ダルフォン商会

【用語名】 ダルフォン商会
【読み方】 だるふぉんしょうかい
【分類】 用語/商会
【備考】 【魔王国最大の商会】
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【詳細】

ガルガルド魔王国一番の商会。

誕生と同時に商会のトップに上り詰めたとされ、成立は200年ほど前に遡るというそれなりに歴史のある組織。
もっとも、見た目と実年齢が合わないこの世界のキャラを見ていると、200年でもそんなに時間経っていない気もするがそれは置いておこう。
普通にそれくらいから生きているキャラが多すぎる。

かつてダンジョンイモだけがかかる疫病が世界中で蔓延した際、世界規模で発生した食糧難を乗り切るため、当時の魔王が命令を下して23の商会が連合を組んだことで誕生した。
そりゃそれぞれ規模が異なるだろうが23も合体すれば誕生と同時にトップになろう。むしろじゃないほうがおかしい。

それ以後、魔王国の食糧生産、価格調整を司る組織として魔王国でも一定のポジションとして扱われてきた。
作中時間より23年前に起こったフェアリー小麦の大不作で起きた飢饉を乗り越えたのもこの商会の働きが大きいんだとか。

現在は誕生当時連合を組んだ商会の代表の子孫、後継者で構成される17人の候補者と呼ばれる者達の合議制によって運営されている。
連合を組んだ当時の数と合わない気もするがお察しください。

現時点で名前が判明しているのはリドリー=ベイカーマカギリングマスクンドライゼンルルサの5名。

候補者達による合議制と先にも書いたが、その中から選ばれた1人が代表者として扱われる。現在の代表者はデリンテッド
代表者の任期は5年、連続して代表者にはなれない。また、任期後30年は代表者になれない。
独裁体制が出来ないようになっていてそれが守られてるらしいことから見ても、割と健全な感じはある。

魔王国一番の商会と自他ともに認めるだけあって規模が大きく、情報網も一定のレベル以上はあるが、
近年シャシャートの街に拠点を構えるゴロウン商会大樹の村から生まれる利益を一手に扱うことで急成長し、
今までダルフォン商会が担っていた食糧生産、価格調整が安定してこなくなったという。
そりゃ地球の知識と神器から毎年3回の収穫期で大量の農作物や果物、調味料等が生み出され、その全てが高品質なのだから、ごく一般的な農業で作られる低品質な農作物を圧倒・駆逐してしまうのは仕方がない。
ある意味世界の壁を超えた外来種の侵食とも言える。

困り果てた現在の代表者であるデリンテッドは自らゴロウン商会に出向くことになり「価格調整の協力願い」をすることになるのだが…
その間に王都の方ではとある騒ぎが起こり、候補者17人の内の何人かが減る事態に。
さらに大樹の村関係者に弱みを握られたため、以後はすっかりティゼルの子分・手駒扱いになってしまった。

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最終更新:2024年08月31日 13:32