【名前】 |
ゴーレム |
【読み方】 |
ごーれむ |
【分類】 |
魔法生成物、魔道具 |
【呼ばれ方】 |
名前のまま |
【主な使用者】 |
【ティア】【ティゼル】 |
【備考】 |
なし |
- ページの登録タグ:
- ゴーレム 魔道具
【詳細】
ゴーレムとは、魔力で動く土や石などで作られた物のことを指す。人型が主流だが、そうでないゴーレムも存在する。
そんなゴーレムを生成し、使役するのには大きく二つの種類がある。瞬間的に作り出すタイプと、事前に組み立てるタイプの2種類。
ティアとティゼルの生成するゴーレムはこちらのタイプ。
メリットは、運用と収納に優れていること。
必要な場所で役目に応じて形を変えて作り出し、役目を終えたら消せばいいのだから、たしかに便利。
そして、術者の技量があればあるだけ、複雑な命令も実行可能となる。
デメリットは魔法の技術的にかなり難しいことと、大量の魔力を必要とすることと、(基本的に)地面に足をつけていないといけないこと。なので、
あまり使い手がいない。
ティアとティゼルは希少な存在なのである。
もっと言えば、
何十体も同時使役が可能なティアはもっと希少な存在である。
メリットは、魔力消費がかなり抑えられること。
デメリットは、必要な場所にまで運ばなければならないのでとても面倒。ゴーレムは総じて重いので、なおさら。
また、事前に用途を想定して組み立てているので、想定外には弱い。
あと、複雑な行動をさせにくい。シンプルなことをさせるのが限界である。穴を掘るとか、岩を砕くなど。荷物を運べというのは、ぎりぎりらしい。
それなりに弱点が多いけれど、世の中に存在するゴーレムの大半は事前に組み立てるタイプ。
主な使われ方としては、防衛戦力。
指定の空間に侵入してきた者を排除する装置として、ゴーレムはよく使われているらしい。
しかし、
大樹の村では、事前に組み立てるタイプなのに複雑な行動をする自立ゴーレムを作成してしまった。
解決方法は
死の森の
兎や
猪、
蛇や
熊の
魔石をふんだんに使ったこと。
もちろん魔石が好物の
クロたちはこれに抗議した。
補足しておくと、
死の森の魔物の魔石は1個で最低でも金貨数十枚=日本円換算で数十億円もする。それを60個とか70個とか使うのである。
金銭感覚がおかしい…
山エルフが「足が多い方が安定する」と荷物運搬用に
牛型モデルを作成。翌日、背中が平らで荷物を積みやすい6本足の昆虫型モデルを作成、さらに翌日に糸を吐く装置を装備した8本足の
ザブトン型を作ったが、
レッドアーマーと
ホワイトアーマーによって瞬殺された。牛型も初日に牛たちに破壊されていた。アイデンティティを脅かしてはいけないと学んだ村長と
山エルフ。
以降、ゴーレムの足の数は二本か六本、もしくは十本以上と定められた。
最終更新:2025年02月18日 12:42