ユソル部族国
解説
ラウルバーシュ大陸の南方諸国に属する国家。
ユソル山脈の深い森林を領土とする
精霊と
アマゾネスの国で、推定人口は二万人。
中心地は
ソメカ。
隣国と比べて文化水準は低く、長い歴史の中で国土の拡縮を繰り返している。
周辺国とは敵対的だが、
アムレントとは定期的に交易が続けられている。
アマゾネスの国だが男を王として君臨させる珍しい文化を持つ。
雑感・考察
百千では男は種馬としてしか価値がないみたいな感じだったが、神採りの設定では男をトップに置く文化があるという設定。
一応百千の時代でも国民全てから認められれば王になるのは可能なのだが、少なくとも
ヴェラがこれまで生きてきた間では見た事が無いらしい。
王となった者が全くいないならそういう文化があるとは認識されそうにないので、国の歴史上それなりに前例もありそうな感じ。
神採りでの設定が作中世界でも広く知られる話であるならば、近い時代に実例が存在した可能性もあるかもしれない。
なお王といっても象徴的な存在に過ぎず、アマゾネス達に対する命令権は無いとの事。
肩身が狭くなくなるのと、原則として国民全てと自由に子作りできるのが王となる利点と言える。
神採りの時代においても王の扱いが同じなのかどうかは不明。
百千作中では
ヴェラが祖国に新たな価値観を示したいと語っており、伝統を変えようという動きもあったので神採りの時代では行き過ぎた女尊男卑など国の在り方も多少は変わっているかもしれない。
(百千時点では国土が縮小していた時期という設定もあるので、自国の在り方を見直すのは自然な時代と言える)
最終更新:2024年09月09日 23:35