いざなぎ

公式

テレビの世界にてシャドウと相対した際、主人公に覚醒した最初のペルソナ。

双眸を見開き、今こそ発せよ!』の声と共に、主人公の心の海より顕れる。
が、実はこれ以前にも「テレビに入る能力」を得た直後の夢の中で、主人公が使用している。
完全に覚醒していない、もしくは霧が濃くてよく見えない所為か、その姿は薄ぼんやりとした描写に留まっているが。

その姿は「高下駄を履き、黒い長ランを着込んでいる」ように見えるため、主人公が「番長」呼ばわりされる一因を担っている、と言ってもあながち間違っていない。

アニメ版では多数のペルソナを操りつつメインのペルソナとして使い続け、漫画版ではそもそもペルソナを交換している描写も無く、一貫してイザナギを使い続けている。
『P4D』での担当楽器はベース。

神話

伊邪那岐。
日本神話において国土創生を為したと伝えられる神世七代(カミノヨナナヨ)の一柱で、その末代。
イザナミとともに日本の国を形作り、数多の神々を産み出した男神。
その名は「いざなう」の男性系、または「功徳」を意味する「いさ」の男性系とされ、「男女が互いに求愛すること」を意味する。

火神ヒノカグツチを産んだ際に大火傷をし、苦悶の果てに亡くなったイザナミに逢いたい一心で黄泉国に足を踏み入れるが、そこで蟲と雷をまとった恐ろしい姿になり果てたイザナミに恐れを為し、黄泉国より逃げ帰り彼女と別れの契りを結ぶ。
その後、「禊」を行った際に産まれたのが、アマテラスツクヨミスサノオ三貴子(みはしらのうずのみこ)である。

非公式

キャラクターデザイン担当の副島氏曰く、モチーフ的には「応援団長」らしい。
黒を基調とした格好いいデザインや、意外と優秀な耐性、実はパラメーターの伸びが良いなどの理由から、あらゆる方法を使ってイザナギを強化し、愛用する者が存在する。
少なくとも、性能的には前作の主人公の初期ペルソナ(オルフェウス)よりかは相当マシである。

因みにイザナギの所持している柄の長いサバイバルナイフのような薙刀は、神話をなぞるなら「天之沼矛(あまのぬぼこ)」である可能性が高い。
いわゆる神器であり、伊邪那美と共に矛でもって沼を「コオロコオロ」とかき回し、そこから多くの神々が生まれたとされる。ペルソナ全書の解説にある「混沌から万象を生み出した」というのはこの事。
ただしこの「矛で沼をかき回す」というエピソードには、伊邪那岐が性行為を勘違いしてやった行為であるという説がある。そのあと鶺鴒(せきれい)のつがいがやってきて交尾を始め、やっと伊邪那岐が勘違いに気づくというものである。
だとしたら、天之沼矛とは男性器を模した(?)ものということになる。
つまり、イザナギが手に持っているのはマーラ様の合体武器である。

また、原典たる西谷史氏の小説「デジタル・デビル・ストーリー」の主人公・中島朱実は、「イザナギが現世に転生した存在」として描かれる。

能力

初期LV1 
ジオ(初期) スラッシュ(初期) ラクカジャ(初期) 
ラクンダ(3) タルカジャ(5)

電撃耐性、疾風弱点、闇無効

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2020年07月26日 02:30