論評「全日空、エア・アジアと合弁検討」 - 久保ゼミ @wiki

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{2010年7月19日　締　切　新聞論評　学籍番号　200814080　氏名　柏成昭｝

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1.新聞情報

• 見出し:全日空、エア・アジアと合弁検討
• 新聞名:日本経済新聞　朝刊
• 発行日:2011年7 月16日
• 面;9面

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2.要約:
国内航空が海外格安航空会社（LCC）への対抗姿勢を強めている。全日本空輸はLCCアジア最大手のエア・アジアと新会社設立の検討に入った。全日空は香港の投資会社などと来春就航する「ピーチ・アビエーション」にも出資しているが、新会社との両輪で勧告系LCCなどの相次ぐ日本市場参入に歯止めをかける。（139文字）

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3.論評
国内航空が海外の格安航空会社との対抗を進めている。全日空はエア・アジアとの合同出資で新会社の設立を検討している。出資比率をつめていて、早ければ2012年に就航を開始するのを目指している。また、就航先はアジア太平洋地域が中心で、地方空港を結ぶ国内線の就航も検討している。少子高齢化を迎えている中、ピーチで歯止めをかけるとしており、さらに新会社で補強する狙いは全日空がLCCに力を入れている背景なのだ。LCCは格安だけあって半数の乗客はこれまで飛行機を利用したことがなかったともいわれている。そして、この低価格を売り物にすると日本市場でも潜在需要は多いといえる。ちなみに日本就航のLCCは9社21路線。就航先の空港は成田、関空、羽田など9空港に広がっている。なお、21路線のうち半数の11路線は昨年以降に就航したもので、今年に入って5路線増えてたった1～2年で一気に広がったのである。また、韓国系はLCCが4社もありシェアも全世界で3割を数えている。（409文字）