公然の秘密 - 鬼レンチャンWiki

アーティスト：椎名林檎
予想レベル：6
作詞・作曲：椎名林檎

想定歌唱範囲：1番Aメロ後半〜サビ

地声最低音：mid1G(評判のフレーバーよ)
地声最高音：hiC(かくしたってみえみえ、ちかいようね)

椎名林檎の楽曲。オールタイム・ベスト「ニュートンの林檎〜初めてのベスト盤〜」からの先行配信シングルとして発売された。
テレビ朝日系の金曜ナイトドラマ『時効警察はじめました』主題歌。
その後アルバム「放生会」にリアレンジバージョンが収録されている。

椎名林檎特有の広い音域はそこまで顕著でないが、とにかく音程が暴れまわるため、一瞬の油断が命取りとなる。
Aメロから「くらくら」のように一瞬現れその後すぐに潜る高音や「秘密という名で評判のフレーバーよ」等多数見られる階段状の音程等、椎名林檎らしい捉えづらい音程が流れるように訪れる。
Bメロに入ると、「秘すれば花ね」、「突き止めたい」等、「人生は夢だらけ」の「二度と会えない人の幸せなんて」の部分にも似た幅の一定でない階段状のメロディー等、音程が恒常的に動いているため、気を抜くことのできる箇所が全くもってない。
サビはそれまで以上に音程移動が激しくなっており、「嘘を乗せたトップノート」のように高速で上昇する音程、ラストの「甘やかでしょ」のように低音への捉えづらい階段状の音程も登場するため、ひたすらに音程を追い続けなければいけない。
全体を通して超高音や超低音は登場しないものの、全体を通して音程移動がかなり激しい。難易度にはやや差があるが、系統としては「人生は夢だらけ」と非常に似通った楽曲であるといえるだろう。
ちなみに、2番が採用され、Cメロが歌唱範囲に含まれた場合、「未来はどうなっちゃうの〜」の部分に見られる跳躍と降下を繰り返すこれまた捉えにくい音程が登場するため、更に難易度が上昇する。
そのため、基本的にどの範囲が採用されても、ほぼ全ての箇所が難所になり得るといえるだろう。