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2009年11月09日 締 切 新聞論評 学籍番号1914074 氏名 中村信也
1.新聞情報:
2.要約
ライフネット生命保険が既婚女性1000人に、理想の子どもの人数を調査した。20歳から45歳の女性を対象に、調査したところ、93.6%が子どもは二人以上欲しいという回答をした。しかし現実は経済面の不安から1.37人である。(99文字)
3.論評
子どもが二人以上欲しいという回答が93.6%も得られたということは、経済面の不安さえ解消されれば、少子化を防ぐことができるということである。私は、日本は女性を労働者として軽く扱いすぎていると感じている。正社員の女性が結婚して妊娠・出産という過程において、育児休暇が充実している企業は良い。しかし、企業で育児休暇をとることができず退職を選択した女性が正社員として復帰できる可能性は極めて低い。一度退職した女性が子育てを経て、再び職場に戻ることができる制度が充実しているならば、経済的不安は解消されるはずである。企業側のいわば新卒至上主義というようなものが払拭されれば、中途採用や、再雇用制度も充実していくと考えられるが、なかなか難しいところである。また、今日の経済情勢が良くならない限り、新卒でさえ厳しい就職戦線をくぐり抜けることはできない。不況、少子化、デフレという負の連鎖、いわゆるデフレ・スパイラルを抜け出すことが必然である。そこでは、子ども手当てなどどいう中途半端なばらまき政策は不要である。もっと、女性のことを考えた政策が必要となる。
(472文字)
4.コメント
2009年11月09日 締 切 新聞論評 学籍番号1914074 氏名 中村信也
1.新聞情報:
- 見出し:理想の子どもの数 既婚女性は2人
- 新聞名:日本経済新聞 朝刊
- 発行日:2009年11月8日
- 面数:17面
2.要約
ライフネット生命保険が既婚女性1000人に、理想の子どもの人数を調査した。20歳から45歳の女性を対象に、調査したところ、93.6%が子どもは二人以上欲しいという回答をした。しかし現実は経済面の不安から1.37人である。(99文字)
3.論評
子どもが二人以上欲しいという回答が93.6%も得られたということは、経済面の不安さえ解消されれば、少子化を防ぐことができるということである。私は、日本は女性を労働者として軽く扱いすぎていると感じている。正社員の女性が結婚して妊娠・出産という過程において、育児休暇が充実している企業は良い。しかし、企業で育児休暇をとることができず退職を選択した女性が正社員として復帰できる可能性は極めて低い。一度退職した女性が子育てを経て、再び職場に戻ることができる制度が充実しているならば、経済的不安は解消されるはずである。企業側のいわば新卒至上主義というようなものが払拭されれば、中途採用や、再雇用制度も充実していくと考えられるが、なかなか難しいところである。また、今日の経済情勢が良くならない限り、新卒でさえ厳しい就職戦線をくぐり抜けることはできない。不況、少子化、デフレという負の連鎖、いわゆるデフレ・スパイラルを抜け出すことが必然である。そこでは、子ども手当てなどどいう中途半端なばらまき政策は不要である。もっと、女性のことを考えた政策が必要となる。
(472文字)
4.コメント









