※個人的な思想や価値観が詰め込まれているため、人によっては不快に思ったり批判したくなる可能性があります。特定の団体の教えとかではありません。
※一部ネタバレに近い表現があるためご注意ください。
※一部ネタバレに近い表現があるためご注意ください。
コンセプト
ゲームのコンセプトは「根菜」を表にしています。
また、裏のコンセプトは「自立」としています。
また、裏のコンセプトは「自立」としています。
根菜
登場する根菜は日本の根菜としては見慣れないもの、北欧の根菜(野菜)が目立ちます。
コンセプト構想の初期段階で北欧が舞台という設定がありました。
「自立」は「アザミ」の花言葉であり、アザミの象徴と関連が深い地域(スコットランド)が選択されています。
BURDOCK(ゴボウ)もアザミの根からとれる「ヤマゴボウ」から
英語で根菜をくだけた表現としてVeggie・Veggiesと呼ぶとのことです。(海外の知人から教えて頂きました。)
開発中は葛や高麗人参、生姜、玉ねぎなども候補に上がっていました。
コンセプト構想の初期段階で北欧が舞台という設定がありました。
「自立」は「アザミ」の花言葉であり、アザミの象徴と関連が深い地域(スコットランド)が選択されています。
BURDOCK(ゴボウ)もアザミの根からとれる「ヤマゴボウ」から
英語で根菜をくだけた表現としてVeggie・Veggiesと呼ぶとのことです。(海外の知人から教えて頂きました。)
開発中は葛や高麗人参、生姜、玉ねぎなども候補に上がっていました。
料理
住民が料理を食べることで蓄積するパラメータがあり、制作初期では友好度「FRIENDSHIP」としていましたが、ゲームのコンセプトが固まるに従って、自立というテーマではFRIENDSHIPが似合わないと思うようになりました。
最終的に、健康値「NPC's Health」となりました。
最終的に、健康値「NPC's Health」となりました。
ウイルス
ゲーム内では障害物として危害を加えるが悪そのものではなく、ただの自生生物としての存在です。
悪を駆逐する目的の勧善懲悪の話は作りたくありませんでした。
あるゲームの敵MOBで菌類が登場するのに対して、ウイルスを採用することにしました。
リリース前にパンデミックが流行ってしまい、連想させるようで不謹慎と言われそうな気はしていました。
悪を駆逐する目的の勧善懲悪の話は作りたくありませんでした。
あるゲームの敵MOBで菌類が登場するのに対して、ウイルスを採用することにしました。
リリース前にパンデミックが流行ってしまい、連想させるようで不謹慎と言われそうな気はしていました。
根菜・漢方薬は免疫機能を強くすると言われています。
前々からウイルス等による病の対処として免疫をつけることが言われていたため、根菜を食べて健康な体作り・免疫をつけていく印象を作りたいという想いがありました。
前々からウイルス等による病の対処として免疫をつけることが言われていたため、根菜を食べて健康な体作り・免疫をつけていく印象を作りたいという想いがありました。
コンサイリキ
根菜を使って発揮する力、根菜力をそのままカタカナにしました。
英語の場合はKON-PSI(KON=根と狐の鳴き声のコン、PSI=超能力のサイ)
英語の場合はKON-PSI(KON=根と狐の鳴き声のコン、PSI=超能力のサイ)
KONSAIRI(根菜荷)
稲荷は稲を荷なうものとしているのに対し、根菜を荷なうもの「根菜荷」として名付けました。
また、昨今の狐の関連作品として稲荷をテーマにしたものが目立つ中、それ以外のなにかもあってよいのでは、根菜を扱ったら面白いのでは、という発想でした。
また、昨今の狐の関連作品として稲荷をテーマにしたものが目立つ中、それ以外のなにかもあってよいのでは、根菜を扱ったら面白いのでは、という発想でした。
ルースの母
ルースの母「ハルマ」はルースと同じ狐であるものの色はグレーで、デザインは過去作のTOTHKUAに登場するボスキャラクターに似せたものになっています。(過去作と繋がりをもたせたかった)
