新生人工言語論

学習効率

最終更新:

lideldmiir

- view
管理者のみ編集可
その言語を覚えるのにかかる労力の大きさ。簡単にいえば、覚えやすさのこと。
人工言語はしばしば文法が体系的で単純なので、自然言語より学習効率が高い。
例えば英語のbe動詞は主語によってam, is, areのように変化するが、アルカではetしかない。この結果、be動詞に関してはアルカのほうが学習効率が高い。

学習効率は文法、音韻、語彙すべてに言える。
学習で最も時間のかかるのは語彙なので、語彙が体系化された言語は効率がとてもよい。
例えばhappyに対するunhappyは、接頭辞un-を付ければいいだけなので、highに対するlowよりも覚えやすい。
このように、接辞を使うなどして語彙を体系化することで、効率を上げることができる。

学習効率と運用効率はしばしば反比例する。使いやすさを求めると、しばしば覚えづらくなる。
unhappyは覚えやすい反面、unが付く分だけ単語が長くなる。highをunhighとすると、lowより長くなる。この結果、書くのも喋るのも面倒になる。
記事メニュー
目安箱バナー