バトルロワイアル - Invented Hell - @ ウィキ

英雄の唄 ー 六章 世界のつづき ー

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kyogokurowa

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...

......

...暗い。真っ暗闇の中だ。

隣に早苗が眠っている。

――――――――
|起こしますか?|
――――――――
――――
|>はい |
|いいえ|
 ―――

返事が無い。気を失っているようだ。

『ビルド』

―――どこからともなく声が聞こえる。

『こっちだビルド』

優しく、懐かしさすら覚える声だ。

―――――――――――――
|声のもとへ向かいますか?|
―――――――――――――
――――
|>はい |
|いいえ|
 ―――




「...よう。来てくれたんだな」


「なんだよ、怒ってるのか?...まあ、当然だよな。こんなことになっちまって、散々迷惑かけちまったし」


「んあ?そんなことはどうでもいい?なんで何にも言わなかったかって?」


「それはお前に迷惑をかけたくなくて...いや、今更取り繕う必要もないか」


「ビルド。俺は怖かったんだ。お前に牢屋に閉じ込められたあの時から...いいや、もっと前からだ」


「強力な兵器を作れるようになってから、効率的に敵を倒していくお前の姿を、それを喜ぶ奴らの姿を見てずっと恐れていた。壊すことしかできない俺はお前に捨てられちまうんじゃないかってな」


「だから牢屋に閉じ込められた時、ついにその時がきたと思った。お前を...信じられなくなった。だから、つい意地になっちまってな。お前から距離を取ることしかできなかった。本当はもっとするべきことがあったのにな」


「強がって、本音を隠して、そのせいでこうして取り返しのつかないところまできちまった。...全部、俺の思い込みだっただけだって、お前はここまで来て証明してくれた。本当にすまなかったな、ビルド」


「...って、おいおい。なんでお前も謝るんだよ。悪いのはお互い様だって?」


「...そうか。それもそうだな。俺にもお前にも悪いところがあった。それがお互い様ってやつだよな。ハハッ、こんな簡単なことに気づくのになんでこんなに遠回りしてるんだろうな、俺たち」


「ハハッ、アハハハハハッ、ハァー...だいぶスッキリしてきたぜ」



「......」

「なあ、ビルド。前に浜辺でルルとパーティをしたよな。...ああ、あいつがモモガイケーキを作ってくれた時のやつだ」

「あの時、俺とした約束覚えてるか?」

......

――――
| はい |
|>いいえ|
 ―――

「嘘つくなよ。顔に出てるぜ...覚えててくれたんだよな」

「ビルド。俺は幸せモノだ。あんなのになっても、ここまで手を尽くしてくれる友達がいるんだからな」

「だが、ケジメってやつはつけなきゃいけないんだ」

「破壊神は俺だ。別モノだって切り離すのは駄目だ。マリアを、首無しを殺して、お前を助けてくれた奴らを傷つけたのは俺なんだ」

「ビルド。ものづくりってやつは壊れたモノは直せるが死んじまった奴らを戻すことはできない...そうだろ?」

「だから頼む。あの時の約束を果たしてくれ」


――――
|>はい |
|いいえ|
 ―――

......

――――
| はい |
|>いいえ|
 ―――

「...ハハッ。こういう時、怒らなきゃいけないんだろうが...無理だな。どうしても嬉しくなっちまう」

「でもわかってるだろ?このままだとお前も、あいつらも死んじまう。そいつは駄目だ。お前を信じて送ってくれた奴らを見捨てちゃ駄目だ」

「こうやって話せるのも神様がくれた奇跡みたいなもんなんだ。頼む。これ以上、俺にお前の大切なものを壊させないでくれ」


......

――――
|>はい |
|いいえ|
 ―――

......

――――
| はい |
|>いいえ|
 ―――

......!!

