バルジア王国
解説
レスペレント地方に存在する国家。
セルノ人が建国した歴史の長い国だが、百二十年前の内乱で
セルノ王国が独立して二国に分裂した。
王と貴族院による安定した政治体制を敷いており、王家は
バルジアの正当な後継者を自称しているが、実際には血は既に絶えており名前だけ継いでいるに過ぎないとされている。
王都である
港町ホトスは
大陸公路の重要な拠点の一つだが、街の賑わいに反して情勢の不安定さによるものか近年は治安も悪化している。
徹底した対立政策の影響で
セルノに対しては敵対的な感情を持っており、その領土に対しても反乱によって奪われた自国のものという意識が残っている。
現国王
ライオスの時代にも幾度か
セルノに対して討伐隊を編成したが、いずれも失敗に終わっている。
メンフィル王国に対する
大封鎖政策によって
セルノに対する軍事行動は無期限に延期されたが対立自体は続いており、侵略の機会を常に窺っている状態。
幻燐戦争において
セルノと同盟を結んだ
メンフィルと戦うも敗れ、以後は
セルノと共に
メンフィルの統治下となった。
その後は両国王女が手を取り合い協力した事で
セルノとの関係は改善されつつある。
雑感・考察
最終更新:2019年03月08日 12:36