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茎 - (2025/07/09 (水) 19:17:10) のソース
アーティスト：[[椎名林檎]]
予想レベル：9
作詞・作曲：椎名林檎
想定歌唱範囲：ラスサビ
地声最低音：mid1F#(ク&bold(){レ}マチス、&ruby(ひと){壱}&bold(){ツ}だけ)
地声最高音：hiD(行かれま&bold(){せ}ぬ、倒れ&bold(){ない}から 等)
裏声最高音：hiE(倒&bold(){れ}ないから、誰か &bold(){鳴}呼※「嗚呼」の5つあるうちの2音目)
椎名林檎の楽曲。8枚目のシングル「&ruby(ステム){茎(STEM)}&ruby(だいみょうあそびへん){〜大名遊篇〜}」の日本語バージョン。当該シングルに本バージョンは収録されておらず、1ヶ月後に発売された3rdアルバム「&ruby(かるき){加爾基} &ruby(ザーメン){精液} &ruby(くりのはな){栗ノ花}」にて初公開となった。「茎(STEM)」と比較してややロックテイストになっていたり、逆に「茎(STEM)」には本バージョンにないフェイクが追加されていたりと異なる点も多い。
ちなみに、「STEM」のバージョンのみMVが制作されており、本バージョンはMVが制作されていない。
なお、タイトルの「茎」は「陰茎」を意味するが、性的な意味はなく、種族存続の意を指すという。
椎名林檎特有のとにかく不規則な音程が終始続き、また音域も2オクターブに迫る程になっており、高音から低音まで広く求められる。
出だしの「今日からは」から既にいやらしい半音移動が炸裂しており、その後の「生えても芽吹いても〜」のような徐々に低音へと降りていく音程はタイミングもずれやすくなっている。転調前、転調後どちらでもこのような音程は頻出するため桁外れの集中力を要する。
またその後の「&ruby(クレマチス){仙人草}」でも低音域で細かく音程が上下するため音程を外しやすい。
また、「悦&bold(){び過}ぎないから」のように潜る音程も登場。
その後同じメロディーをもう一度繰り返した後、転調を挟むため最高音がhiEとなる。
音程面は転調後も注意すべき点に変化はないが、地声hiDが複数回登場することやラストの5音ある「嗚呼」のような複雑な音程も登場するため転調後まで気が抜けない。
ここまで解説してきたものの、テンポがやや遅いため「[[人生は夢だらけ]]」等、高速で上下する林檎曲と比較するとまだ音程面は易しいのかもしれない。