――――
|>はい |
|いいえ|
 ―――

「...ありがとな、ビルド。止めてくれるのがお前で良かった」

「さあ、思い切りやってくれ!ド派手に、俺らしくな!」


――――――――――
|首輪を壊しますか?|
――――――――――

――――
|>はい |
|いいえ|
 ―――

――――――――――
|本当に壊しますか?|
――――――――――

――――
|>はい |
|いいえ|
 ―――








『首輪に強い衝撃が加わりました。違反行為として起爆します』



「さあいけビルド!あいつらが、ルルが、しろじいやチャコ達がお前を待っている!お前の創り出す世界のつづきにみんなが期待してるんだ!」

「あいつらも、俺も、お前を信じている!だから―――」

「またな、相棒」


世界の終わりが近づいている。

破壊神は口腔にドリルを突き刺したまま沈黙し動かないが、ブラックホールは止まらない。

エリアにして一マス分の猶予のあったスペースはもはや直径何十メートルにまで迫っている。

影より生まれし骸骨兵たちはそこに辿り着くまでに呑まれ塵と化した。

「うおおおお、あのブラックホール急に早くなりやがって!ふんばれセルティの馬!」

『ヒヒィーン!!』

弁慶の檄に応えるように、コシュタ・バワーは鳴き声を高らかにあげる。

いまの彼女が象っているのは馬車ではなく、速さのみを追求した本物の馬。
馬車では迫る引力に逆らえず、この形態でもなお彼女は引っ張られ速度も大幅に低下していた。
しかもそれだけではない。
引力により乗り心地は最悪になり、もはや暴れ馬の様相を為している。
手綱を握っている弁慶はまだしも、その後ろの久美子は振り落とされないように死に物狂いで弁慶にしがみついていた。

「う、腕千切れ...もぅ無理...!」
「振り落とされんなぁ!頑張れ久美子ちゃん!」

部活での体力トレーニングなど比較にならないほどに腕に、身体に負荷がかかり、激しい眩暈が彼女を襲う。
もともと運動が得意ではない彼女にはあまりにも酷な負担だった。

それでも。
死にたくないから必死にもがく。文字通り、気力だけで死に物狂いでしがみつく。

―――そんな隙だらけの獲物を彼は逃がさない。

『バァ!』

突如、コシュタ・バワーの目の前に追うの影が瞬間移動してくる。

「ちっ、こんな時にも...しつけえんだよ、てめえは!」

装甲車を作っている時にも何度かちょっかいをかけてきた。
だから、突然現れたソレにもさして驚かず、弁慶は片手を放して迎撃に移る。

だがこの不安定な体勢の中放つ拳では当たらず、空ぶった隙を突き王の影は久美子のもとに滑り込み、その身体を抱え込む。

まるで、生前の『王』の欲望を満たすかのように、弁慶への当てつけに久美子を奪おうとしているようだ。

「いや...!」

久美子に纏わりついてくる王の手が、久美子の指を剥がそうとするのを全力で拒絶する。
ここで放せば弁慶だけは生き残れるだろう。
それでも。彼女は自分の生を捨てられなかった。自己を犠牲にすることなんてできなかった。

「助けて...」

思わずその言葉が漏れる。
そんなものありえないのに。自分がそんなことを言う資格なんてないのに。

「助けてセルティさん!」

この会場で初めて手を差し伸べてくれた『彼女』の名前を、叫ばずにはいられなかった。

けれど。

直後、久美子に纏わりついていた王の腕が消え、代わりに弁慶のもとへと押し戻すように背中を押され元の位置に戻された。

「え...?」

思わず振り返る。
その先で、久美子だけでなく弁慶も呆然としてしまう。

王の影は、その両手足を別の影で縛られ、ブラックホールに吸い込まれていく。
その影の出所に立つのは、首無しライダーの影。

「セルティ?」
「セルティさん...?」


ソレはただの姿かたちを象った偽物のはずだ。
だが。

ソレは王の影と共にブラックホールに呑まれる寸前、確かにその右手を挙げ。
弁慶を。久美子を。そして、彼女の愛馬であったコシュタ・バワーに向けて送っていた。
サムズアップ。
言葉を発せない彼女の、精いっぱいのエールを。

