トップページ > 新聞論評 > 新聞論評 2011 > 新聞論評 20111003 > this Page
{2011年10月3日 締 切 新聞論評 学籍番号 201014031 氏名 冨田裕太}
1.新聞情報:
2.要約:
ABCマートの2011年3月~8月期の連結営業利益が前年同期比8%増の140億円前後となった。従来、予想していた約134億円を上回り、上期としては過去最高の収益を得た。主にサンダルや高価格のスニーカーが売れた。(94文字)
3.論評:
2011年3月~8月期の連結営業利益が8%増したのはABCマートも予想をはるかに上回ったと考えられる。なかなか営業利益がのびない今、従来予想を超えて過去最高の営業利益を得たのには感心する。今期このような結果に至った要因は、高価格のスニーカーの売り上げ高が伸びたほか、夏の暑さ対策としたサンダルや涼しく加工した男性用のカジュアル革靴も売れ行きが好調であったからである。売上高は13%増の690億円前後でこれも従来予想の683億円より増えた。既存店売上高が約5%増と好調であった。3~8月には52店と同時期としては、過去最多となる新規出店を実施したことにより、増収幅が広がった。2012年2月通期では、80店超という積極的な出店を継続して増収幅を広げる予定である。また海外の子会社では、3月~8月期、韓国で12店、台湾で1店を新規出店した。そして海外の売上高は約4割のびた。しかし、国内メーカー製の高価格スニーカーが伸びたことで好採算のプライベートブランド商品の売上構成比が低下し、売上高総利益率は58%強と横ばいだった。これから、好採算であるプライベートブランドの売上を伸ばし利益をさらに伸ばすことが課題であると考える。(484文字)
4.コメント
{2011年10月3日 締 切 新聞論評 学籍番号 201014031 氏名 冨田裕太}
1.新聞情報:
- 見出し:ABCマート最高益、高価格スニーカー好調
- 新聞名:日本経済新聞 朝刊
- 発行日:2011年9月30日金曜日
- 面数:17面
2.要約:
ABCマートの2011年3月~8月期の連結営業利益が前年同期比8%増の140億円前後となった。従来、予想していた約134億円を上回り、上期としては過去最高の収益を得た。主にサンダルや高価格のスニーカーが売れた。(94文字)
3.論評:
2011年3月~8月期の連結営業利益が8%増したのはABCマートも予想をはるかに上回ったと考えられる。なかなか営業利益がのびない今、従来予想を超えて過去最高の営業利益を得たのには感心する。今期このような結果に至った要因は、高価格のスニーカーの売り上げ高が伸びたほか、夏の暑さ対策としたサンダルや涼しく加工した男性用のカジュアル革靴も売れ行きが好調であったからである。売上高は13%増の690億円前後でこれも従来予想の683億円より増えた。既存店売上高が約5%増と好調であった。3~8月には52店と同時期としては、過去最多となる新規出店を実施したことにより、増収幅が広がった。2012年2月通期では、80店超という積極的な出店を継続して増収幅を広げる予定である。また海外の子会社では、3月~8月期、韓国で12店、台湾で1店を新規出店した。そして海外の売上高は約4割のびた。しかし、国内メーカー製の高価格スニーカーが伸びたことで好採算のプライベートブランド商品の売上構成比が低下し、売上高総利益率は58%強と横ばいだった。これから、好採算であるプライベートブランドの売上を伸ばし利益をさらに伸ばすことが課題であると考える。(484文字)
4.コメント