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桐条鴻悦 - (2024/02/05 (月) 23:45:29) のソース

きりじょうこうえつ 
CV:なし 

**公式
先代の桐条宗家の当主にしてグループ総帥。
[[桐条武治]]の父であり、[[桐条美鶴]]の祖父にあたる。

「調和する二つは完全なる一つに優る」の理念に基づき、南条の分家として興って以後、長らく単なる事業主でしかなかった桐条を本家・南条と並び称される一大ホールディングスにまで発展させた、天才的経営センスの持ち主。

ハングリーだった心を富と名誉で満たした結果、逆に生きる目的を喪失していったが、そんな折に「[[シャドウ]]」と「[[黄昏の羽根]]」に出会い、それらが齎す「時を支配する力」に心酔して、14年前に一大計画をスタートさせた。
本編中の台詞に曰く「[[時を操る神器]]」の建造である。

しかし、個人的な空虚を満たすためだったその計画は彼自身の心と共に次第に歪んでゆき、ついには単なる支配力の追求を外れて、「滅びの招来」へと目的がシフトしていった。
その計画は[[デス]]=[[ニュクス・アバター]]降臨寸前というところまで至ったが、[[岳羽詠一朗]]の身を挺した実験中断により中挫した。

その際の爆発によって命を落としている。

**非公式

作品のテーマを鑑みるに、いわゆる社会学における「目的のアノミー(富める者の首吊り)」の状態に陥って世界に絶望したのだと思われる。
(ディレクターの橋野氏の発言にもそれを示唆する点がある)
だが、作中での描写は非常に限られており、それらの情報だけからこの演出意図を汲むのは正直難しい。

しかし、異聞録における[[神取鷹久]]や、ペルソナ2罪における[[橿原明成]]、ペルソナ2罰における[[須藤竜蔵]]もまた、自分の生きる現世に絶望した挙げ句「滅び」を欲するようになったため、在る境遇・環境の類似性から考えても「富める者の首吊り」の状態に陥っていた、という推測は妥当。

※そして上記3者と同様、桐条鴻悦にもまた這い寄る混沌・[[ニャルラトホテプ]]が忍び寄っていた可能性も、非常に高い。
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