その姿が飲み込まれ消え失せても彼らは涙を流さなかった。
ただ、『ありがとう』と彼女の名と共に抱いて前を見据えた。

そして。

【グオオオオオオオオオオオ!!!】


破壊神の叫びが響き渡った。


破壊神の叫びが大気を揺らす。

「そんな...!」

その声量と圧力にアリアと志乃は絶望し身を震わせる。

あそこまでやって駄目なのか。

あかりちゃんの愛ですら足りなければもはやどうすることもできない、と。

「いや...」

一方で。隼人とマロロは焦燥も恐怖も抱いていなかった。
傷だらけの身体で、疲れ切った身体で目を細め破壊神の姿を見届ける。

彼の姿は今までに見てきた巨大な獣が息絶える時の最期の咆哮に似ている。
条件反射的に暴れ、己の命にしがみつくその様に。

そして彼らの見立て通りに。

その身体は倒れ伏し、相貌からは生の光が消えていく。

ブラックホールは収束していき、周囲を包んでいた暗黒の空も消えていく。

空は明るみを取り戻し、学校や地面の破壊痕だけを残しもとの景色へと瞬く間に戻る。

「これにて、終幕でおじゃる」

マロロの言葉を皮切りに、破壊神の、そしてウィツアルネミテアの抜け殻から淡い光が漏れ始め、次第に空気に溶けていく。

それはまさに神話の終幕の光景。

伝説の終わりを迎える人間たちを祝福するような、神秘的なきらめきが周囲を彩る。

破壊神の身体が消えていく中、歩く影が一つ。

「やったか...ビルド」

早苗を背負ったビルドが、破壊神の中より生還した。

「やったんだな、ボウズ!」

ようやく隼人達のもとに辿り着いた弁慶は、破壊神打倒を成し遂げた事実に破顔し、その喜色は周囲にも伝染していく。

「......」

喜びが満ちていくその光景とは裏腹に、ビルドは俯き普段の笑顔も見せることは無い。

当然だ。

彼らはあくまでも己の生還と破壊神の打倒の為に協力してくれた者たちだ。

中にはシドーから被害を被った者たちもいる。

だから、彼らに対して怒りを覚えることはないし、むしろここまで協力してくれたことには感謝している。

ただ、それでも喜べるはずもない。

みんなの命を助けるため、他ならぬシドー自身に頼まれたことだから。

ああするしかなかった。

...そんな理由は今の彼には慰めにもならない。

例え造られた世界かもしれなくとも、相棒の命をこの手で奪ったようなものなのだから。

それでも、彼が歩けているのは使命を背負い強がっているからにすぎない。

この戦いは終わった。しかしまだ大本は残っている。まだ何も解決はしていない。

自分は、その道を切り開くためのビルダーだ。

不安な顔をしてはいけない。常にみんなの前に立たなくてはいけない。

強がりでも、進み続けなければ導けない。

『あいつらも、俺も、お前を信じている』

相棒に託された誓いを心臓にして、少年は一歩一歩を踏みしめる。

いつかまた、同じ夢の話をするために。

ぐらり。

脚から力が抜け、前のめりに倒れ込んでいく。

駄目だ。ここで寝ちゃいけない。

まだ、勝利の旗を立てていない。

その意地を赦すかのように、ふわりと身体が優しく支えられる。

力を抜いていい、意地ばかり張らなくてもいいと伝えてくれるような優しい腕の感触と温かさに、ビルドの顔がくしゃりと歪む。

胸の中心が熱くなっていく。

そして、本当の救世主(ビルダー)となる前に、彼の頬に涙が伝うのだった。

【十六夜咲夜@東方Projectシリーズ】
[状態]:体力消耗(絶大)、全身火傷及び切り傷、全身にダメージ(大)
済み)、腹部打撲(処置済み)
[服装]:いつものメイド服(所々が焦げている)
[装備]:咲夜のナイフ@東方Projectシリーズ(2/3ほど消費)、懐中時計@東方Projectシリーズ
[道具]:基本支給品一式、不明支給品1つ
[思考]
基本:早くお嬢様の元へ帰る、場合によっては邪魔者は殺害
0:場が落ち着いたら改めて周辺を探索しつつ、大いなる父の遺跡に向かう
1:今後のことを見据え、遭遇する参加者については殺せる機会があれば殺すが、あまり無茶はしない...少なくとも、この場でこの状況で戦うのは無理だろう。
2:取り逃がした獲物(カタリナ、琵琶坂)は次出会えば必ず仕留める
3:博麗の巫女は今後のことを考えて無力化する
4:マロロに関しては協力する素振りをしながらも探る。最悪約束を反故するようであれば殺す
5:余裕があれば完全版チケットとやらも探す。
[備考]
※紅霧異変前からの参戦です
※所持ナイフの最大本数は後続の書き手におまかせします
※オスカー達と情報交換を行いました
※『ジョジョ』世界の情報を把握しました。ドッピオの顔も知りましたが、ディアボロとの関係は完全には分かっておりません。
※映画を通じて、『響け!ユーフォニアム』世界の情報を把握しました。映画で上映されたものは久美子たちが1年生だった頃の内容となり、『リズと青い鳥』時系列の出来事等については、把握しておりません。


