対価にする)ことで、許しを貰おうとしている卑怯者』という風にも見えてしまう。
このせいで、のちにシャークを助けた展開も『ご機嫌取りの一貫でやってるだけ』かのように、バリアン化したシャークに情を訴えかける展開も『単に自分や家族の生命が危うくなったからやってるだけ』かのようにも見えてしまう。
脚本の甘さによって、製作側の意図していたキャラ像がブレてしまった、その典型だと言えるだろう。
最終更新:2022年01月03日 10:52