【名前】 |
ヴァルグライフ |
【読み方】 |
ゔぁるぐらいふ |
【分類】 |
亜人(吸血鬼) |
【呼ばれ方】 |
始祖さん、始祖様、シソさん、宗主、宗主様、神官さま |
【備考】 |
【吸血鬼の始祖】【神様ファン】【コーリン教トップ】 【謎の総合司会ヴァルヴァロイ】【ルマニ=ブラン=トランシルヴァー】【転移魔術の使い手】 |
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- コーリン教 ヒト ヴァルグライフ ヴェルサ 亜人 人物 吸血鬼 始祖 男性 神官 転移魔術
【詳細】
様々な宗教の信仰を束ねる
コーリン教のトップであり、
吸血鬼達の始祖。
ルーの祖父。
自称「吸血鬼の始祖として頑張っているナイスガイ」
見た目は若い男性だが非常に長い時間を生きている。長生きのコツは大事なことだけ覚えておいてあとはすっぱり忘れることだと言い、それ用の魔法も開発している。
おかげで今の自身の名前すら忘れかけている。
吸血鬼の始祖、というだけあって魔法の能力は作中でも際立って高い。
転移魔術を軽々と使いこなす上に、空中に立ったりと様々な魔法を扱う。作中では特に
転移魔術を使う。
彼は吸血鬼だが、どうも何かのバグのようなもので生まれた存在らしく、
火楽と似たような経緯で
創造神が「苦労するけどしっかりな(意訳)」と語りかけて誕生したため、猛烈な創造神のファンとなった。
創造神だけではなく他の神様についても詳しく、それらが登場する神話についての知識も豊富。
若々しくも年老いても見える創造神を的確に像に掘り起こす
村長のことは「神様の使い」と認識しており、
彼を神そのものだと思い込む
天使族達と度々口論しては、何やら丁度良い落としどころで話が収まって意気投合する。
ルールーシー=ルーが妊娠、出産したと聞いてなにかの間違いじゃないかと思いつつも
クロ達の警備をすり抜け
大樹の村を訪問。
そこで村長が作った創造神と
農業神の御神体を発見し五体投地で拝んでいるところを住人達に見つかった。
普段は飄々として掴みどころがない、見た目だけならチャラい貴族のようなビジュアルで、本人の性格も肩書に似合わず言動が軽いが、
他ならぬ創造神等の神が絡む話になると敬語になる。
それ以外でも村長と話している時は敬語になったり、砕けた口調になったりと使い分けているので安定しない。
大樹の社の創造神像を欲しがり、新たな像の作成を村長へ依頼。神を売るみたいで嫌だという火楽の意見で贈呈という形で受け取り、火楽の子の誕生祝いという名目で
ピアノを寄贈した。
出来上がったその像は大陸で最も古く権威のある神殿の本殿内、一番良い場所に置かれた。
贈ったピアノはその余りある価値に文官娘衆に恐怖された。
作者を聖人認定しようという話も出たが、同じく創造神に所縁のある火楽に迷惑はかけられないと却下した。
その後も村長が作る新たな〇〇神像などを見かけるたびに欲しがる。モノによっては金や宝石、果てはコーリン教の秘宝を対価にしてまで欲しがる。
村長はテーブル等の家具を造った際に隠し彫りで神の姿を掘る事がままあるので、それすらも欲しがるという。
当人曰く「全てを集めたくなるのが人の悲しい性」らしい。あなた吸血鬼でしょう?
クロ達の警備をすり抜けられる時点でかなりの能力を持っているが、戦闘に関しても
ヨウコと互角の殴り合いを数日繰り広げる等作中でも高いレベルにいると思われる。
なおとある事情からルー、
フローラ、
ティア、
グランマリアの4人に襲いかかられても難なくあしらったりしているため、村の中でも上位の戦闘力を持つ彼女達よりも少なくとも強い。
長い時を過ごしているため竜王たる
ドースやそのライバルの
ギラルとも顔見知り。
現在の魔王である
ガルガルドとは直接の面識は無かったが、本人曰く「肖像画とかで何度も見ているから知り合いだと思っちゃった」ということで突然魔王にフランクに話しかけ驚かれていた。
なお、「身を清める」と言っては温泉に行っているが、本当に清める意味で行っているのか単に入浴好きなのかは不明。
ただ、神に関わることについては極めて真摯であるため、おそらく前者だと思われる。
web版622回にて、
ヴェルサ=ミラ=トランシルヴァーという
悪魔族の妻がいることが判明。海岸のダンジョンの
転移門から繋がる屋敷に隠居していた。
夫としての名前はルマニ=ブラン=トランシルヴァー。自身の名前すら忘れかけていたのだからお察しだろうが妻ヴェルサ共々完全に忘れていた。
最後に記憶をリセットしたのが二百年ほど前なので、最低でもその二百年以上は妻を放置していたことになる。おまけにリセットする記憶は取捨選択が可能。
案の定、完全に忘れられていることに腹を立てたヴェルサに見事な顔面ドロップキックを食らった。
実のところ、彼女に纏わる記憶はうっかりでもなんでもなく意図的に消していた。
彼女の作成した一部の書物(魔獣達の名前を付ける書物以外)は世に放たれようものなら世間の混乱は必至、コーリン教が総力を挙げて取り締まりかねない程の世を蝕む
禁書であった。
その災禍はヴァルグライフにも牙を剥き、彼を通して無辜の人々に被害が波及することを恐れ、妻との縁を切るために泣く泣く
?記憶を封印したのであった…。
旧名のモデルはルーマニア南部のトランシルヴァニア地方のブラン城だと思われる。
ブラン城はかの有名な吸血鬼ドラキュラの居城のモデルであったりと、このキャラとピッタリである。
また、なろう版143話「
アースラットの穴 東側」で「ガヴァル」という別の名前を出している。
これが現在の名前であるヴァルグライフの覚え間違いなのか、ガヴァルという名前も持っているのかは不明
最終更新:2023年03月13日 00:29