リディア語
最大公約数の語義
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lidia
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日本語では稲と米を区別し、兄と弟を区別する。
その一方英語はcowとoxを区別する。
また、日本語は水とお湯を区別し英語や韓国語は区別しない。
その一方英語はcowとoxを区別する。
また、日本語は水とお湯を区別し英語や韓国語は区別しない。
単語の語義をどのレベルで定義するかは言語により異なる。
国際補助語としては言語のこの性質はあってはならないものである。
日本のエスペランティストはakvoを冷たいものだと思っている一方、アメリカのエスペランティストは温度について不定だと思っている。
これでは誤解を生じる恐れがある。
国際補助語としては言語のこの性質はあってはならないものである。
日本のエスペランティストはakvoを冷たいものだと思っている一方、アメリカのエスペランティストは温度について不定だと思っている。
これでは誤解を生じる恐れがある。
そこでリディア語では最大公約数の語義という概念を採用する。
例えばお湯とwater、牛とcowの公約数を意味素性で表現すると次のようになる。
例えばお湯とwater、牛とcowの公約数を意味素性で表現すると次のようになる。
お湯:+液体 +水 +熱い
water:+液体 +水
最大公約数=水
water:+液体 +水
最大公約数=水
牛:+動物 +牛
cow:+動物 +牛 +雌
最大公約数=牛
cow:+動物 +牛 +雌
最大公約数=牛
複数の言語における単語の基本レベルというのはこのような意味素性の最大公約数のあぶりだしで取得できる。
そしてリディア語の語義はそのような最大公約数を採用している。
そしてリディア語の語義はそのような最大公約数を採用している。