要は
シャイニングドローと同じイカサマであり、問題点も共通している。(詳細はリンク先を参照)
あえて違いを挙げるとするなら、こちらはドローする時に発せられる光が赤いということくらいか。
初登場時には赤い光を上空高く噴き上げ周囲に多大な影響を及ぼしながらド派手に行っていたが、結局この演出はこれ1回限りだった。
ナッシュ曰く、「これこそが人間には到達できぬカオスの深淵!」だそうだが、同能力の
シャイニングドローのことはどう思っているのだろうか?
なお、
ゼアルでは「カオス」の意味も二転三転していたりする。
バリアン七皇が元から持っていた力というわけではなく、
シャークが
ナッシュという運命に流されるようになってから唐突に登場した余計な力である。
Ⅳと対峙していたナッシュが「ここからが俺の本気だ!」と発した後に他の
バリアン七皇もこの能力に目覚め、七皇を勝利に導いていた。
なお、
ナッシュに対する反発の気持ちからか、七皇の内
ベクターのみこの能力を使用していない。
この点に限らず、ゲスキャラの
ベクターには割と正々堂々とした面が見られる。
まぁ、
主人公側があまりにも酷すぎるというだけで、別に
ベクターが肯定されるべき存在というわけではないのだが。
使用できない状態の《
RUM-七皇の剣》をバリアンズ・カオス・ドローしてわざわざ見せつけていた
ミザエルは、アホ丸出しで何とも格好悪かった。
カイトとの決戦を控えていたミザエルの株を下げるようなシーンを何故わざわざ入れるのか理解に苦しむが、思い付いたネタを顕示してキャラを嘲笑対象にせずにはいられないのも、
いつものゼアルである。
なお、このイカサマ能力でいつでもドローできるにもかかわらず、何故か
ナッシュは《
RUM-七皇の剣》をサーチできる
カードをデッキに複数枚入れていたりする。
アニメスタッフもこの能力の扱いに困っていたということなのかもしれないが、そもそも何故このような能力を登場させてしまったのかという話である。
最終更新:2023年08月08日 14:20