針剣士

アニメ版
効果モンスター
風属性/戦士族/レベル1/攻撃力300/守備力600
このカードが相手プレイヤーに直接攻撃した時、
相手の魔法&罠カードゾーンに存在する表側表示の魔法・罠カードを相手の手札に戻す。

OCG版
効果モンスター
風属性/戦士族/レベル1/攻撃力300/守備力600
このカードが相手ライフに戦闘ダメージを与えた時、
相手の魔法&罠カードゾーンに表側表示で存在するカードを全て持ち主の手札に戻す。


遊馬の使用するカード。
遊戯王OCGでかなり有名なカードである《ハリケーン》のパロディモンスターであり、見た目も「一寸法師」のパロディである。*1

ただ、禁止カードである《ハリケーン》の効果をそのまま再現するのは流石に憚ったようで、貧弱なステータスでの直接攻撃が必要になった他、その効果自体も《ハリケーン》の下位互換。*2
総じて、サポートが必須な割にあまり強いカードではない。
無論、愛があれば関係ない筈だが、こんなことを平然と行える遊馬先生にとっては何の関係もなかった。



初登場は【遊馬vs徳之助】戦で、《ベビー・トラゴン》の効果で直接攻撃を決めた後、自身の効果で徳之助の《ウラトラC》と《ウラ霧》を手札に戻し、《No.39 希望皇ホープ》と《No.17 リバイス・ドラゴン》を奪い返す活躍を見せた。*3

ただ、その後は扱いが悪く、【遊馬&ギラグvs小鳥&キャッシー】戦で登場した際には、八百長の提案を呑んだ遊馬からやられ役の雑魚代表として扱われている。*4
しかもこの時の遊馬はわざと負けることにやる気満々で、やられ役にする《針剣士》を選ぶ際も実に楽しそうにしていた。
哀れ、そんな彼は《キャット・ガール》によってあっさり倒されてしまうのである。

そしてその扱いはデュエル外でも変わらず、ナッシュメラグの記憶が眠っているとされている遺跡では、海水が遺跡に流れてきた時に道案内役として実体化され、海水に浮かべられている。
《針剣士》が何故遺跡の道を知っているのか、海水の流れに沿った道を探すだけならカードを海水に浮かべる必要はないのではないか、どこで遊馬は実体化能力*5を身に付けたのか、そして海水に濡れてダメになるカードにわざわざ《針剣士》を選ぶという外道の所業。
これは酷い。*6

一応、モデルである一寸法師にはお椀の船で川を渡るシーンがある*7ため、選出理由はそれだったと思われる*8他、カードに防水加工が施されていたという可能性もなくはないのだが、いやだからなんで水に浮かべる必要があったのかと。
この件に限らず、遺跡編はストーリーも描写も滅茶苦茶であり、ツッコミだしたらキリがない。
遺跡編に限った話でもねーよ



まぁ、ゼアルでは遊馬先生が雨の中でのデュエルを2回ほどやっているため、少なくとも防水加工はしてあったのだろう。多分。
過去の遊戯王シリーズでは水没して使い物にならなくなってしまったカードが登場する他、こいつは映画でもオナニーせずにはいられないほど雨の中で浸るシーンが好きなようなので、実際はカードが水に濡れるという問題を一切考慮していなかっただけなのかもしれないが。

確実に言えるのは、防水加工の描写なんてないということと、水に濡れてから《針剣士》が登場しなくなったということだけである。
遊馬がこんなことを平然と行う人間でなければ、これも特に疑うようなことではないのだが……



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  • 頭悪そうなゼ信が滑った画像貼ってたので削除 -- 名無しさん (2025-05-21 01:44:28)
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最終更新:2025年05月21日 01:44
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*1 一寸法師が針を腰に差していたことから連想したものと思われるが、針は「剣」というより「槍」ではなかろうか

*2 《ハリケーン》は裏側のカードも自分のカードも戻せる

*3 といっても奪い返せたのは《ウラトラC》と《ウラ霧》にあったデメリット効果の影響なのだが

*4 「壁」ですらなく、ただの「的」扱いである

*5 この時の遊馬はDゲイザーを付けていたため、実体ではなくただのARだった可能性もあるが、そのDゲイザーを付ける基準に実体か否かは無関係で、ゼアルⅡ以降はARの設定自体が完全に形骸化している

*6 なお、遊馬が行ったことではあるが、そうするよう指示したのはアストラルである

*7 この時の《針剣士》はお椀ではなくカードを船代わりにしている

*8 幽霊すら知らなかったアストラルさんも一寸法師なら知っているらしい