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{2011年11月7日 締 切 新聞論評 学籍番号 201014032 氏名 森山直哉}
1.新聞情報
2.要約:
国際協力銀行(JBIC)はみずほコーポレート銀行などと連携し、Jパワー(電源開発)など日本企業が参画するタイの天然ガス火力発電事業に約920億円を協調融資する。タイのIPP事業としては過去最大規模の事業になる。(106字)
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3.論評
国際協力銀行(JBIC)はみずほコーポレート銀行などと連携し、Jパワー(電源開発)など日本企業が参画するタイの天然ガス火力発電事業に約920億円を協調融資する。発電所の建設から運営までを日本企業グループが手掛けるパッケージ型インフラ輸出を後押しする狙いだ。発電容量は計1600メガワットで、独立系発電事業者(IPP)として、約25年間にわたってタイ電力公社に売電する計画。タイのIPP事業としては過去最大規模の事業になる。
同事業はJパワーが現地法人を通じて発電所の管理・運営のノウハウを提供するほか、発電所のタービンなどは三菱重工業の製品を採用。日本政府もパッケージ型インフラ輸出の象徴的な事例と位置づけており、政府系金融機関である国際協力銀を通じた融資で支援する。
タイでは洪水被害が広がっているものの、日系自動車メーカーなどが多数立地しており、今後も引き続き日系企業の生産拠点となる見通し。タイに進出している日系企業への電力の安定供給を確保する効果も見込んでいる。
他国で起こったことは日本にも関係のあることが多く、今後の事業を進めて行く上で大事なところになっていくであろう。(486字)
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{2011年11月7日 締 切 新聞論評 学籍番号 201014032 氏名 森山直哉}
1.新聞情報
- 見出し:国際協力銀、タイでのガス火力発電事業、日本連合に協調融資。
- 新聞名:日本経済新聞 朝刊
- 発行日:2011年11月7日
- 面;3面
2.要約:
国際協力銀行(JBIC)はみずほコーポレート銀行などと連携し、Jパワー(電源開発)など日本企業が参画するタイの天然ガス火力発電事業に約920億円を協調融資する。タイのIPP事業としては過去最大規模の事業になる。(106字)
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3.論評
国際協力銀行(JBIC)はみずほコーポレート銀行などと連携し、Jパワー(電源開発)など日本企業が参画するタイの天然ガス火力発電事業に約920億円を協調融資する。発電所の建設から運営までを日本企業グループが手掛けるパッケージ型インフラ輸出を後押しする狙いだ。発電容量は計1600メガワットで、独立系発電事業者(IPP)として、約25年間にわたってタイ電力公社に売電する計画。タイのIPP事業としては過去最大規模の事業になる。
同事業はJパワーが現地法人を通じて発電所の管理・運営のノウハウを提供するほか、発電所のタービンなどは三菱重工業の製品を採用。日本政府もパッケージ型インフラ輸出の象徴的な事例と位置づけており、政府系金融機関である国際協力銀を通じた融資で支援する。
タイでは洪水被害が広がっているものの、日系自動車メーカーなどが多数立地しており、今後も引き続き日系企業の生産拠点となる見通し。タイに進出している日系企業への電力の安定供給を確保する効果も見込んでいる。
他国で起こったことは日本にも関係のあることが多く、今後の事業を進めて行く上で大事なところになっていくであろう。(486字)
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