リディア語

文法は多数決を反映

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リディア語では語義が最大公約数的であり、コロケーションが簡素化され、文化が漂白される。
これらはいずれも個別言語が持つ特性をできるだけ無くして均すという点で共通している。

その一方、文法に関しては類型論的な多数決を純粋に採用する。
というのも、文法は上記で述べた項目と異なり、統計的にどの様式が一般的か数値で示すことができるためである。

例えば基本語順についてはSOVが最も多いことが分かっているため、リディア語ではSOVを採用すればよい。
わざわざ「基本語順はSOVかつSVOのいずれでもある」というような処置を施すとかえって喋ったり聞き取ったりするときに煩雑でしかない。
類型論はデータが数値的に出ているので、単に多数決に依存するのが最も合理的である。

リディア語の文法は従って類型論的に最も汎用性の高いものを使用する。
例えば基本語順はSOVであるし、対格言語である。奇をてらって能格言語を採用する必要はないし、OSVを採用する必要もない。
数の力に物言わせればいいのである。なにせ芸術言語でなく国際補助語なのだから。
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