【マロロ@うたわれるもの 二人の白皇】
[状態]:オシュトルへの強い憎悪、精神的疲労(大)、疲労(絶大、しばらく術を使う余裕もない)、全身にダメージ(絶大)、出血(大)
[服装]:いつもの服装
[装備]:
[道具]:基本支給品一式、不明支給品3つ
[思考]
基本:オシュトルとその仲間たちは殺す...が、仲間たちがオシュトルに騙されている場合はその限りではない。
0:場が落ち着いたら改めて周辺を探索しつつ、大いなる父の遺跡に向かう
1:ヴライには最大限の警戒を
2:十六夜咲夜はいい具合に利用させてもらう。まあ最低限約束(博麗の巫女の無力化の手伝い)には付き合う
3:あの姫殿下が本物……?そんなことはあり得ないでおじゃる
4:間宮あかりとその一行を警戒
5:オシュトルを殺すまでクオンと同盟を組む。できれば戦い合うことはしたくない。
[備考]
※少なくともオシュトルと敵対した後からの参戦です
※オスカー達と情報交換を行いました
※鈴仙をシャクコポル族のヒトと認識しております
※『ジョジョ』世界の情報を把握しました。ドッピオの顔も知りましたが、ディアボロとの関係は完全に分かっておりません。
※映画を通じて、『響け!ユーフォニアム』世界の情報を把握しました。映画で上映されたものは久美子たちが1年生だった頃の内容となり、『リズと青い鳥』時系列の出来事等については、把握しておりません。
※クオンと情報交換をして、『いまのオシュトルの側についている旧友たちは皆騙されている』という結論を出しました。


【神隼人@新ゲッターロボ】
[状態]:疲労(絶大)、全身にダメージ(絶大)、出血(大)、カタルシス・エフェクト発現(現在は疲労困憊のため使用不可能)
[服装]:普段着
[装備]:ミスタの拳銃@ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風、ミスタの拳銃(ビルドの作った模造品)
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0~2、浜面仕上の首輪、錆兎の首輪
[思考]
基本方針:首輪を外して主催を潰し帰還する。
1:場が落ち着いたら改めて早乙女研究所に向かう。
2:ビルドのものつくりの能力を利用し有利に立ち回る。現状、殺し合いに乗るつもりはない。
3:主催との対決を見据え、やはり首輪のサンプルはもっと欲しい。狙うのは殺し合いに乗った者、戦力にならない一般人(優先度は低い)。
4:竜馬と合流できるに越したことはないが、まあ放っておいても死なんだろう。

※少なくとも平安時代に飛ばされた後からの参戦です
※幻想郷の大まかな概要を聞きました。
※『今の自分が本物ではない』という琴子の考察を聞きました。
※夾竹桃・ビルド・琴子・リュージ・アリアと共に【鬼滅の刃、虚構推理、緋弾のアリア、ドラゴンクエストビルダーズ2、新ゲッターロボ、ダーウィンズゲーム、東方Project、とある魔術の禁書目録、スタンド能力、うたわれるもの、Caligula】の世界観について大まかな情報を共有しました。
※カタルシス・エフェクトに目覚めました。武器はドリルです。





【クオン@うたわれるもの 二人の白皇】
[状態]:全身にダメージ(絶大)、疲労(絶大)、出血(絶大)、精神的疲労(絶大)、オシュトルへの怒り、気絶、ウィツアルネミテアの力の消失
[服装]:皇女服
[装備]:
[道具]:基本支給品一色、薬用の葉っぱ@オリジナル、不明支給品0~2
[思考]
基本:殺し合いに乗るつもりはない。皆と共に脱出を。
0:(気絶中)
1:オシュトルはやっぱり許せない。
2:アンジュとミカヅチを失ったことによる喪失感
3:着替えが欲しいかな……。
4:オシュトル……やっぱり何発か殴らないと気が済まないかな
5:優勝……ハクを蘇らせることも出来るのかな……ううん、馬鹿なこと考えちゃ駄目!
6:オシュトルを止めるまでマロロと同盟を組む。できれば戦い合うことはしたくない。
[備考]
※ 参戦時期は皇女としてエンナカムイに乗りこみ、ヤマトに対しての宣戦布告後オシュトルに対して激昂した直後からとなります。オシュトルの正体には気付いておりません。
※マロロと情報交換をして、『いまのオシュトルはハクを守れなかったのではなく保身の為に見捨てた』という結論を出しました。
※ウィツアルネミテアの力はほぼ消滅しました。『現状』は神の力を使えません(今後次第では復活するかもわかりません)



