羽原夫妻

92話~93話に登場したゲストキャラ。

夫が「羽原 飛夫」で妻が「羽原 海美」
どちらもプロデュエリストである。*1



ハートランド学園の学園祭で行われた「カップルデュエル大会」なる教育委員会やPTAが発狂しそう*2なイベントにゲストとして招かれており、大会に乱入した遊馬アンナのタッグとデュエルを行うことになった。
大会前にはプロデュエリストであることに目を付けたベクターに海美が洗脳されてしまっていたのだが、結局2人共ベクターによる友情ごっこの産物である《CNo.39 希望皇ホープレイV》にあっさり始末されている。
何がしたいのやら。

なお、洗脳自体は大会前に行っていたのだが、何故かその効果が表れたのは遊馬たちとのデュエル中だった。*3
この時の海美は、「デュエルは互いの想いをぶつけ合うことで心と心を通わせるもの」という自分のスタンスをアンナが理解しようとしていないことに対して不機嫌になっていたため、洗脳というよりヒステリーにも見える。*4

かなりラブラブな夫婦であり、互いの事を「ダーリン」「ハニー」と呼ぶなど、バカップルのテンプレ。
その軽い言動は非常識極まりないアンナをも呆れさせていたが、海美は洗脳後も飛夫のことを「ダーリン」と呼び*5、飛夫も豹変した海美に戸惑いつつも彼女を守ろうとしているため、2人の愛は本物であるようだ。



海美とアンナは旧知の中*6であり、昔は師弟関係であったらしい。
遊馬を自分に振り向かせたいアンナがデュエルを教えてくれと懇願したそうだが、初登場時に遊馬をリアルファイトで殺そうとしていたことへのツッコミが再び生じている。

デュエルよりも一般常識の方を教えてほしかったものだが、自分のスタンスを絶対視する海美といい、海美がデュエルを辞める理由を聞きだしたいにもかかわらず人の話を一切聞く気がないアンナといい、やはりこの師匠にしてこの弟子ありということか。
巻き込まれる一方だった男性陣が気の毒でならない。*7

なお、海美がデュエルを辞める理由はご懐妊であり、ただの産休であった。
本人曰く、「おばあちゃんになってもデュエルは辞めない」らしい。*8
そしてゼアル最後のエンディング映像にある敵味方が大集合するシーン*9では子供を抱えており、どうやら無事に出産できた模様。
もしダメージ後の無駄な吹っ飛びの影響で流産なんてことになっていたら、桑原は切腹ものである。*10


デュエルの腕前


飛夫は飛行機械に関するカードを、海美は船に関するカードを使用。*11
アンナの師匠ということもあってか、両者共に無駄にレベルが高いモンスターをお手軽に召喚している。
ただ、そのカード名が「ヒンデンブルグ」だったり「タイタニック」だったりと、非常に縁起が悪い。
イチャイチャするカップルに対して「爆発しろ!」という冗談があったりするが、流石にこれは冗談と言うには悪質すぎるだろう。*12
ゼアルスタッフの倫理崩壊は今に始まったことではないが……

なお、回想シーンでの海美は《水精鱗-アビストリーテ》を使用していた。
バランスもへったくれもない現在のデッキより水精鱗デッキの方が遥かに強いとか言ってはいけない。



「タッグデュエルでは無類の強さを発揮する」という触れ込みが語られていたのだが、やはりゼアルキャラの例に漏れず非常に単調なデュエルを行っており、10ターン続いたデュエルでメインデッキのモンスターをそれぞれ1体しか使っていない*13他、エクシーズを維持しつつ手札を余らせたまま*14素人の即席タッグに敗北している。
そしてこれまたいつも通り、タッグデュエルのルールもはっきりしておらず、ルール上可能なプレイングが唐突に判明していた。*15*16
2人の愛の結晶とやらを表現する*17都合上いつもの初手エクシーズこそ行わなかった*18*19が、だからなんだという話である。

「プロデュエリスト」だの「タッグデュエルでは無類の強さを発揮する」だの言われている上に、書き換えたカードを1枚使っただけのプレイングをベタ褒めしたりアンナの正当なプレイングにケチをつけたりしている*20ので余計に酷いとも言えるが、一応これに関しては、「プロだから手加減していた*21」「遊馬のためならアンナが犠牲になれというスタンス*22」という解釈も可能ではあるか。
尤も、洗脳されていた海美に関しては手加減していた筈もなく、ゼアルでは最強キャラが雑魚でしかなかったりもするのだが。
結局のところ、どんな肩書きを持つキャラであってもデュエル構成担当者の実力が変わるわけではないのである。





  • >>老婆のデュエリストは未だに存在しない Rに居なかったっけ? -- 名無しさん (2018-10-19 20:46:17)
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最終更新:2023年08月08日 14:21
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*1 海美は後に融合次元出身のデュエリストになった。CV的な意味で

*2 それを言い出したらそもそもあの制服に発狂しそうなわけだが

*3 それ以前にも何試合か行っており、別にベクターが何らかのスイッチを入れた様子もない

*4 洗脳によってたがが外れたという影響もあるとは思うが

*5 1回だけ「飛夫さん」と呼んでいるが、効果の対象として相手に分かりやすい呼び方にしたのだろう

*6 飛夫も結婚式で対面している

*7 まぁ遊馬も自分のスタンスを絶対視して人の話を聞かない人間なわけだが

*8 遊戯王の歴史は長いが、老婆のデュエリストは未だに存在しない。ゲームだと春がデュエルしていたりもするが

*9 デュエルしたことで仲間になっている筈のMr.ハートランドやドン・サウザンドはいないが

*10 一応吹っ飛び後には飛夫が身を挺して庇っていたが、そもそも妊婦にこんなことをやらせるなという話である

*11 といってもそれらは2枚だけで、使用カード自体が非常に少ないのだが

*12 2人が新婚旅行に行ったかどうかは不明

*13 しかもこれらがどちらもレベル10のモンスター

*14 飛夫は3枚、海美は2枚余らせている

*15 パートナーのモンスターは使用できないのにエクシーズ素材にすることは可能であるらしい

*16 プレイヤーに個別に攻撃することになるルールであり、まだターンが回ってきていないプレイヤーにすら攻撃可能だったのだが、何故かガラ空き状態の相手に直接攻撃しなかったターンが合計3回もある

*17 「オーバーレイ」が変な意味に聞こえるが、確信犯なのだろうか?

*18 カード1枚で同じレベルのトークン2体を並べてアドバンス召喚しているため、流れ的には初手エクシーズと変わらないのだが

*19 アンナは初手エクシーズを行っている

*20 遊馬のモンスターをリリースして耐性を付与したグスタフマックスを蘇生させるプレイングのことで、遊馬もアンナに文句を言っていたが、むしろこれがなければ次のターンで遊馬は確実に敗北していた

*21 そんな描写はないのでただの妄想だが

*22 アンナのプレイングがなければ遊馬が敗北することになるが、何もしなければ遊馬とアンナの両方が危機に瀕するため、相手がアンナを先に狙うかもしれない。尤も、次はアンナのターンなので、アンナが敗北すれば遊馬のターンの前に飛夫のターンが回ってくることになるのだが