様々なスポーツとデュエルを融合させたルールである。
例によってその詳細は一切不明だが、基本的には二人一組で行うもののようだ。
作中で確認できる限りでは、スカイダイビング、ビーチバレー、テニス、百人一首、卓球、プロレス、野球を行っている。
一般的に「スポーツ」扱いされない百人一首も含まれているが、そこは瑣末なことだろう。
準備は全て
ARビジョンで済ませているのだが、モンスターに乗ったり競技場に触れたりするなど、もう明らかにリアルソリッドビジョンである。
また、モンスターを介さないリアルダイレクトアタックも頻発していた。
上記したものの内、野球のみカットされずに最初から最後まで行われていたのだが、これにも野球要素は全くなく、強いて挙げるなら、空気を読んだ
ARビジョンがユニフォームや競技場を作ったり相手の攻撃やホープの剣をボールやバットに変えたりしたことくらいである。
これなんてエンタメデュエル?
また、百人一首では並べられた
カードを叩いて弾き飛ばすというデュエリストにあるまじき悪行が展開されていたが、
都合の悪いカードの存在を嬉々として抹消する御仁が普通に存在する以上、
ゼアル世界の倫理観ではセーフなのだろう。
5D'sで行われていた神経衰弱デュエルと比較すると、その酷さが分かりやすいかもしれない。
カードを銃弾として扱っていた人といい勝負である。
なお、
ゼアルでは過去にも
カードを貼り付けた(もしくはプリントした)ボールを躊躇なく蹴飛ばしていたスポーツマンも存在していたりする。
そろそろ遊戯さんの怒髪が天を衝くぞ。
ギラグがこのルールを設定したのは洗脳した
小鳥や
キャッシーに
遊馬の
ナンバーズを奪わせるためで、スポーツデュエルの提案には親睦を深める(警戒を解く)意味合いがあったらしい。
そのため、最終的には小鳥とキャッシーの
女の子チームが1万点のボーナスを得るという、クイズ番組もビックリの不正が堂々と行われている。
ただ、遊馬とペアを組んでいた
シャークさんがクールに去ってしまったため、結果として参加する気のなかったギラグが遊馬とペアを組むことになってしまい、彼は消滅の危機に瀕してしまっている。
なお、この時の遊馬は、小鳥とキャッシー相手に
「わざと負ける」というギラグの提案をあっさり承諾して負ける気満々だった。
スポーツデュエルと銘打ったデュエルで八百長とか、皮肉にしても趣味が悪い。
承諾する遊馬も遊馬だが、普段から
インチキ能力を平然と使っている人間にスポーツマンシップを期待する方がおかしいか。
他にも、このデュエルで遊馬の所持カードとして登場した《もの忘れ》が、遊馬への、果てはゼアルスタッフへのブーメランになってしまっているなんてこともあった。
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最終更新:2024年08月24日 10:21