【ビルド(ビルダーズ主人公、性別:男)@ドラゴンクエストビルダーズ2】
[状態]:疲労(絶大)、精神的疲労(極大)、出血(絶大)、心臓損傷、全身にダメージ(極大)、悲しみ(絶大)
[服装]:普段着
[装備]:ビルダーハンマー@ドラゴンクエストビルダーズ2、大砲(半壊、素材を集めて修理すれば使えるかも?)
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0~2、あぶないカビ 大量の鉄のブロック@ドラゴンクエストビルダーズ2、大量の爆薬@鬼滅の刃、大砲の設計図@製作、折れたサイコロステーキ先輩の日輪刀@鬼滅の刃
[思考]
基本方針: ゲームからの脱出。殺し合いをしない。
0:あれ?
1:場が落ち着いたら改めて早乙女研究所に向かう。
2:シドー...
※幻想郷の大まかな概要を聞きました。
※『今の自分が本物ではない』という琴子の考察を聞きました。
※夾竹桃・隼人・琴子・リュージ・アリアと共に【鬼滅の刃、虚構推理、緋弾のアリア、ドラゴンクエストビルダーズ2、新ゲッターロボ、ダーウィンズゲーム、東方Project、とある魔術の禁書目録、スタンド能力、うたわれるもの、Caligula】の世界観について大まかな情報を共有しました。
※まぼろしの作業台、まぼろしの装甲車、状態表名簿は消滅しました。


【アリア@Caligula Overdose -カリギュラ オーバードーズ-】
[状態]:疲労(絶大、フロアージャックはしばらく使用不可)
[思考]
基本:μを止める、だけど……
0:場が落ち着いたら改めて早乙女研究所に向かう。
1:帰宅部の仲間との合流
[備考]
※参戦時期は少なくてもシャドウナイフ編以降。琵琶坂生存ルートです。詳しい時期はお任せします。
※『今の自分が本物ではない』という琴子の考察を聞きました。
※夾竹桃・隼人・ビルド・琴子・リュージと共に【鬼滅の刃、虚構推理、緋弾のアリア、ドラゴンクエストビルダーズ2、新ゲッターロボ、ダーウィンズゲーム、東方Project、とある魔術の禁書目録、スタンド能力、うたわれるもの、Caligula】の世界観について大まかな情報を共有しました。
※フロアージャックはしばらく使えません

【佐々木志乃@緋弾のアリアAA】
[状態]:全身にダメージ(絶大)、疲労(絶大)、出血(絶大)、焦燥、罪歌による精神汚染(あかりちゃん摂取で克・服♡)、人外に対する嫌悪
[服装]:制服、全身に湿り濡れたあかりちゃんグッズを張り付けている。
[装備]:罪歌@デュラララ!!、あかりちゃんボックス@緋弾のアリアAA(大量に消費)
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0~1
[思考]
基本方針:あかりちゃんと共に生きる。その為にあかりちゃんに危害を加えそうな人外の参加者は予め排除していく。
0:さすがに疲れたので今は休みたい。話はそれから。
1:所謂人外の参加者を見つけたら、あかりちゃんを護るため排除
2:あかりちゃんとの合流。あかりちゃんを愛でる。
3:アリアや高千穂以上に武貞として活躍しあかりちゃんに愛される。
4:平和島静雄...最強...?どうでもいい。一般人なら保護すればいいだけでしょう。あかりちゃんと×××する。
5:あかりちゃん愛してる。
6:ジオルドについては徹底的に利用するつもりだが、支配が完全に解けてしまった場合は排除する
7:テレビ局にいた二人組(臨也とStork)は見つけ次第、斬る
8:人外の参加者(九郎、ムネチカ)と、殺し合い乗っている参加者(ウィキッド)を警戒。
※参戦時期は高千穂リゾートへ遊びに行った後です。
※罪歌の愛を侵食しあかりちゃんに変換しました。
※罪歌の影響で気分が高揚していますが、あかりを斬るつもりは一切ありません。
※テレビを通じて、自身のあかりちゃん行為の映像を見ました。
※洗脳したジオルドより、彼が会場内で見聞きした情報、知り合いの情報を得ました。
※焦燥状態により、罪歌の精神汚染を多少受けており、所謂人外に対する敵愾心が増幅しておりましたがあかりちゃん成分で完全に塗りつぶしました。

