(歌詞は著作権に触れるため省略)
アーティスト:華原朋美
予想レベル:9
予想レベル:9
作詞・作曲:小室哲哉
予想歌唱範囲:1番フル (大空を高く〜使おう そう) ※約68秒
地声最低音:mid2F (くじけたことがあった)
地声最高音:hiE (着替えをして、ぐうぜんが 等) ※頻出
裏声最高音:hiG (大空を高く飛べる、波間をすべる)
地声最高音:hiE (着替えをして、ぐうぜんが 等) ※頻出
裏声最高音:hiG (大空を高く飛べる、波間をすべる)
1996年に発売された華原朋美の5枚目のシングル。自身が出演したLOTTEチョコレート「紗々」CMソング。
本曲はシングルでは自身初となるオリコン週間1位を獲得した。
余談だが、当時この曲を歌っていた頃の朋ちゃんは極端に痩せており、体重は30kg台であったと語っている。
本曲はシングルでは自身初となるオリコン週間1位を獲得した。
余談だが、当時この曲を歌っていた頃の朋ちゃんは極端に痩せており、体重は30kg台であったと語っている。
曲全体で朋ちゃん特有のハイトーンが遺憾なく発揮されている。
全体的にキーがとても高く、hi域がそのほとんどを占めている。そして、hiC hiD hiEといった高音が超頻出する。また、音程も決して簡単ではなく細かく移動する部分も多くなかなかに骨がある楽曲。
全体的にキーがとても高く、hi域がそのほとんどを占めている。そして、hiC hiD hiEといった高音が超頻出する。また、音程も決して簡単ではなく細かく移動する部分も多くなかなかに骨がある楽曲。
Aメロではいきなり地声hiCから裏声hiGへの跳躍が3度訪れる。
「大空をたかく飛べる」「波間をすべる」(下線はhiC、太字はhiG)
このhiGがなかなか出しづらい。もし出すことができたとしてもその後すぐに1オクターブしたであるmid2Gを出さなければいけないため音程を外しやすい。
ここでは似たようなフレーズを4回繰り返すのだが、微妙に違いがあるためよく聴き覚え違いが無いように注意も必要。
「大空をたかく飛べる」「波間をすべる」(下線はhiC、太字はhiG)
このhiGがなかなか出しづらい。もし出すことができたとしてもその後すぐに1オクターブしたであるmid2Gを出さなければいけないため音程を外しやすい。
ここでは似たようなフレーズを4回繰り返すのだが、微妙に違いがあるためよく聴き覚え違いが無いように注意も必要。
Bメロでも引き続きhi域の高音が頻出し、更には地声最高音hiEも登場。
独特な間やテンポ感、ロングトーンの半音の違いなど注意すべき点はあるが、他のパートと比べたらやや歌いやすいと思われる。とは言え、気を抜いてしまい思ってもいない所で外してしまわぬように。
独特な間やテンポ感、ロングトーンの半音の違いなど注意すべき点はあるが、他のパートと比べたらやや歌いやすいと思われる。とは言え、気を抜いてしまい思ってもいない所で外してしまわぬように。
サビでは高音へ駆け上がるメロディの後に、素早く音程変化する部分が難所。Bメロから引き続き、地声最高音hiEを含んだ高音続きのメロディーも登場する。サビでもずっと高音が頻出するため、かなりの体力と高音を維持する力が必要とされる。
また、「重なり続けて道が出来ていく」では早いテンポの中で音程が細かく上下するためきっちり音程を当てるのは至難の業。ラストの「愛情を大事な人に使おう」では高音の中独特なテンポ感で音程が変化するため、最後の最後まで気が抜けない。
また、「重なり続けて道が出来ていく」では早いテンポの中で音程が細かく上下するためきっちり音程を当てるのは至難の業。ラストの「愛情を大事な人に使おう」では高音の中独特なテンポ感で音程が変化するため、最後の最後まで気が抜けない。
以上より、体力的にもかなりしんどい曲であり、キー・音程の面でも鬼レンチャン既出の朋ちゃんの難曲「I'm proud」や「Hate tell a lie」よりも難易度が高いと言えるだろう。リストに登場した際にはぜひ朋ちゃんに挑戦してもらいたい一曲である。もう本人歌唱は聴けないかもしれないが・・・