創造神

【名前】 創造神
【読み方】 そうぞうしん
【分類】 上神
【呼ばれ方】 創造神、創造神様、お父ちゃん、偉大なる父
【備考】 【世界を創造せし神】
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上神 人物 創造神 時の神 父親 男性 男神

【詳細】

文字通りの創造神。

神話によると「大いなる意思」という存在の意思を受けた創造神は、世界を作るため自分以外に4人の神を作った。
最初に「時の神」を作り、完成度が高く美しかったため妻とする。
そして時の神は「太陽神」、「月神」、「大地神」を産み落とし、月の神は双子だったため夜空にのぼる月は2つあるのだとされている。

そして妻と子供達と協力することで創造神は世界を作り出したという。

その後太陽神は光神炎神を作り、月神達は闇神水神を生み出した。
なお大地神は色々作ろうとしたようだが失敗続きで、だけど捨てずにとっておいたのが人間になったのだとか。
他にも農業神魔神と呼ばれる神がいるのだが、農業神は創造神を「お父ちゃん」と呼ぶのに対し、魔神の方は血縁とは無関係かのような対応であり、創造神の血脈がどこまで神々に広がっているのかは定かではない。

街尾火楽が地球で病死した直後、彼の肉体を蝕んでいた病魔を癒やし、腐敗していた内臓を蘇らせ、
言語に関する初心者パックと、二度と病気にならないための健康な肉体、農業をやりたいという彼の要望に答え農業神から万能農具を与え転移させた。

神が直接関与してはならないというルールが有るので、宗教で崇められる他に基本的に世界に関わることはないのだが、ヴァルグライフ吸血鬼という体質になって苦労するであろうことを彼の夢に現れ告げたといい、それ以後彼は創造神を含めた神々の大ファンになった。
これは創造神にとってもヴァルグライフの誕生は予想外だったのか、火楽のようなうっかりミスが原因なのかは不明。

作中で登場する創造神は、描写を見る限りのんびり農家の異世界を作ったという意味での創造神。
さらなる上位存在もいるようだが、それはこの創造神を生み出した同位体となり、彼の子供達に対する強い権限を持ち合わせている模様。

火楽を転移させる際にかなり強い押しで多くを望まない彼に対して様々な贈り物をしていたが、これは火楽の苦難の人生の原因が、この創造神にあるため。
罪滅ぼしのためいろいろ便宜を図ろうとしたが創造神という立場ゆえむやみに与えられず、火楽に促すという形でしか贈り物ができなかった。

神様で、少なくとも登場する神々の中ではトップクラスの権威を持つが、完璧ではなくいろいろうっかりな一面もある。
火楽が苦難の人生を送る羽目のなったのは、本来苦難によって磨く必要のない魂を創造神が間違って現世に送ってしまったためであり、
散々な人生のはて病死した火楽に対し便宜を図ろうと一生懸命希望を聞いてきたのはその罪滅ぼしのため。

異世界「転生」ではなく、元の肉体のまま「転移」となったのは、転生させてしまうと前世の記憶がまるっと消えてしまうため、
不幸な人生だった彼に、新たな人生を楽しんでもらおうという気持ちからだった。
しかし元々研磨する必要性の薄い魂が、苦難に揉まれた結果輝かんばかりの善人に仕上がっていたためうまく行かず、
結果として言語関連の初心者パック、二度と病気にならない健康な肉体、農業をやりたいという彼に神具をプレゼントという程度に収まった。

…その後もうっかりは続き、「人のあまりいないところ」を転移場所に希望したので死の森のど真ん中に転移させ、
万能農具はレプリカとはいえ神具なので普通の人間が使うと精神が摩耗して即座に死んでしまうということを娘から聞かされ慌てることに。
そもそもの持ち主は創造神なので、もはやうっかりでは済まされない気もする。

せっかく新しい人生を楽しんでもらおうとしたら、すぐに再会する可能性が高くなったため頭を抱えたが、
事前に与えていた健康な肉体が万能農具のデメリットを打ち消し、火楽がクロらとうまく付き合い村を作っていったためひとまず見守ることにしている。
ちなみにこのことが娘の農業神にバレ、書籍版2巻の描き下ろしでは説教された挙げ句、膝蹴りを打ち込まれた。

書籍版描き下ろしでは上記の通り娘に説教&物理されたり、魔神がになったことを娘と共に見ていて偶然とは言え火楽が神の救済を再現したことに感心したりしている。

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最終更新:2023年02月04日 17:50