【ジオルド・スティアート@乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…】
[状態]:疲労(大)、顔面打撲(中)、右肩に銃痕、全身打痕(大)、出血(中)
[服装]:いつもの服装
[装備]: 峯沢維弦のレイピア@Caligula Overdose
[道具]:基本支給品一色、双眼鏡@デュラララ!、無人駆動鎧のリモコン@とある魔術の禁書目録、どくばり@ドラゴンクエスト ビルダーズ2、不明支給品0~1、魔理沙の支給品0~1
[思考]
基本:優勝して、あの日常を取り戻す。
0:今しかない。
1:ウィキッドを嫌悪。
2:白い少年(累)とその同伴者(チョコラータ)は警戒
3:僕はカタリナのために……
4:キース……マリア……
[備考]
※ カタリナがシリウスの闇魔法によって昏倒していた時期からの参戦となります。
※ 新羅、九郎と知り合いについての情報交換を行いました。但し九郎は、自身や琴子の能力については明かしておりません。
※ ウィキッドと情報交換をして、カリギュラ勢と王についての情報を把握しました。
但し、ジオルドは他のはめふら勢のことはウィキッドに伝えておりません。
※ 罪歌の洗脳は解けています。


【武蔵坊弁慶@新ゲッターロボ】
[状態]:全身にダメージ(絶大)、疲労(絶大)、出血(大)、精神的疲労(大)
[服装]:修行僧の服
[装備]:
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3。自販機から得た飲み物(たくさん)
[思考]
基本方針: 殺し合いを止める。
0:さすがに疲れたので今は休みたい。話はそれから。
1:岸谷新羅にセルティを届ける。
2:竜馬を探す。
3:早乙女研究所のシミュレータとやらも気になるが、今は後回し
※少なくとも晴明を知っている時期からの参戦。
※ロクロウと情報交換を行いました


【黄前久美子@響け!ユーフォニアム】
[状態]:全身にダメージ(大)、疲労(絶大)、精神的疲労(絶大)、右耳裂傷(小)、自己嫌悪
[服装]:学生服
[装備]:
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0~2、デモンズバッシュ@テイルズオブベルセリア、セルティ・ストゥルルソンの遺体。
[思考]
基本方針: 殺し合いなんてしたくない。
0:さすがに疲れたので今は休みたい。話はそれから。...みぞれ先輩、大丈夫だよね?そうだと言ってほしい。
1:麗奈と合流する。
2:岸谷新羅さんに、セルティさんを届ける
3:ロクロウさんとあの子(シドー)を許すことはできない
4:あすか先輩...希美先輩...セルティさん…
※少なくとも自分がユーフォニアムを好きだと自覚した後からの参戦
※夢の内容はほとんど覚えていませんが、漠然と麗奈達がいなくなる恐怖心に駆られています
※ロクロウと情報交換を行いました


【鎧塚みぞれ@響け!ユーフォニアム】
[状態]:一部分が銀髪化、瀕死、罪歌による洗脳状態、左腕喪失
[服装]:制服姿
[装備]:
[道具]:基本支給品一式、カーラーン金貨@テイルズオブベルセリア、ジークフリード@テイルズオブベルセリア、コシュタ・バワー@デュラララ!!
[思考]
基本:母さん(志乃)と共に殺し合いを終える
0:今度は、逃げなかったよ
1:出来れば殺したくない
2:琵琶坂の事は―――
3:鬼舞辻無惨に最大限の警戒
[備考]
※『リズと青い鳥』、新山先生の指導後からの参戦です
※ 魔力に目覚めました。氷の剣は自分の意志で構成又は消滅が可能です
※ 後遺症で髪の一部分が銀髪化しました
※『はめふら』世界とその登場人物に対する知識を得ました
※罪歌により『なにがなんでも守り抜け』という命令を下されています。