稲を豊作にする「INARI」の力をもっており、収穫した稲と特効薬の取引によって病気が蔓延する島の住民を支えていました。
ハルマはその仕事に手一杯であり、片手間に娘のルースにINARIの力を伝承させようとしています。
ハルマはゲーム中ではINARIの力を集中させるため姿を変え、回転するオブジェクト「歯車」として初めて登場します。
歯車の姿というのは社会の歯車のように生き続けるものというメタファーであって、名前の「ハルマ」はその歯車からとってつけられました。
稲を豊作にする「INARI」の力をもっており、収穫した稲と特効薬の取引によって病気が蔓延する島の住民を支えていました。
ハルマはその仕事に手一杯であり、片手間に娘のルースにINARIの力を伝承させようとしています。
ハルマはゲーム中ではINARIの力を集中させるため姿を変え、回転するオブジェクト「歯車」として初めて登場します。
歯車の姿というのは社会の歯車のように生き続けるものというメタファーであって、名前の「ハルマ」はその歯車からとってつけられました。
主人公ルース
ハルマの娘であり、コンサイリキを操る才能に目覚めたきつねの仔。
ウイルス集団から逃れる際、転落して一命を取り止めるものの自分の住処へ帰る道がわからず迷子になってしまいます。
転落から目覚めたそこは目覚めの樹の下であり、同時にコンサイリキの能力に目覚めます。
ウイルス集団から逃れる際、転落して一命を取り止めるものの自分の住処へ帰る道がわからず迷子になってしまいます。
転落から目覚めたそこは目覚めの樹の下であり、同時にコンサイリキの能力に目覚めます。
ハルマはルースにINARIの力を伝承させようとするも、ルースはそれに表面上は従うものの内心はその意志が固まらず真剣に向き合うことはありません。
ルースは自由に振る舞いたかったり、大きな夢をもっていたり、なにかに憧れていたりする気持ちを持っています。
ルースは自分に備わった力をどのように使っていくか、自分自身で模索しながら成長していきます。
迷子になり成長を遂げる流れは作者自身の体験に基づいたもので、「迷子から(または一人暮らし)戻ってくると人格が入れ替わった」と言われた経験から
ルースは自由に振る舞いたかったり、大きな夢をもっていたり、なにかに憧れていたりする気持ちを持っています。
ルースは自分に備わった力をどのように使っていくか、自分自身で模索しながら成長していきます。
迷子になり成長を遂げる流れは作者自身の体験に基づいたもので、「迷子から(または一人暮らし)戻ってくると人格が入れ替わった」と言われた経験から
「ルース」という名前は根野菜の英語「RootVegetable」の「ルート」から少し変え、北欧で女性の名前として違和感のない呼び方にしたものです。
物語の結末で見せたかったこと
ルースは母のINARIの伝承を受け継ぐことにこだわらず、自身で見つけた道「根菜荷」として自立し、自身のあり方に目覚めます。
それは自分自身が信じているもの、好きなこと、そこに向かって目指す意志を大切にしたいという想いを込めています。
住人達は十分な栄養をとり、健康を取り戻すことでルースの旅を支えてくれるようになります。
敵・障害として登場するウイルス達そのものはなくなりませんが、住人はそれらに抵抗する力を持ちます。
ハルマは歯車として一生を捧げる必要がなくなり、もとの姿へ。ルースの母へと戻ります。
それらは結果的に島全体が強い依存から脱し、それぞれが自立して生活していく姿が描かれます。
それは自分自身が信じているもの、好きなこと、そこに向かって目指す意志を大切にしたいという想いを込めています。
住人達は十分な栄養をとり、健康を取り戻すことでルースの旅を支えてくれるようになります。
敵・障害として登場するウイルス達そのものはなくなりませんが、住人はそれらに抵抗する力を持ちます。
ハルマは歯車として一生を捧げる必要がなくなり、もとの姿へ。ルースの母へと戻ります。
それらは結果的に島全体が強い依存から脱し、それぞれが自立して生活していく姿が描かれます。
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