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*暴れん坊天狗 [#pda52e62]
【あばれんぼうてんぐ】
|ジャンル|シューティング|&amazon(B000068HTR)|
|対応機種|ファミリーコンピュータ|~|
|発売元|メルダック|~|
|開発元|ライブプランニング|~|
|発売日|1990年12月14日|~|
|分類|''バカゲー''(ゲーム自体は良作)|~|
-''天狗の面''がアメリカを助けるために摩天楼を駆け抜け、ビルや敵を破壊していく横スクロールシューティングゲーム。
--何故か舞台がアメリカで、何故天狗の面なのかは全く明かされず、ファミコンにたびたびある「コンセプト理解不能」ゲームの代表格と言える。
--一応「アメリカに凶星が現れたために、人々が亡者と化して暴走する生き地獄になってしまった」というオープニングメッセージが挿入されている。……だが亡者に苛まれる人々の祈りに応え現れたのが、なぜか''天狗の面''と、設定が極めてシュールかつ珍奇。
--ちなみに、本作のストーリー設定は、ナムコのアクションゲーム『超絶倫人ベラボーマン』に登場する敵キャラ『ベンジャミン大久保彦左衛門』のモデルになった人物の手によるものだとか。
--元々は''平将門の首塚から飛び出した落ち武者の生首がアメリカ合衆国に復讐する''という、とんでもないストーリーだったのだが、当時のニンテンドーオブアメリカの許可が下りなかったため、自機は天狗の面になったという。
---海外版では自機はそのまま生首が使われているが、ビルを破壊する演出がカットされボスの自由の女神モドキも差し替えられている。
-慣性がついていて操作しにくく、すぐに''無念''の吹き出しと共に落下する天狗。(「むーん……!」と唸り声もあげる)
--ただし、被弾時のダメージは少ない。死因のほとんどは障害物との接触によるダメージ。
-発表当時は「恐ろしいメーカーが現れた」「ゲーム界に超新星現る」「バイバイ、ジャレコにケムコ」などとゲーマーを震撼させたらしい。
-道中、ビルなどを破壊して人を救助する事でパワーアップする…のだが、人を食ってパワーアップしているようにしか見えず、そう勘違いされているケースも多い。
--ちなみに、一部の敵は「亡者になった生身の人間」であり、倒すと爆発音ではなくて金切り声をあげる。
-『源平討魔伝』『超絶倫人ベラボーマン』を手がけた源平プロの元一員、中潟憲雄氏がBGM(ディレクターも兼任)を作曲しているためサウンドのクオリティは高い。クソゲーオブザイヤー2007おまけ動画の序盤でBGMが使用されている。
-シューティングゲームとしての出来は意外と悪くなく、丁寧に作られている。クソゲーというよりはバカゲーの領域。
--破壊されたビルから噴き出す炎や落雷といったグラフィック演出もレベルが高く、中途半端な志で作られたものではないことを存分に知らしめてくれる。&br()ある意味そっちの方がタチが悪いが。
*暴れん坊天狗 [#pda52e62]
【あばれんぼうてんぐ】
|ジャンル|シューティング|&amazon(B000068HTR)|
|対応機種|ファミリーコンピュータ|~|
|発売元|メルダック|~|
|開発元|ライブプランニング|~|
|発売日|1990年12月14日|~|
|分類|''バカゲー''(ゲーム自体は良作)|~|
-''天狗の面''がアメリカを助けるために摩天楼を駆け抜け、ビルや敵を破壊していく横スクロールシューティングゲーム。
--何故か舞台がアメリカで、何故天狗の面なのかは全く明かされず、ファミコンにたびたびある「コンセプト理解不能」ゲームの代表格と言える。
--一応「アメリカに凶星が現れたために、人々が亡者と化して暴走する生き地獄になってしまった」というオープニングメッセージが挿入されている。……だが亡者に苛まれる人々の祈りに応え現れたのが、なぜか''天狗の面''と、設定が極めてシュールかつ珍奇。
--元々は''平将門の首塚から飛び出した落ち武者の生首がアメリカ合衆国に復讐する''という、とんでもないストーリーだったのだが、当時のニンテンドーオブアメリカの許可が下りなかったため変更が加えられ、自機は天狗の面になったという。
--ちなみに、本作のストーリー設定は、ナムコのアクションゲーム『超絶倫人ベラボーマン』に登場する敵キャラ『ベンジャミン大久保彦左衛門』のモデルになった人物の手によるものだとか。
---海外版では自機はそのまま生首が使われているが、ビルを破壊する演出がカットされボスの自由の女神モドキも差し替えられている。
-慣性がついていて操作しにくく、すぐに''無念''の吹き出しと共に落下する天狗。(「むーん……!」と唸り声もあげる)
--ただし、被弾時のダメージは少ない。死因のほとんどは障害物との接触によるダメージ。
-発表当時は「恐ろしいメーカーが現れた」「ゲーム界に超新星現る」「バイバイ、ジャレコにケムコ」などとゲーマーを震撼させたらしい。
-道中、ビルなどを破壊して人を救助する事でパワーアップする…のだが、人を食ってパワーアップしているようにしか見えず、そう勘違いされているケースも多い。
--ちなみに、一部の敵は「亡者になった生身の人間」であり、倒すと爆発音ではなくて金切り声をあげる。
-『源平討魔伝』『超絶倫人ベラボーマン』を手がけた源平プロの元一員、中潟憲雄氏がBGM(ディレクターも兼任)を作曲しているためサウンドのクオリティは高い。クソゲーオブザイヤー2007おまけ動画の序盤でBGMが使用されている。
-シューティングゲームとしての出来は意外と悪くなく、丁寧に作られている。クソゲーというよりはバカゲーの領域。
--破壊されたビルから噴き出す炎や落雷といったグラフィック演出もレベルが高く、中途半端な志で作られたものではないことを存分に知らしめてくれる。上に述べたように、真面目に作っていたはずがよんどころない事情で変更が加えられた結果、バカゲーになってしまった作品と言えるだろう。