【用語名】 |
三十七人の軍団長 |
【読み方】 |
さんじゅうななにんのぐんだんちょう/れがとぅす・れぎおにす |
【分類】 |
用語 / 役職 |
【備考】 |
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- ページの登録タグ:
- アイギス ヴェルサ=ミラ=トランシルヴァー 妖精女王 魔神
【詳細】
『
三十七人の軍団長』は、かつて
魔神に仕え、共に戦ったとされる存在に冠されていた役職。
初出は、なろう版622話「白歴史」でのヴェルサの自己紹介より。
当時、魔神と三十七人の軍団長たちがどのような存在や勢力と戦っていたのかは不明。
しかし、魔神はとある戦いの前に自身が敗北することを予感していたとヴェルサが語っていることから、
創造神に封印される前に最後の抵抗として一戦交えていたのかもしれない。
尚、敗北することを予感していた魔神は各軍団長に遺言のような命令を残している。
大抵は時間がなかったためか、以下のように簡単な命令だったようだが、
「北の小勢力をまとめろ」
「南の砦を守り、誰にも渡すな」
「西の地に潜伏し、時を待て」
ヴェルサに対しては、
「軍団長であったことを忘れ、自由に生きろ」
と命じている。
この命令がヴェルサの身を案じての言葉なのか、それとも単に彼女を野放しにした方が世界を混沌に陥れることができると考えたからなのかは謎。
現在判明している三十七人の軍団長のメンバーは以下の通り。
妻であるヴェルサが軍団長であったため
ヴァルグライフも軍団長であった可能性はあるが現在のところは不明。
余談
- ヴェルサの話では、昔の戦いで暗黒竜(ギラルの先祖)が味方だったらしいが、話の流れからして三十七人の軍団長のメンバーではない?(なろう版631話「18年目の春」)
- アイギスは卵に還った影響で軍団長時代の記憶を失っているとのこと。大人になって記憶が戻れば国を燃やし尽くす空の王となる────とのことだが、過去の記憶が戻るのは五~六百年後のことらしい。(なろう版632話「コタツと軍団長」)
- ヴェルサは魔神からの遺言によって軍団長であったことは忘れろと命令されているが、本人は『三十七人の軍団長』として魔神や他の軍団長たちと共に戦ったことを大事に想っているようで、今でも軍団長であったことを忘れず、名乗り続けている。
ただし、彼女が軍団長を名乗ることは命令違反となるためか、かつての同僚であるアイギスに出くわしたときは逃げ隠れ(後にアイギスの記憶が無いことを確認して普通に接する)、妖精女王とは何かしらの協定が結ばれた模様。(なろう版631話「18年目の春」、なろう版632話「コタツと軍団長」)
- ヴェルサはザブトンに対して自身が三十七人の軍団長であったことを必死に隠しており、それは大樹の村に滞在する間、彼女のライフワークである例の趣味を封印することを自ら火楽へ進言するほど。
ザブトンは軍団長ではないとのことなので、上述の経緯とは別にザブトンに過去の身分を明かせない秘密がある様子。尋常ではないザブトンへの畏怖と併せて、何かしらの因縁があるらしい。(なろう版631話「18年目の春」、なろう版632話「コタツと軍団長」)- 国生みの儀式によると「蜘蛛の王」の時代があり、ザブトンがヨウコから「蜘蛛の女王」と呼ばれていることから三十七人の軍団長が活動していた時期の世界の統治者がザブトンであった可能性がある。(なろう版278話「ヨウコ」、なろう版416話「古典大好き文官娘衆」)
最終更新:2023年03月20日 02:48