混ぜ物

【名前】	混ぜ物
【読み方】	まぜもの
【分類】	魔物
【備考】	謎の生物？

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用語 魔物

【詳細】

黒いモヤのような魔物。
魔力の集合体、ゴーレムのようなものという意見もある。
ただし自律こそできてるものの、自己保存本能しか持っていないため会話は不可能。

生きている者を吸収し、その力を取り込む性質を持つ。
火の魔法を使う者を吸収すれば火の魔法を使い、鉄を砕くパワーを持つ者を吸収すれば鉄を砕く。十人吸収すれば十人分の力を持つ。
つまり長く生きるほど強くなるやっかいな存在なのである。

ガス状の身体なため、物理攻撃は全く効かない。
かといって、魔法みたいなエネルギー攻撃も並大抵のものでは通用しないもよう。
このため人類（魔族も含む）には対抗する手段が無く、これまで確認された混ぜ物は全てドラゴンがブレスで消滅させている。
軍隊でも対抗不能なので、住民の暴走を招かないよう口外禁止処置が取られている。

歴史上、5体が確認ずみ。
四体目は四百年前の魔王国に現れた。
その時、上記のように対抗手段がないため二十三の街と村を放棄し、広大な畑を失ったとされる。
　（後々まで土地に影響があったことから、猛毒持ちの魔獣を取り込んでいたものと考えられる）

五体目は学園の北の森でゴール、ブロン、シールの前に現れた。
しかし、ウォーベアを吸収したところでザブトンの子供のフォーオが現れ、混ぜ物を吸い込んで食べてしまった。

第407話「冬もそろそろ終わりに近付いて」でのルーの説明によると、ある種の魔道具で誘導する事はできるらしい。

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