【東風谷早苗@東方Project】
[状態]:霊夢に会えたことの安心感と同時に不安、全身にダメージ(大)、疲労(絶大)、精神的疲労(絶大)、臓器損傷、気絶
[服装]:いつもの服装
[装備]:早苗のお祓い棒@東方Project
[道具]:基本支給品一色、不明支給品0~1、早苗の手紙
[思考]
基本:殺し合いには乗らない。この『異変』を止める
1:気絶中
2:豹変したドッピオに驚き。何か隠してるんじゃ…… 
3:幻想郷の知り合いをはじめ、殺し合い脱出のための仲間を探す
4:ゲッターロボ、非常に堪能いたしました。
5:ロクロウとオシュトルに不信感。兄弟で殺し合いなんて……
6:シミュレータにちょっぴり心残り。でも死ぬリスクを背負ってまでは...
7:魔理沙さん、妖夢さん……。
[備考]
※ 参戦時期は少なくとも東方風神録以降となります。
※ヴァイオレットに諏訪子と神奈子宛の手紙を代筆してもらいました。
※オシュトルからうたわれ世界の成り立ちについて、聞かされました。 
※霊夢、カナメ、竜馬と情報交換してます。



ジクジクと胸が痛みだす。

刺された、と認識したのは、涙が出てから少し経過した後だった。

信じられぬものを見たかのような表情で、ビルドは顔を上げる。

喉元から血がこみ上げてくる。

背中の早苗を巻き添えに、己の胸を貫いた剣の使い手を、ただ茫然と眺める。

わからない。なにもわからない。
なぜ、いま、自分がこうなっているのか。

ビルドは、その名を、震える声で口にする。




―――世は時として乱れ血が流れる。

強大な力に敗れ、虐げられる時代を変える為に立ち上がる者は勇者と呼ばれ。

己が欲と私情に惑わされず、巨悪を討伐し、歴史を作りあげた者を英雄と崇め奉る。

だが忘れることなかれ。

その裏では数多の感情が蠢き、己が望みが芽吹くのを待っている。

英雄が墜ちる時、いつも傍にあるのは





「ジオ、ルド?」





歪んだ『人』の想いである。


前話 次話
英雄の唄 ー Ⅴ章 STAMPEDE ー 投下順 英雄の唄 ー 七章 Battle Royale ー

前話 キャラクター 次話
英雄の唄 ー Ⅴ章 STAMPEDE ー 神隼人 英雄の唄 ー 七章 Battle Royale ー
英雄の唄 ー Ⅴ章 STAMPEDE ー ビルド 英雄の唄 ー 七章 Battle Royale ー
英雄の唄 ー Ⅴ章 STAMPEDE ー クオン 英雄の唄 ー 七章 Battle Royale ー
英雄の唄 ー Ⅴ章 STAMPEDE ー シドー 英雄の唄 ー 七章 Battle Royale ー
英雄の唄 ー Ⅴ章 STAMPEDE ー 武蔵坊弁慶 英雄の唄 ー 七章 Battle Royale ー
英雄の唄 ー Ⅴ章 STAMPEDE ー 黄前久美子 英雄の唄 ー 七章 Battle Royale ー
英雄の唄 ー Ⅴ章 STAMPEDE ー 鎧塚みぞれ 英雄の唄 ー 七章 Battle Royale ー
英雄の唄 ー Ⅴ章 STAMPEDE ー ジオルド・スティアート 英雄の唄 ー 七章 Battle Royale ー
英雄の唄 ー Ⅴ章 STAMPEDE ー 佐々木志乃 英雄の唄 ー 七章 Battle Royale ー
英雄の唄 ー Ⅴ章 STAMPEDE ー マロロ 英雄の唄 ー 七章 Battle Royale ー
英雄の唄 ー Ⅴ章 STAMPEDE ー 十六夜咲夜 英雄の唄 ー 七章 Battle Royale ー
英雄の唄 ー Ⅴ章 STAMPEDE ー 東風谷早苗 英雄の唄 ー 七章 Battle Royale ー
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