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リサ・シルバーマン - (2023/08/09 (水) 13:01:44) のソース
りさ・しるばーまん CV:小西寛子 身長:165cm 体重:47kg 血液型:A型 生年月日:1982年5月4日(当時17歳) 星座:牡牛座 ※ただし、上記設定およびCVは、ペルソナ2罪、および罰の公式プロフィールによるもの。 **公式 P3の前年代作に当たる「ペルソナ2罪」および「ペルソナ2罰」の登場人物。 あだ名は「ギンコ」。これは[[三科栄吉]]に付けられたもので、栄吉以外には「リサ」と呼ばれている。 [[周防達哉]]と同じく、珠閒瑠市の一角にある「セブンス」こと七姉妹学園の生徒。 金髪碧眼と白い肌、彫りの深い顔立ちが目を引く、純アングロサクソンの美少女だが、彼女の両親は、日本贔屓が高じてアメリカから日本に帰化しており、彼女自身は生まれも育ちも国籍も日本の日本人である。 その生い立ちと、「大和撫子たれ」という両親の教育方針によって、見た目は完全にテンプレ的なアメリカ人でありながら英語は全く喋れず、そのことをコンプレックスに感じている彼女は、独力で覚えた広東語を使うようになり、同時に見よう見まねでカンフーも習得している。 学内の人気者である達哉に対して積極的なアプローチを仕掛けており、彼のことを「情人(チンヤン=恋人のこと)」と呼んで憚らない。 最初、達哉が初恋の相手である「タッちゃん」と同一人物である事を知らないまま、彼氏にしようとアプローチを掛けていたが(スタイルの良い達哉と付き合うことで、自分の株を上げようとしていた)、徐々に達哉の内面に惹かれていく事になる中で、10年前のアラヤ神社の火事で死んだ(と思い込んでいた)「タッちゃん」への想いと葛藤することになる。 P3の世界観から10年前、町で噂となっている「ジョーカー様」と呼ばれるオカルトじみた儀式を発端として、道化の仮面を被る怪人・ジョーカーから復讐を宣言され、戦いに身を投じざるを得なくなる。 その中で、偽りの記憶に苦しめられていたかつての仲間・[[黒須淳]]や[[天野舞耶]]をはじめとした大切な人々との再会を果たし、また一方で10年前にアラヤ神社に集まってお面を被って共に遊んだ「初恋の相手」である「タッちゃん」が達哉と同一人物だと知り、彼に一途で真っ直ぐな恋心を抱く。 しかし、仲間の力をもってしても這い寄る混沌・[[ニャルラトホテプ]]の策謀を食い止めることは出来ず、天野舞耶を死なせてしまった上、世界を破滅に導いてしまう。 そんな現実を変えるべく、仲間との絆と出逢いの記憶を手放すことで「こちら側」と俗称されるパラレルワールドを作り出すものの、「こちら側」にもニャルラトホテプの影は蜘蛛の巣の如く張り巡らされており、記憶を失ったにもかかわらず非現実の怪異に引き込まれることとなる。 日本人離れした容姿から、子供の頃から他人に利用される日々を送っており、また一方で彼女も他人を利用するしたたかさを持つに至るが、そんな姿は周りの環境に合わせて作り上げられた仮初めの姿でしかない。 本来の彼女の性格は、「大和撫子」そのもの。 落ち着いた物腰で一度決めた意思は容易く変えず、静かな時間を好み、心を許した相手にはとことん尽くす。 本人が望んでいるかどうかはさて置き、両親の日本贔屓は、彼女の人格形成において多大に影響しているといえる。 ペルソナ2罪ではシナリオの中でアイドルグループ「MUSES」に参加することになるが、その中で「JOKER」という劇中曲も歌う(PS版ではCVの小西寛子が歌っている。PSP版ではアトラスサウンドスタッフが歌っている)。 趣味はクラヴ通いとマニキュアコレクション。 好きな食べ物は納豆。得意料理も和食。 家には「姫」「殿」と名づけられた飼い猫がいる。 また、着物の着付けを特技とし、源氏物語を始めとした古典文学や恋愛小説を好む、大和撫子的な一面も併せ持つ。 因みに、彼女の擁する[[ペルソナ]]のアルカナは、[[岳羽ゆかり]]と同じく「恋愛」。 ギリシャ神話の恋愛を司る神で[[プシュケイ]]の夫・エロスを初期ペルソナとし、最終的には海の泡より生まれたローマ神話の愛と美の女神・ヴィーナスをペルソナとする。 ※余談になるが、彼女の後期ペルソナ・ヴィーナスは、[[真田明彦]]の覚醒後のペルソナ・[[カエサル]]の祖神として―ここでは軍神として―崇拝されている、という一面を持っている。 **「ペルソナ3」との接点 P3において、5月4日のテレビに登場するレポーターの[[トリッシュ]]が「ブロンドヘアーが眩しすぎる、元アイドルの二十代の女性」として、彼女らしき人物にインタビューしている様子が見られる。 ---- **リサ・シルバーマン・ネタ/考察 -「三度、同じ男に惚れた(そして三度とも悲恋に終わった)女」として、度々話題の種になる。 -白人であるが故の疎外について 地味に時代の世相を反映したネタかもしれないのが、こちら。 特に、リメイク版等で初めてペルソナ2に触れたような世代には、全く理解できない訳ではないが、今一つ共感しにくいという人もいるのではないだろうか。 21世紀になって20年弱が経つ現在では、海外出身の有名人の日本への帰化、帰化二世・三世のタレント、年々増える外国人観光客などが身近になり、また田舎の高校でもハーフやクォーターの生徒が2~3人はいるのが珍しくなくなっているなど、「所謂『日本人離れ』した容姿」に対するハードルは、ペルソナ2当時よりグッと低くなっている。 しかし、20世紀末は、その「所謂『日本人離れ』した容姿」というのは、それぐらい先入観と偏見の目を以って見られる時代性だったのである。(もっとも、現在でも完全に払拭された訳ではない) ちなみに、現在の教育現場では、人種(容姿)より民族(価値観)の違い、つまりは思想文化の違う帰国子女等の、日本の学校への順応に関する対策の方が、課題となっているとか。 -[[旧作のペルソナ使いについて]]